ピアニストべーちゃんのブログ

今年の音はなんだろな

ソロピアノRECを終えて

2009年03月26日 | Weblog
2日間のレコーディング、無事終了しました!
細かいことは抜きにして、今の自分の音を本当に素直に残せたと思っています。

音楽的なことなど感じることはたくさんありますが、
録音を終えた今、率直に思うのは、

「人と一緒に音楽をしたい、アンサンブルがしたい」ということ。

ソロとアンサンブルは性質の違うものです。同じ曲を弾いても絶対に生み出されるものが違う。
ソロピアノは自分が露骨に出ると言います。それは確かにそうです。
ただ他人と演奏するからこそ、気づかなかった自分が出ることがあります。それもまさしく「自分」です。
音楽の場は新たな自己の発見の場所でもあります。

レコーディング前、自己に陥りすぎた部分がありました。
自分という存在は見つめたからと言って、分からないことも多い。
周りに教えられる部分がたくさんあるんだよね!
そう思うといい意味で力が抜けましたね。気負っていないありのままの阿部篤志でいられたと思っています。

とりあえず一段落だ!ホッとしました。
次の仕事にとりかかります。

昨日のブログにも紹介したスタッフの方々を改めて。

エンジニア:小貝俊一さん
昨年末、あるレコーディングで初めてお会いして、その時に声をかけさせていただきました。
この方なら素晴らしい音で録ってもらえるだろう、と。
やっぱり間違いありませんでした。
お人柄も最高で、生意気な言い方かもしれませんが、お兄ちゃんのような存在です。
「ぷっちょ」が大好きなところは僕と同じ(笑)

調律師:辻秀夫さん
言わずと知れた調律師の方です。
いつも辻さんにピアノの、また音楽の奥深さを教えられます。
この度一曲ごとの微調整を行っていただきました。
どれだけストレスなく弾けたことか…。
実は辻さんの笑顔に僕は何度も助けられてるんです!いつも僕のキャラに笑ってくれています(笑)
ただの「職人さん」ではない人間的魅力の深い辻さん、だからイイんです!

アシスタント:増川悦男さん
実はこの1ヶ月、一番顔を合わせている方。
スタジオに常設されていない備品を、このレコーディングに合わせてさりげなく購入してくださったり。
とても優しさ溢れる方で、増川さんのその空気感のお陰で、今回のこの音があるんだと思っています!
それから一番僕の冗談に便乗してくる少年のような方でもあります(笑)

CDの発売時期などまだまだ未定です。
またご報告します!