ピアニストべーちゃんのブログ

今年の音はなんだろな

ひじきぃ

2009年02月28日 | Weblog
昨日から5日連続でレコーディングで一緒の髭男爵、、、
いやいや、ベーシストの永井健二郎さんです。
ちなみにお髭は食べ物です。。。

また詳細はアップしますが…

どうして僕の周りはみんなこうなんでしょうか。。。

寝起きぃ

2009年02月27日 | Weblog
スター!

ドッキリ!

マル秘ホウコク~♪♪

ふる~(笑)

今日のゲストは小林あきらさんで~す!
あきらは「旭」でなくて「亮」
そうです!べーちゃんトリオのドラマー、小林亮さんです。

ドラム素晴らしいのに…(笑)

今日から2日間、同じ現場です。

もろもろの

2009年02月25日 | Weblog
連日続くレコーディング仕事は今のところ順調。
自分の音と向き合うのって怖いけどとても大事なこと。刺激ある毎日を送ってます。

昨日の夜中にラテンっぽいもの、今日の昼はジャズポップス系をさくっと録音。

今からソロピアノのBGM仕事。
自分のアルバム制作のことに、ちょっと集中。収録予定曲はまだ弾かないけどね。

テーマは4分音符!
いかに一拍を長く保てるか…
今日はこれでいきます。

この広い空間でこのピアノの音がどこまで飛ぶのかも見てみたい。

集中どころだ! 

伴奏するということ

2009年02月23日 | Weblog
今日から3月5日まで毎日、何かしらのレコーディングに立ち会います。
今年に入ってから録音業務に携わることが多いですね。
さすがに書くこともなくなってきそうですが(笑)感じるままに綴って参りましょ。

今日はボーカル内藤容子さんのアルバム制作、録音初日。

歌手の方はほんとに多種多様の世界観があって、誰とやっても面白い。
僕は基本、歌物が大好きなんですよ!

歌のバックで弾くこと、通称「歌伴」といいますが、インストロメンタルの伴奏とは一線を画します。

・・・・・・

サックスやバイオリンなどの後ろで、少々突っ張って弾いてもたいした問題は起こりません。
音がケンカするのはあまり好きではありませんが、それはそれで楽しいもんです。
専門的な言葉ですが「インタープレイが頻繁に行われてる状態」で、良しとする見方もあります。

ピアノという楽器はある意味不利で、所詮フロント楽器の「華」には勝てないところがあって、すべてイイところを持って行かれるのですよ(笑)
その分フロント楽器にはある種の「責任」があるんだけどね。
ピアノを弾く以上、すべての華をフロントに持っていかれたとしても、何か光るものは残してやろうといつも思っています。

・・・・・・

一方「歌伴」は特別に奥が深い部分があります。

楽器の演奏が歌を食ってしまうことがよくある。
この一音が強く存在するがために、歌の世界を壊してしまった…みたいなことが起こってしまう。
つまりエゴのぶつけ合いで成り立つものではないんです。

本当に素晴らしい歌伴ピアニストになるための条件、自分なりに挙げてみました。かなり私的視点です。

【音の選択がうまい】
 これは当たり前にできなきゃいけない。音数の問題は常につきまとうが、地味に省くことがいいとは限らない。

【ボーカルの独特なリズムに対するバランス感がよい】
 歌というのはインスト楽器ほどの正確なリズム感はあえて必要がないかと思う。それよりもエモーショナルな部分の方に比重がある。
 絶妙な歌のこぶしが入ったりする時、リズムの核を失わないようにするのがピアノの役目じゃないかな。それは決してメトロノーム上のタイムとは別次元の話で、「音楽の軸上での押し引き」が重要になる。

【歌詞の内容をわかっている】
 すべてを知ってる必要がないと思うが、歌の世界観を知るには重要な要素。ピアノの音色感、色彩感を決めるにあたり、大きな参考材料になる。
 また「この歌詞を聞かせたい」と思ったところで音を省く、タッチをボヤけさせるなどの配慮が利く。

【歌手の歌いにくいと思われる音を提示できる】
 歌手が音をとるのが難しい時(跳躍したり、ノンコードトーンだったり)、ピアノの和音のどこかにその音を入れてあげる。しかも実際の音が発せられる「ちょっと前」にさりげなく提示できれば、歌手に対するいやらしさがない。

【歌の音程にピアノの音程を近づけられる】
 ピアノは基本的に音程を変えられる楽器ではない。しかし耳の錯覚を利用して、あたかも音程を操作しているように聞こえさせるのです。
 ピアノタッチやタイミングにこだわることでそれが可能になる。さりげなく3度音程を省いて弾いただけでもかなり変わる。

まだまだいっぱいあるだろう、僕はどれ一つ、モノにはなってません(汗)
言葉にすると余計難しいだけで実際にはな~んにも考えませんが、「無意識の中での意識的なこと」が自然にできるようになれば素晴らしいですね。
ま、つまるところ『歌が好きかどうか』それがすべてですけどね。

さあ…
今日はどんなプレイができますやら。
いつも通り流れに身を任せてみます。

長々失礼しましたm(_ _)m
では行ってきます!

昭和歌謡SHOW!!!

2009年02月21日 | Weblog
今日は二子玉川の「ライラ」にて、数日前にご紹介した、『アンデス』くん、お披露目ライブだ!

ついでという訳ではございませんが、アンデスくんだけだと彼が寂しがるので、本家の鍵盤ハーモニカくんも買っときました。彼らは仲良しなんです!

わたくしやる気満々です(笑)

それから衣装もちぃと張り切りまして

一応やる気満々の格好をしたつもり(笑)
これだと画家みたいだけどね(笑)

今回はウクレレ片手に昭和歌謡を歌うRika姉とウォッシュボード(洗濯板でできた楽器)を操るダンディ岡山氏の『ハッピーホッピー(ユニット名)』さんと一緒だ。
彼らのオリジナルを始め、昭和歌謡の名曲たちを演奏。僕がアンデスのために書いたオリジナルも披露する。
いつもはなかなか経験できない音楽。今日はハッピーホッピーさんに勉強させていただくぞ。

お店入りしてちぃとリハ。
しかし笑えるのだ(爆)
至ってまじめなんだけど、どうしてもニヤケチャウ。なんか楽しいのだ。

笑ってるばやいではない!ハッピーさんはまじめに打ち合わせしてるではないか!


気合を入れて、さあ本番だ!

たのぴぃ~~~!
タノピィ~~~!
タにょぴぃぃぃ~~~!

どうやらわたくし壊れたようなので、メガネをかけてみました。

今日のためにわざわざ買いました(笑)

アンデスのために書いた曲
「あなたの手のひらでころがされたい(仮)」と
「あなたの手の上でころがされたい(仮)」

人格を疑われましたが、好評の上終了(笑)
曲名は洒落です。(決して僕の願望ではありませぬ。まじめな曲です。)

僕の曲はさておき、ハッピーホッピーさんの曲、とても自然でとても素直な曲ばかり。変に奇を衒うようなところが全くなくて、すごくいいと思う!しかも構成がしっかりしてるから音楽の流れをつかみやすい。
う~ん、こんなにシンプルで、かつスムーズな流れの曲は僕には書けないぞ・・・

それにしても昭和の名曲たち…
昭和の名曲でも戦前のものだったり、かなり古いものを演奏しましたが、この頃ってジャズの文化が日本に入ってきた頃で、もろに影響を受けており、かなりモダンに響いてますね。
アンデス達は、どうやらエスプリ的にからんでしまったようで、昭和歌謡が「おフランス」になったとこがありますが(笑)、まあ一つの課題と受け止めて、次回も楽しもうと思います。

あいかわらず、やる気満々な俺(笑)

最後に記念撮影

いい感じだ!

今日は演奏の出来がどうこうというより、音楽の素晴らしさ、楽しさなどを存分に感じられた一日でした!
ハッピーホッピーさんありがとう!アンデスありがとう!来てくださったお客さまありがとう!

ところで今日のお客さんでジミヘンに似てる人がいたんで、写真を撮らせてもらいました(笑)
後ろのポスターと合わせて

本人は残念ながら、「鶴瓶」とか「パパイヤ鈴木」とか呼ばれるそうです(笑)

縁かな

2009年02月20日 | Weblog
長年会わず、しかも2・3回の共演機会しかなかった、ある音楽家から突然連絡があり、大きなコンサートでの伴奏を自分に任せてくれた。
年月も経てば、お互いが成長しているのは当たり前ではあるんだが、それにしても大きい仕事を依頼してくるのは勇気が要ることなんではないかと思った。最初こちらが変に気を遣ってしまって、せっかくの依頼をお断りしたくらいだ。

しかし彼はこう言ってくれた。
「べーちゃんしかあり得ない」と。
彼は僕の何かを知ってくれてて、また何かを見抜いてくれてた。とてもうれしかった。

今日何年ぶりかに音合わせした。
昔は全く分からなかったことが、今は手に取るように分かる。
何も気を遣う必要がないと思った。

引き寄せられ、引き寄せた感覚。
これから先、彼とも音楽を創っていくことだろう。

フルート&フルート!

2009年02月19日 | Weblog
埼玉県は草加の「シュガーヒル」にてライブ。
フルートの坂上領くんとMiyaさんの美男美女コンビに、野獣ピアニスト阿部篤志(笑)が加わった変則トリオだ。

領くんとはもう付き合いも古くなったが、演奏するのはかなり久しぶりかもしれない。Miyaさんとは昨年11月以来かな。

領くんの企画で今回のコラボが実現。曲もバラエティに富んで非常に楽しみだ。

リハもそこそこに、とりあえず3人で中華を食べに行く(笑)
リハで力入れすぎると本番バテるんですわ。まずは腹ごしらえ。
たくさん食べたし、音楽談義にも花が咲いた!

そうそう!ライブハウスの近くに粋なセンベイ屋さん見っけた!
草加はセンベイで有名だったな。
Miya嬢、張り切って購入(笑)

相変わらず写真ボケててごめんなさい。Miyaさん、隠し撮りしてごめんなさい(笑)

さあ本番開始!お客さんも満員御礼だ!

・・・・・・

ものすごい良かった!素晴らしい夜でした。
本番前疲れたまってたけど、今超元気です。

領くんとMiyaさんはある意味タイプの違うフルーティスト。ひょっとしたら対極にあるかもしれない。
こういう時って、えてして異種格闘技みたいになるんだけど、今日は音楽が始まると、のっけからアンサンブルし出すんだよね。音が喧嘩するようなことは一度もなかった。
きっと、刺激し合いつつも瞬時に音楽のベクトルを見つけ出してたんだと思う。しかも個性を失ってないのが素晴らしい。
僕は伴奏でありながら彼らに乗っかるだけで良かった。本来重要なパイプ役であったにもかかわらず、気を遣いすぎることなく自然に対峙できた。自分の演奏にも納得した部分がある。

領くん作曲「登山列車と雨男」・・・この曲大好き。彼のやさしい人柄にいつも惹きつけられる。
Miyaさんアレンジ「朧月夜」・・・こんな世界観をもっている彼女に嫉妬を覚える。
僕の曲「キルギスタンの歌」・・・フルート2本があまりにもマッチしていて身震いした。

何かハッピーだったんで本番中写真を撮りました(笑)

領くんうざそう~(笑)

後半パーカッショニストの塩谷氏が飛び入り。野獣が一人増えて良かった(笑)
彼も素晴らしかった!

終演後みんなで。

いい感じだ~

同じ現場にピアニストが2人いることはまずない。
でもフロントには、フルートならフルート、サックスならサックスと同じ楽器の面子が揃うことがある。
正直そういう状況をうらやましいと思う。お互い情報交換できるしね。ライバル関係を超えた友情がそこにはあるんだよね。
そんな時に一緒に演奏できるのは非常に楽しいもんです。いつもの2倍楽しめるからね。

ということで、仲良く一緒に帰りました(笑)

っていうかいつまで写真撮ってんだ・・・(自分にうざい)

またやりたいよ、このメンバーで。ね!領くん!(笑)

ニホンゴムズカシイアルヨ2

2009年02月18日 | Weblog
商店街を友人と横切る。結構急いでて、小走り状態だったのだが、前方の障害物にペースダウン。
ノロノロ歩く若い2人組が我々の行く手を阻んだのだ。
その時の友人との会話

僕「急いでんから、はよ歩いてくれよ…」

友「無理っしょっ。そもそも靴の音がダメ。ありゃあ、だらしない音だ」

僕「靴の音でわかるん?」

友「わかるよ!顔とか見なくても、音だけでわかる。俺そういうの敏感だから」

僕「ふ~ん。まあ会話の内容聞いててもわかるけどな」

友「え?!(ビックリ)」

僕「だってこの人ら言うてることようわからんし、まず言葉遣い直せ!って思う」

友「・・・」

友人は何をそんなに驚いたのだろう?
あらためてよ~く耳をすましてみた。若者2人が使ってた言葉は・・・






中国語だった。

ニホンゴムズカシイアルヨ

2009年02月16日 | Weblog
この方カナダ出身のバイオリニスト、キャサリン。
僕の代わりにピアノ弾いてもらってますが、一体どこ見てるんでしょうか…(笑)

昨年夏、ミュージカル「サウンドオブミュージック」のお仕事でご一緒して以来、何かとお世話になっております。

今日は来月8日にやるコンサートのリハ。結構大規模なものだ。

カナダでは誰もが知っている(らしい)名曲"She's Like the Swallow"を、このコンサートのためにわたくしがアレンジ。(ほとんど作曲に近い…)
キャサリン、初見にもかかわらず、曲の持つエネルギーを最大限に引き出して弾いてくれた。
譜面を書いた僕にダメ出しができるくらい、曲の方向性を理解してくれてます。
おかげで自分が書いたとは思えないほどの作品に仕上がっておりますぞ~
そのうち、カナダ大使館にでも売り込んでもらおう!(笑)

キャサリン、名門ジュリアード音大を出たかと思えば、経営学修士MBAの資格を持つ才女。英語はもちろん日本語もフランス語も堪能だ。スゲェ~

そんな彼女にも、今一つだけ悩みがあるという。

それは…

『二酸化炭素』をどうしても「ニタンカサンソ」と言ってしまうこと



だってさ(笑)