今日は2本立て。
まず群馬県は「吉岡町児童館」にてファミリー向けコンサート。
決して広いとは言えないところに100人もの方が押し寄せましてね。でも子供さん達ちっちゃいからそんなに混んでる感じもせず。
「ふるさと」「花」「崖の上のポニョ」「アンパンマンのマーチ」など演奏。いっぱいいっぱい歌ってもらいましたよ!
それからアンデス君も参戦!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/3b/b78f6792557a4428fad16b6c9f356196.jpg)
この音色、聞いた方はみんな魅了されます。ありがとう!アンデス!
それにしても子供達は元気そのもの。どんだけはしゃぐんじゃぁぁぁ~~~
でも彼らからすっごいパワーをもらいまして、僕は嬉し泣き。
ヨシヨシしてもらいました。
いじめられて泣いてるように見える(笑)
泣いてばかりはいられん!
夜は、群馬県は前橋に移動。いつもお世話になっている「夢スタジオ」にてボーカルはHISASHIさんとデュオコンサート。
これが”THE”HISASHI
HISASHIさんほど感受性が高くて、周りを聴いているボーカリストを他に知らない。
共演させてもらうときは、僕も自分の感性をフラットに戻すし、導かれるまんまに弾く。
ただのピアノ伴奏になることをHISASHIさんも良しとしない。だから自分もとにかくプッシュする。
ボーカリストに対しては珍しい、何にも考えないでプレイさせてもらえるアーティストの一人だ。
音楽は物語性に溢れている。
その世界観を創るのが好き。HISASHIさんが僕のプレイを尊重してくれてるのが何よりも嬉しい。
「時よ」の演奏、泣けた。こういう時に流せる涙はいいもの。
お題をもらって演る即興コーナー、HISASHIさんとは初めての試み。
「雨降ってる中で食べるみそラーメン」「草なぎ剛の心境」の2題(笑)
笑えた。こういう時に笑える素直な気持ちは常に持っていたい。
昨日は演奏中、音楽が音楽でなくなる瞬間を初めて体感。
音楽家は通常意識をして音を発する。音を出す行為は「生きてる」という行為と同じ。
しかし我々は普段の生活の中で「生きる(息をする)」ということを意識下では行わない。
極めて自然体で音を奏でられた時・・・自発的な行為であるはずの「音出し」が無意識下で行われる「生」を帯びる時・・・僕には音楽が「音楽」という概念に収まらなくなる気がする。
素晴らしいコンサートになった。とにかくいろんな人に聞いてもらいたいと思った。
最後に一枚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/cd/26b5167f4c9e6e985e1e235a4f152665.jpg)
左からコーディネートをしてくださった桑原さん、調律師の辻さん、HISASHI氏、僕。
桑原さんを始め、いつもお世話になっている群馬の方々には、深くお礼を申し上げます。
調律の辻さんのことは、一実に触れなければならない。