ピアニストべーちゃんのブログ

今年の音はなんだろな

感謝の日

2009年03月08日 | Weblog
埼玉県は県民活動総合センターにて、バイオリンのキャサリンとのデュオコンサート。

前にも書いたが、昨年のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で彼女と出会って以来、何度かご一緒。
決してお互いの経験値など似ても似つかない・・・というか僕にははっきり言って自慢できる経歴も無いのに、こんなふうに誘ってもらえて本当にありがたく思うよ、キャサリン!

今日は「ミュージカル&スクリーンミュージックの夕べ」と題された企画。
『タイタニックのテーマ』『ニューシネマパラダイス』などのいわゆる定番曲。
バイオリンでは超スタンダード『チャルダッシュ』『タイスの瞑想曲』
自分のオリジナル『くもりのち晴れ』、先日レコーディングしたばかりの『つばめのささやき』など
結局盛りだくさんの内容にはなった。
もちろん『サウンド・オブ・ミュージック』も演奏しましたよ!

コンサートの雰囲気も徐々に良くなっていき、存分に楽しんで頂けたようだ。
演奏自体お互い硬さはあったと思うが、その場の音楽はとても充実していた!

しかし音楽っていいな・・・

経歴、またお国が違っていても、お互いが幸せと思える瞬間を作り出すことができるんだ。
特にキャサリンは、ジャンルという枠というものを当然知っていて、また感じてはいるんだろうけれども、それを超える、正しく「音楽」という土俵で僕を導いてくれるのが何よりも嬉しい。
例えば今回もクラシック(的)の楽曲も何曲かあったが、煩わしい枠というものは一切感じなかった。変な言い方だけど、「音楽」そのものをやれば僕にだってクラシックが弾けるようになるんだって思った。

また
自分の考えてたこと、感じてたことに迷い無く進んで行ってみてもいいかな・・・と思えたのは、ものすごい大きい心境の変化だ。

音楽上の軸の置き方など、今回も収穫は多かったし、同時に課題も多い。
でも基本的に何も難しくないし、何も変わらない。
音楽に対して素直であれば勝手に導いてくれる、ただそれだけ。
そしてそれを指南してくれる相手がいれば、なおさら何の問題もないのだ。

ほんとに感謝してます!

最後に、ゲストで参加してくださった、歌手の友納あけみさんに感謝!
それからサウンド~の音楽監督であった、作曲家の天野氏にも感謝!