今日のニュースから一つ。
<医療事故>「ヒヤリ・ハット」事例が20万件超 07年
記事にもあるように『ヒヤリ・ハット』とは、事故にはならなかったけど、ミスとか危険だった時に記載するものです。
この20万件ってのは、病院だけのものかな・・・
施設系のをあわせるともっと行きそうなんだけど・・・
ちなみにうちの施設&病院では毎月安全管理委員会でヒヤリ・ハットの内容と件数を報告して必要な場合は対策等を考えています。
大体毎月50件以上はあります。
以前はもっと少なかったのですが、最近は多くなっています。
じゃぁ、ミスが増えているのか・・・
そういうわけでもなくて、昔ではヒヤリ・ハットとして書かなかった事でも書くようになったんですよね。
些細なことでも大事に至る可能性はあるわけで、ヒヤリ・ハットとして挙げて、職員間の気持ちを引き締めることは大事だし。
ただし、病棟間でのヒヤリ・ハット提出件数はまちまち。
少ない病棟の職員は意識付けして気をつけているのか・・・といえばそうじゃないんですよねぇ~
病棟間での意識レベルの差があるんですよ。
おいらが見る限り、ヒヤリ・ハットの提出件数の多い病棟ほど職員のレベルが高いんですよね。
問題をキッチリ捉えられるかどうか・・・
とても大切なことだと思います。
なので、ヒヤリ・ハットの件数が2007年が最高っていうのは、決して医療現場でミスが増えたわけではなくて、職員の意識付けが高くなったってことだと思うわけです。
その辺は全く新聞とかの記事では取り上げられず、件数が最高になった部分だけ強調される・・・
これってある意味恐ろしいですね。
病院とか施設への不信感をあおるだけのような気もします。
こういった一部分だけを大きく取り上げるのではなく、医療職員の安全への意識付けが高くなっているって部分にも触れてもらいたいものです。
じゃないと、現場で働いている人は働きづらくなるばかり。
現場職員の頑張りについて少しでも触れてもらいたいのですが・・・
まぁ、不安を煽るのはマスコミの定番なんですから仕方ないのかもしれませんが。
ちなみに看護師が一番多いのは当たり前ですよね。
人数が多いんだから。
しかも、医師の場合、そういうことがあってもヒヤリ・ハットとして提出しない医師が多いのも事実でしょう。
診療責任者として、誤診したとしても基本的に認めない風潮もあるし。
本来は医師が率先してやっていかないといけないんですが・・・
こういったヒヤリ・ハットから学び、同じことを繰り返さないようにすることは大切です。
そのためには、医療に携わる一人ひとりがしっかり受け止め、自分のミスに気づき、それを文章として出してそれを他の人に伝えるという行為はとても大切になってきます。
それが徹底できている病院や施設のレベルは上がっていくことでしょう。
ちなみにおいらの施設のヒヤリ・ハットで圧倒的に多いのは転倒。
まぁ、老人施設だと大抵はそうですよね。
そして、その転倒が絶対多くなる部署があるのですが、そこのヒヤリ・ハットの枚数はいつも他部署より少ないんですよね。
これは、そこの課長の意識レベルが低く、それが職員にも波及しちゃってるみたいなんです。
しかも、対応の仕方もどうかと思うし・・・
おいらの部署はというと、事務系ということもあって人命にかかわることが無いから、今まではあまり挙げていませんでした。
ただ、自分達の仕事の向上のためにもミスはミスとして挙げることは大切。
ということで、ここ最近は事務系のヒヤリ・ハットの提出件数は増えてきています。
ただし、おいら達の業務内容的にどこからをヒヤリ・ハットとするのか・・・
この線引きは結構難しいんですよねぇ~
たとえば、何かを書いたメモ用紙をなくし、もしやと思ってゴミ箱をあさって探し出す。
確かにヒヤリとはしますが、こういうことを挙げてたらキリがありません。
って、そんな事をしてるのはおいらだけかもしれませんが・・・(汗)
<医療事故>「ヒヤリ・ハット」事例が20万件超 07年
記事にもあるように『ヒヤリ・ハット』とは、事故にはならなかったけど、ミスとか危険だった時に記載するものです。
この20万件ってのは、病院だけのものかな・・・
施設系のをあわせるともっと行きそうなんだけど・・・
ちなみにうちの施設&病院では毎月安全管理委員会でヒヤリ・ハットの内容と件数を報告して必要な場合は対策等を考えています。
大体毎月50件以上はあります。
以前はもっと少なかったのですが、最近は多くなっています。
じゃぁ、ミスが増えているのか・・・
そういうわけでもなくて、昔ではヒヤリ・ハットとして書かなかった事でも書くようになったんですよね。
些細なことでも大事に至る可能性はあるわけで、ヒヤリ・ハットとして挙げて、職員間の気持ちを引き締めることは大事だし。
ただし、病棟間でのヒヤリ・ハット提出件数はまちまち。
少ない病棟の職員は意識付けして気をつけているのか・・・といえばそうじゃないんですよねぇ~
病棟間での意識レベルの差があるんですよ。
おいらが見る限り、ヒヤリ・ハットの提出件数の多い病棟ほど職員のレベルが高いんですよね。
問題をキッチリ捉えられるかどうか・・・
とても大切なことだと思います。
なので、ヒヤリ・ハットの件数が2007年が最高っていうのは、決して医療現場でミスが増えたわけではなくて、職員の意識付けが高くなったってことだと思うわけです。
その辺は全く新聞とかの記事では取り上げられず、件数が最高になった部分だけ強調される・・・
これってある意味恐ろしいですね。
病院とか施設への不信感をあおるだけのような気もします。
こういった一部分だけを大きく取り上げるのではなく、医療職員の安全への意識付けが高くなっているって部分にも触れてもらいたいものです。
じゃないと、現場で働いている人は働きづらくなるばかり。
現場職員の頑張りについて少しでも触れてもらいたいのですが・・・
まぁ、不安を煽るのはマスコミの定番なんですから仕方ないのかもしれませんが。
ちなみに看護師が一番多いのは当たり前ですよね。
人数が多いんだから。
しかも、医師の場合、そういうことがあってもヒヤリ・ハットとして提出しない医師が多いのも事実でしょう。
診療責任者として、誤診したとしても基本的に認めない風潮もあるし。
本来は医師が率先してやっていかないといけないんですが・・・
こういったヒヤリ・ハットから学び、同じことを繰り返さないようにすることは大切です。
そのためには、医療に携わる一人ひとりがしっかり受け止め、自分のミスに気づき、それを文章として出してそれを他の人に伝えるという行為はとても大切になってきます。
それが徹底できている病院や施設のレベルは上がっていくことでしょう。
ちなみにおいらの施設のヒヤリ・ハットで圧倒的に多いのは転倒。
まぁ、老人施設だと大抵はそうですよね。
そして、その転倒が絶対多くなる部署があるのですが、そこのヒヤリ・ハットの枚数はいつも他部署より少ないんですよね。
これは、そこの課長の意識レベルが低く、それが職員にも波及しちゃってるみたいなんです。
しかも、対応の仕方もどうかと思うし・・・
おいらの部署はというと、事務系ということもあって人命にかかわることが無いから、今まではあまり挙げていませんでした。
ただ、自分達の仕事の向上のためにもミスはミスとして挙げることは大切。
ということで、ここ最近は事務系のヒヤリ・ハットの提出件数は増えてきています。
ただし、おいら達の業務内容的にどこからをヒヤリ・ハットとするのか・・・
この線引きは結構難しいんですよねぇ~
たとえば、何かを書いたメモ用紙をなくし、もしやと思ってゴミ箱をあさって探し出す。
確かにヒヤリとはしますが、こういうことを挙げてたらキリがありません。
って、そんな事をしてるのはおいらだけかもしれませんが・・・(汗)
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