ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

「星守る犬」

2011年04月24日 | 日々の雑感
老眼のせいで本を読む根気がなく、最近は殆ど読まないし買わない。
まして漫画の本なんて子供の頃に買ったきりだ。

新聞広告に「星守る犬」の広告が出ていて本屋さんに行った。
店員さんに尋ねると置いてある場所を教えてくれたが、続編と2冊をレジに持って行くと2冊ともですか?と意外そうな顔をされた。

老人が漫画の本を買うのは以外だったのかも・・・・。



村上たかしという人のこの漫画には、カッコイイ人も犬もでてこない。
「星守る犬」とは、犬が星を物欲しげに見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを表す。と書かれている。

元は捨て犬だった「ハッピー」という犬と、飼い主だったお父さんの不器用な生き方が書かれている。

他の登場人物もどこにでもいそうで冴えない人々だが、見かけとは異なり真の優しさを秘めた人々。
読んでいて何度も涙が滲んでくる。

映画化されていて6月11日に全国の東宝系で公開されるとか。
主演の西田敏行さんは「人性のレールからこぼれてゆくお父さんに、最後まで無償の愛を注いでくれた犬がいた。
寂しくて、悲しくて、愛おしい。
主演を演じるなら自分しかいないと思いました」と。

続編には、母親から無視という虐待を受けている子供と、ペットショップで売れ残っていたパグとの話。
障害があって死に掛けている捨て犬と、頑固な独り暮らしのお婆さんとのかかわりなど、寂しい人と犬の触れ合いが・・・。

コメント (2)
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