台風24号は、勢力を弱めることなく刻々と近付いている。
昨日は、午後から雨もやみ、まちこさんと少し散歩。
海鳴りが強いので、やっぱり台風はきているのか。
ツアーも3日目、最終日となる。
小布施観光。
先ず、葛飾北斎館に。
そうか、北斎が晩年の多くを過ごしたのがここだったのか。
富岳三六景などの版画と肉筆の絵をたくさん見る。
上町祭屋台天井絵がきれいに保存されていて見ることができた。
若い人向きにつくられたのだろうか、波間の富士が設置されていて、波の間に入って写真が撮れるようになっている。
北斎館から中島千波館に向かう小道は、栗の木がタイルのように敷き詰められており、歩きやすい。
あちこちにシュウメイギク咲いている。
美味しそうな和食の店の前を通るが、時間的に無理。
小布施ミュージアム・中島千波館に到着。
テーマ「デッサンは大切です」をゆっくりと桜の絵や花菖蒲の屏風を見る。
NHKのビデオを見ながら、モデルのポーズの付け方や制作過程を鑑賞。
同じモデルさんがいくつものポーズをとって絵が構成されてゆくのもびっくり。
庭に咲いていた初めて見る花。コルチカムというそうだ。
この花を中心に美術館の芝生の庭が広がっている。
昼ご飯をゆっくり食べる時間がなく、小布施名物の栗を沢山使ったお弁当をバスの中で。
おかずのついたお弁当はさがしてもなく、お漬物だけだったが、ご飯がすごくおいしく、おかずはあえてつけないのだと思う。
ツアーで同じバスになった方は、新宮市で広場の花壇をボランティアのリーダーとして管理されているという。
そういえば、ずっと以前にオープンガーデンでバラを中心としたお庭を見せてもらった方とわかり、話が弾む。
浅間山やアルプスの話をガイドさんがたくさんしてくれたが、すっきりとは見えなかった。
雨に会わなかったことを幸いとしよう。
平地も山間部も今が稲刈りの真っ最中。
広い田んぼでも、きちんと下がりにかけて干しているのに驚く。
わが地方は、機械で刈り取り籾の状態にしてしまうから美味しくないんだと納得。
リンゴ畑もバスの窓越しにたくさん見られた。
疲れたが、良いツアーであった。
お世話をしてくれた新宮市の職員さん、バスの運転手さん、ガイドさんに感謝。