SPILLANE KISS

オリジナリティーゼロのコピペブログ。最近の出典はほとんど「ヤ○○メ」。某巨大掲示板はとんと立ち寄らなくなりました。

花右京メイド隊第12巻の感想

2005-11-16 15:45:32 | アニメ・漫画
久しぶりに花右京メイド隊の話でも書いてみたいと思います。
かねてよりコミックス12巻を入手していたのですが、マリーンズの快進撃中にこれについて書くのはなんとなくアレだったので。

以下その12巻のレビューです。
<第72話 慈悲王の心>
(ストーリー)
リュウカさんが花右京家を制圧して太郎を無理やり我が物にしようとしたが、案の定失敗し、髪を切って出家・・・じゃなくてショートヘアにしたという話。
(感想)
作者が何を思ったのか、ガンダムネタを多用したセリフ回しを炸裂。はっきりいってケ□□みたいなまねは見苦しい。失恋して髪を切るというベタっぷりへのセルフ突っ込みも痛い。

<第73話 それから>
(ストーリー)
太郎が美術の宿題(絵)の題材に悩むが、結局マリエルさんを描いていたというお話。
(感想)
太郎のお望みをかなえるための肉人形だったマリエルが、ついに太郎に自分の望みを口にするようになる。二人の関係はひとつの極点にさしかかった感があるが、ここから作者は読者をジェットコースターのように落とすんだろうなという展開。それにしても太郎君は絵がうまい。といってももりしげ並みだけど。

<第74話 おわりのはじまり>
(ストーリー)
コノヱが太郎との小旅行で感じた違和感の正体を探るため、グレースたんが慈悲王家のペネローペを借りることになった。地下屋敷で黒髪のマリエルの肖像画を見たマリエルさんは人格が一変した。そして屋敷の玄関先でお姉さま方が全員集合。
(感想)
予告された最終章がついに開始。マリエルさんの内部で北斎の娘の人格が発動した模様。やはりフェンリルは紫皇院姉さまの手下だったようだ。ここまでは想定の範囲内。ただ太郎の生まれ故郷には謎がありそうだ。

<第75話 朱を奪う紫>
(ストーリー)
赤色王旗のお姉さま方とメイド隊との間で戦闘開始。コノヱさんは意地の悪そうな姉さまとタイマン。シズカは1対2での不利な対決。警備部本体はマシンガン掃射でも2人に歯が立たない。太郎君はマリエルに冷たくされて泣きながら屋敷の外へ、そこで紫皇院姉さまと出会う。
(感想)
若い男と紫皇院の幻影に「殺さないでえ!」と叫ぶマリエルは想定内。しかし紫皇院様は太郎に何やら因果を含めとる感じだが、何を話しているのか。前回頭を下げておきながら、いざペネローペを前にして「MEMOLのパクリだろ」と失礼なことを言うグレースたんに萌え。

<第76話 乙女達の黄昏>
(ストーリー)
コノヱを除く警備部が2(+1)人の姉さまの前に全滅。一方ペネローペを操るグレースは太郎の隠された秘密を突き止めた模様。傷ついたグレースを救うべくシンシアが「覚醒」した。
(感想)
警備部の一人が戦闘から撤退し、なんか回想シーンにふけるので、この女の子に重要な役割を負わせるのかと思ったら、間もなく別の姉さまにあっさりあぼーんさせられる。いったい何なんだ。シンシアが第2話以来(作者としては初めて、というふうにしたかったのはやまやまだが)ついにしゃべった。コノヱと対峙する姉さまの名が「カレン姉様」とわかる。もりしげがお姉様全員の名を明かすかどうかは本人の気分しだい

<第77話 隠せない明日を連れて>
(ストーリー)
2人の姉様を相手にして窮地に立つシズカにジィとイクヨッチが加勢に入る。同様に苦戦するコノヱのバトルは八島がバトンタッチし、「カレン姉様」を圧倒する。コノヱはついに太郎を視界に捕らえるが、後一歩で紫皇院に連れ去られてしまう。
(感想)
筋骨隆々のジィたんを見て一気に萎えたが、イクヨッチの発明したスーツとわかりなぜかホッとする。それにしても八島強すぎ。DB悟空並みだ。それからコノヱさん、あんたは跳び過ぎ。バオー来訪者かよ。あとヘリコプターの前の4人の姉様はコノヱさんにあっさり蹴散らされて扱い悪すぎ。もっと扱いが悪いのは、戦闘に登場しなかった紫皇院さん以外のもう1人の姉様。ヘリの運転要員とはな!