火曜日に始まった本格的な時雨は、今日で4日目である。フィールドにも出られず、図書館に行ったり家に籠ったりしている。
先日、図書館からの帰り道、葉の落ちた桜の枝に赤っぽく見える鳥が止まっていた。車を後退させて確認しようとしたところ、飛び立って田に隔てられた反対側のアパートの窓際に止まった。生憎カメラを持っていなかったので、急いで家に帰りカメラを持ち現場に急行した。幸い、まだそこにいた。望遠で覗くとチョウゲンボウであった。



軒下の物干し竿で
雨宿りするチョウゲンボウ
アパートの物干しに止まって雨を避けているようであった。チョウゲンボウでも、この冷たい時雨の雨は嫌で、人家の軒先でも雨宿りしたかったのであろうと、容易に想像できた。雨宿りしながらも、しっかりと見張りは続けていた。

物干し竿から
周囲を見張るチョウゲンボウ
ついでに周辺を見回していると、キジが出てきた。キジは雨もあまり気にしない様子で、水の溜まった田の中を歩き、餌を探し始めた。





雨の田で餌を探すキジ オス
キジは、この時期雌雄別々に暮らし、春先からつがいを形成するようである。

キジ メス

キジ求愛
寒さが増してきて、家で作った干し柿も食べごろとなった。

家の干し柿
素人にしては綺麗にできたと自画自賛している。
そろそろ晴れて欲しいという気持ちと、寒さが本格的になってきたので、カモも増えたに違いないと期待する気持ちが強くなった1日であった。