白山は白くなったが平地ではそんなことは無かろうと高を括っていた22日に報告した雪はそれだけでは終わらなかった。

雪の白山
翌23日朝にかけさらに降り、庭の積雪は70㎝に達した。

庭の70㎝の積雪
惰眠を貪っている間に除雪車が来た。起き上がって玄関戸を開けてみると我が家の前は除雪された雪が山のようになっていた。有難迷惑だと思いながら外に出るために車庫前の雪をスコップでどけたが、雪は湿って重く、腰や手首が痛くなってしまった。トサミズキに積もった雪を除いたとき、枝に緑が見られるのに気付いた。

雪に埋もれたトサミズキの新緑
今までの暖かさのために芽吹いた新芽に雪が懸っており、芽は傷まなかっただろうかと心配になった。それでも昼過ぎには雪も止んだ。
先日、白山がすっかり雪に覆われた日に出かけた時、田でケリを見つけた。



稲の切株の田に佇むケリ
辺りを探してみると、ようやく到来したツグミを見つけることもできた。


漸く到着したツグミ
ツグミと一緒に餌を探すムクドリも多く見られた。


ムクドリ
田の周囲にはチュウヒ、チョウゲンボウ、ノスリな、トビなども餌を狙っており、冬の生活を見ることができた。

チュウヒ?

チョウゲンボウ

ノスリ

トビ
河北潟の水が入った田では黒が目立つ鳥が見えた。

タゲリの群れ
近づいてみるとタゲリの群であることが分かった。よく目立つ冠羽を風になびかせながら餌を探していた。




水を張った田で餌を探すタゲリ
ウミネコやセグロカモメも田に入って餌を探しており、冬の食糧事情が厳しくなっていることを感じさせた。

ウミネコ

セグロカモメ
牧草地では立派な毛並みのキツネが闊歩しているところを見つけた。遠くてピントが甘いが立派な姿には感心した。

牧草地のキツネ
ハス田ではコウノトリが餌を探す様子が見られ、いよいよ繁殖活動に入ったかと思われた。

ハス田のコウノトリ
水しぶきをあげながらハス田でハスを収穫する農家の方の傍では、コサギが集まって、レンコン掘りによって出て来る虫達のおこぼれを貪っていた。

レンコンを掘る農家の方と周りでおこぼれにあずかるコサギ達
今年も年末に近づいたが天候が芳しくなく、なかなか題材が得られずに苦戦している今日此頃である。