男ゴコロと旅の空 rainbow in my heart

出張に行く。食事する。女を抱く。酒を飲む。仕事する。丸裸の俺?

長崎のひと

2005-07-17 01:13:28 | Weblog
れいこさんのブログで、「旅行で訪れてみたいところ」。。。
長崎の街とありました。

長崎は、僕の最後の恋の舞台でもあります。

…ということで、長崎について、ちょっと書いてみようかと。

長崎といえば、オペラ蝶々婦人のモデルともなった、
日本医学の父シーボルトと、現地妻、お滝さんの物語が有名です。
シーボルトは、お滝さんという名前が発音できなくて、
いつも彼女を“オタクサン”と呼んでいたそうです。
シーボルトは、日本で入手した地図を国外に持ち出そうとしたことで、
鎖国令に違反し、日本を追放されてしまうのですが、
植物学者でもあったシーボルトは、オランダにはない日本固有の植物、
紫陽花を、オランダに持ち帰った際、お滝さんを偲んでオタクサと命名。
以来、紫陽花の学名は“Otaksa”です。
その後シーボルトは、日本に戻ってきましたが、
結局最後は、本国の妻と子供の元へ、帰って行くのです。

長崎の町には、今もシーボルト通りという名前の道がありますが、
その道の一本裏側に、シーボルト通りに寄り添うように、細い一本の道があります。
魚屋や八百屋などが軒を並べ、夕方になると、食事の支度の主婦たちでにぎわう生活の道。
いつの日か、その道の名前を、シーボルトとお滝さんの悲恋になぞらえて、
おたくさ通りと呼ぶようになったそうです。

こんな話を、彼女は、おたくさ通りを歩きながら、僕にしてくれました。
日暮れの道を、どこまでも、二人で肩を並べて歩きました。

今は離れたところで、それぞれの暮らしを生きているのだけれど、
そのときの彼女の気持ちを思いつつ
いつの間にか、演歌が似合うトシになっちまったな、と、苦笑するのでありました。

あ、そのときの彼女のことは、完全に吹っ切れていますから、ご安心を(笑)
いつでも新しい恋、拾える準備はできております。
ただ、そうやすやすとは、恋に落ちないぞ!と、心に決めてもいますけど。
後ろからバットで殴られ、拉致されちゃったら、しょうがないけどさ(爆)

おたくさ通り





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6 コメント

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長崎... (norin♪)
2005-07-17 10:17:10
長崎には、そんな恋物語があるんだ

私の長崎のイメージ

解夏・さだまさし・原爆 こんな感じだった

あとハウステンボス・オランダ坂

ちょっと情緒漂う町並みかな....



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九州人 (汐留女王)
2005-07-17 13:21:11
熊本生まれだけど、九州は熊本しか知らない。でも、昔カラオケで「無法松の一生・度胸千両入り」を聴いてカッコいい~と思った。九州人の血は間違いなく私の中にも流れている。もちろん息子にもその半分は流れているわけだ。ヤツが九州に強く惹かれるのはそんなことも関係あるのかな。

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Unknown (クルネコ)
2005-07-17 23:02:30
長崎は去年元彼と旅行しました。

ステキな所でした



来週は韓国出張、それから帰ってきたらとうとうbays_starさんの本拠地横浜に行きます



久々横浜です!
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ん。。。 (b)
2005-07-19 22:56:58
おたくさ通りを歩きながら、

無縁坂を歌ったっけ。。。
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女王! ()
2005-07-19 22:58:46
熊本のご出身でしたか。

宝塚とばかり思っていました。



火の国には、いい女が多いそうな。
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クルネコ! ()
2005-07-19 23:00:15
今度こそ、中華街にデザート食べに行こうぜ!

ここの住人の皆さんも誘ってね!
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