最近、自転車に乗っていて気になる箇所がある。
ステムのボルト
よく見ると錆びている。
長年パーツを使用していると、どうしても”サビ”が出てしまうのは仕方がないと思うが、乗っていて目に付く場所なので気になってしまう。
ステム前面の4本のボルトを外した。
他のボルトも所々から“サビ“が出ていた。
夏場のヒルクライムの練習時に、沢山の汗が落ちる場所だから仕方がないのだろう。
“サビ“対策を考えると、魅力のあのパーツに手を出すしかない。
■チタン素材ボルト ~5×20mmワッシャーボルト~
チタンは強く、軽く、耐食性に優れた金属。
比重は鉄の約半分、強さは鋼に匹敵する強度を持っている。
安定した酸化皮膜により優れた耐食性を発揮し、特に海水に対しては完全耐食を示す。
溶接、加工、熱処理などの材料履歴により劣化もなく、さらに無毒性、生体適合性は他金属に比類がない。
チタンは経年変化がほとんどない為、リサイクルが容易で環境を大切に考える未来派金属といえる。
しかし、なぜ、これだけ良い面ばかりのチタンがもっとたくさん使われないのか。
その理由はチタンの加工が難しい為だという。
チタンは延びが小さいために、他の金属に比べると加工しにくい金属。
そして加工の為に他の金属より高価になってしまうようだ。
チタンボルトの重量を測定した。
4本で、9.5g。
ステムに最初に付属されていたスチールのボルトの重量を測定した。
4本で、15.5g。
チタンボルトと比較すると“6g”重い。
スチールとチタンボルトの重量比は、約60%。
錆びない上に、重量が軽いのは素晴らしい。
ステムにチタンボルトを取り付けた。
輝いていて、ステム自体も新品になったようにも見えるのが不思議。
ピカピカの錆びのないボルトを見ながら走れることがうれしい。
“チタン”という素材には魅力を感じてしまう。
1つ交換し始めると次から次へ交換したくなる 禁断のパーツ でもある。
そして価格が高価なため、負担が大きい。
パンドラの箱の蓋を開けてしまったように、チタンボルトに魅了されて少しずつ交換していく気がしてならない。
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