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日本代表戦に客が入らない一因は、チケットが高いから

2008年01月30日 12時00分00秒 | 観客動員 サッカー観戦付随の観光

サッカー日本代表の人気低迷が、ちょっとした話題になっています。
第2次岡田ジャパンの初陣となったチリ戦、観衆は4万人を切りましたが、これは異例のことなんだとか。

でもって、本日のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦のチケットも売れ行きが芳しくない。
3万人割れを起こすんじゃないかとも予測されている。
この原因は、ハンドボールの五輪代表決定再予選にお客さんが奪われた格好だとも囁かれるているが、でも、この理屈って変だよね。
つまり、サッカーの日本代表戦を観に行こうと考えていた人たちが、そっくりそのまま、ハンドボールの試合観戦にシフトした――ってことは、有り得ないだろう。
もちろん、サッカーからハンドボールへ切り替えたって人も少なからず、いるであろうけどさ。
だいたい、ハンドボールのVS韓国戦で販売されたチケットの枚数は6000枚。
サッカー日本代表戦の観客動員に甚大なる影響を与えるほどの、人数じゃありませんよ。

ま、話題性においては、圧倒的にハンドボールなんだけどヽ( ´ー`)


それよりも、日本代表戦のチケットの販売枚数が鈍化しているのは、[寒さ]と[チケット料金の高さ]が原因だと睨んでいます。

[寒さ]に関しては、言わずもがな。

[チケットの料金の高さ]ってのが、かなり響いているのではなかろうか。

フジテレビ系・NSTの中継画面をご覧になって、バックスタンドに空席が目立ったのは御理解頂けたと思います。
でもですね、空席が多かったのは、バックスタンドだけ。

両ゴール裏は、ほぼ満員。
メインスタンドも空席はあまり目に付かず。              

              

              

              


空席があり過ぎたのは、バックスタンド部分なんですわ。

              

              

じゃあ、なぜバックスタンド席に人が集まらなかったのか?
それは、料金設定に原因があるというのが、吾輩の主張。

バックスタンドのチケットは二分されています。
ピッチに近い前ブロックは、1枚7500円
聖火台側の上部部分、ピッチとはだいぶ距離が離れた後ブロックは5000円

これ、いくらナンでも、ぼったくり┐(-。ー;)┌

バックスタンドでも、座る位置によっては、ピンからキリまであるのに、たった二種類のチケットしか存在しないなんてナンセンス( ̄  ̄;)
ピッチに近いブロックの場合、7500円でもしょうがないかなとは思う。

けど、結構、グラウンドレベルから離れた座席であるのに、そこも7500円というのは、如何なのものかヾ(-_-;)

挙句、バックスタンドの一番上の座席の値段が5000円だなんて


実際問題、バックスタンドでもピッチに近い前ブロックは、着席率が高かったです。
7500円と高額だけど、それだけの価値があると踏んで、購入したのでしょうな。
反対に、後ブロックの方に、空席が続出ですよ。
空席ぶりを示した写真を貼付しましたが、その撮影場所は、7500円席の中でも、最も後ろに位置したエリアです。
その座席に、7500円の価値を見出すのは、よっぽど金銭感覚が鈍い人だと思う。


今、どんどんモノの値段が上がってますよね。
ガソリン、灯油、小麦を原材料とする食料品etc.値上げラッシュです。
給料がUPすれば問題ないけど、UPしている人などごく僅か。
みな、『生活防衛』に走り、無駄な出費は抑える傾向にあります。

“よし、サッカー日本代表戦を観に行こうか。
ナヌ、チケット1枚が7500円だとぉ
しかも、随分と後ろの席じゃないか
どうせ親善試合だし、だったら、テレビ中継で我慢しようか”

そう考えた人も多いはず。

安い席=カテゴリー4(2010円)には、大勢、お客さんが入っていたのは、やっぱり、そういうことなんですよ。

あとですね、ファミリーシートってのを販売していて、バックスタンドとゴール裏の狭間部分に設けられていたんだけど、そこは、かなり埋まってました。
チケット料金が1人頭1000円という低額なのが魅力的で、それ故、売れ行きが良かったと考えられます。


8000円だとか、9000円だとか、そういうプレミアム的な料金設定にしている座席を用意して、販売するのは良いことだと思いますよ。
事実、そういう高い座席は、需要があって、確実に売れるのだから。
でもね、そういう料金の高い座席を、野放図に売るのは感心しない。

バックスタンドのチケット料金も細分化して、前ブロックから7500円、ちょっと後ろが5000円、そのまた後ろが4000円、一番後ろが3000円、というように、座る位置に対して〝適切な〟料金体系にしていたら、チリ戦の空席はもっと減っていただろうし、今日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦のチケット前売り券も、もっと捌けているはず。


日本サッカー協会は、世界で一番潤っているサッカー協会なんだから、もっともっとファンに還元するべきなんだよ(*`◇´*)/
いま現在の日本人の懐具合を敏感に察知・研究して、料金を弾力的に設定しなくてはならないよ。

国立霞ヶ丘競技場のバックスタンドの料金見直しを図るのが肝要だ。
テレビ中継で、一番よく映るのは、バックスタンド席。
ここが閑古鳥ならば、メインスタンドとゴール裏が満員でも、視聴者に与えるインパクトは大違いだからね。

「料金」見直しだけで、空席は100%埋まらないけど、でも見直すことで購入者数が増えるのは間違いない。

ファミリーシートを考案したり、2010年のW杯にちなんでゴール裏の料金を「2010円」にするなど、 アイデアは持っているんだから、出来るはずなんだよな。

 

                                       
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