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作詞⑤「海鳴りを背中で聞きながら」

2009-01-22 21:42:48 | 創作

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<創作:作詞⑤>

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海鳴りを背中で聞きながら

               words   茨田晃夫

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ねえ、ちょっと、泣いてもいい?

なんだか涙、止まらないよ

こんなつもりじゃ なかったけれど

惚れたのはあたい あんたじゃないけれど

も少しはやく逢いたかったよ

あんたが港見つける前に……

海鳴りを背中で聞きながら

海鳴りを背中で聞きながら

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もう、いいよ、帰っていいよ

あんたを待ってるひとのところへ

いつものことよ 気にしないでよ

ひとりで帰るよ 夜が明けたころ

すれ違うのは当たり前なの

あんたは旅人あたいは浜風……

海鳴りを背中で聞きながら

海鳴りを背中で聞きながら

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【蛇足】これ、浅川マキさんに歌って欲しいなあ。無理無理。←一人つっこみ&ぼけ。

 黒のシルエットが似合う、大人の女。自分が大人になったらいつか出逢えると思っていたけど、肝心の自分がいつまでたっても大人になり切れないので、未だお会いできていません。

 かっこよく年をとるのって、難しいもんだ。

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直木賞に◎

2009-01-17 19:52:11 | 出版業界

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 第140回芥川賞・直木賞が発表になった。

 直木賞は今回2名同時受賞。

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     天童荒太(48)「悼む人」(文藝春秋)

     山本兼一(52)「利休にたずねよ」(PHP研究所)

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どちらも未読だが、「悼む人」は寡作な天童荒太の最新作ということで、売れ行きはこれまでも好調だった。受賞を機に、20~30万部以上いけるのではないだろうか。

山本作品も、秀吉という最高権力におもねなかった利休を主人公にしているとのことで、読んでみたい気にさせてくれる。

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以前、該当作なしの時、この賞の意味を選考委員はわかっていないと当ブログで噛み付いたことがあった。もともと芥川・直木賞は、文藝春秋の設立者で流行作家でもあった菊池寛が、雑誌が売れない2月、8月の販売施策として考えついたもの。その意味で、今回の2名同時受賞というのは、販売サイドにとっては二重マルだと思う。(内容については読んでいないので、まだ何とも言えないけど)。

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だから、主催社である文藝春秋発行作品の受賞率が異常に高くても、それは当然なのである。こういうのを経済用語では「創業者利益」という(ホントかいな?)。

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作詞④ 「春告げ鳥」

2009-01-04 20:26:40 | 創作

<創作:作詞④>

春告げ鳥       

    words 茨田晃夫

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雪どけ水が 春を告げるころ
渡り鳥も北から帰る
こんな小さな鳥でさえ
春の訪れを知る
君はどうして 羽ばたこうとしないのか
こんなに広い 小春日和の 空に向かって

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春告げ鳥の さえずる声に
だいこんも白い花をつける
こんな目立たぬ花でさえ
咲くべき時を知る
君はどうして 咲きみだれようとしないのか
あたたかく晴れた 小春日和の 空に向かって

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川面に映った 若葉の青さと
まぶしい光が春を告げる
そんな季節を青春と
ふりかえり人は知る
君も明日は きっと大きく広げるだろう
こころの翼を 小春日和の 空に向かって

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【蛇足】 迎春とは言うものの、季節としてはこれから本格的な冬を迎えますが、気分だけでもと思い、春っぽい詞を載せてみました。

 だいこん、っていうと食べる部分ばかりが目立ちますが、白い可憐な花を咲かせます。すごく昔ですが、そんなタイトルのテレビドラマがあって、記憶に残っています。

 

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