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Bar輪gマスターの酒ってやつぁ…

新宿歌舞伎町のBar輪g(りんぐ)のマスターが送る、素敵なお酒のエピソード。

ニッカ・ブラック・ハイボール

2006-01-15 23:35:38 | ウイスキー
今日は少し趣を変えてお届けします。


「ニッカ・ブラック・ハイボール」

1月18日に新発売となる商品ですが、
発売前に試飲する機会がありましたので先行レビューさせていただきます。

商品は
350ml
ニッカの「ブラック」ウイスキーをベースに4通りの割り方で商品化しています。










すべて飲んでみたのですが、私の好みはありきたりですが

二番目のレモンソーダでした。

ライトカクテルという位置づけならば
最初の写真の

ライムコーラ

もいいですね。

アルコール度数が6%とビールよりは強いのですが、
ウイスキーの何々割り
としては若干薄めなので、自宅で軽く飲むのならいいんじゃないでしょうか?

黒くて渋い缶は男性には支持されるかもしれませんが、
女性の皆さんはどう思われますか?

ザ・グレンリベット

2006-01-05 22:19:27 | ウイスキー
シングルモルトウイスキー
「ザ・グレンリベット」

以前、オフィシャルとボトラーズという話をしたと思いますが、
その差を明確にし、自社ブランドの差別化を果たしているのがこの
ザ・グレンリベット・ディスティラリー社
なのです。

どういう事かというと、

ボトラーズブランドには
定冠詞「ザ」を使わせないのです。
逆に言うと
「ザ・グレンリベット」
とあればすなわち、オフィシャルだと言うことになります。

そんなグレンリベットは
1824年にイギリス政府公認第一号の蒸留所になりました。

麦芽の香ばしさとほのかに甘い風味が絶妙のバランスを保っています。
まさに混然一体といったウイスキーです。


画像にある12yは世界第三位の売り上げを誇り、
特に北米では強さは発揮しています。


画像のボトルは旧ラベルですが、新ラベルもほとんどかわりはありません。

そのうち画像を追加しておきますね。

※「ロン・サカパ」の新ボトルは過去の記事に画像を追加してありますのでご覧下さい。(2006.1.6)

ラフロイグ10y

2005-12-26 21:32:37 | ウイスキー
イギリス、スコットランドのアイラ島のモルト・ウイスキーの中で、最もわかりやすい強烈な個性を持つ、

「ラフロイグ10y」

は1815年、ジョンストン兄弟によってアイラ島南部の浜辺に造られました。

近くで採掘されるピートは海風によって乾燥されるため、
仕上がった「ラフロイグ10y」は

海の匂いと強烈なスモーキー・フレーバーが染み込んでいます。

あまりに強烈なその香りは、

化学薬品の匂い

の様に感じられます。
これが病み付きになるんですね~。

このラフロイグ蒸留所は、
英国王室チャールズ皇太子のお気に入りで、
モルト蒸留所としては初めて王室御用達の認定を受けました。


美人は三日で飽きるが、醜女は三日で慣れる。

そんな言葉を思い出します(笑)
「ラフロイグ」に失礼ですが、それくらい強烈な個性の酒を試してみませんか?
きっと虜になりますよー。

シーバス・リーガル 12y

2005-12-21 01:47:01 | ウイスキー
スコッチを少っちね

って親父ギャグを何かの漫画で読みました。
元ネタはCMだった気がしますが…

さておき、ブレンデッド・スコッチ、

「シーバス・リーガル 12y」

です。
1801年創業のシーバス社もウイスキー業界の流れ通り、くっついたり買収したり(笑)

お国柄なのか、資本主義のなせる技なのか、はたまた、酒飲みが求めるのか…

1949年シーグラム社の傘下に入り、
1950年、スペイサイドのストラスアイラ蒸留所を買収。
さらに、その隣にグレン・キース蒸留所を新設。
これらを合わせてスペイサイド地方に8蒸留所を所有し、ブレンドの中心としていました。

現在はシーグラム社のスコッチ事業撤退を受けて、
2003年よりペルノ・リカール社の傘下となりました。
それに伴い、
グレン・キース
キャパドニック
ブレイヴァル
アルタベーン
の4蒸留所を閉鎖したため、現在稼動している蒸留所は4ヵ所のみになっています。

今は変わりませんが、

2015年以降の「シーバス・リーガル」の味が変わるのかも…

なんて考えてしまいます。
モルトとグレーンのブレンドが素晴らしく、

スコッチの世界では

「スコッチのプリンス」

とまで称される銘酒。
「シーバス・リーガル 12y」を
しっかり味わっておきましょう。

I・W・ハーパー

2005-12-15 21:03:37 | ウイスキー
有名バーボン、

「I・W・ハーパー」

このブランドもかなり古い歴史を持っています。

1877年にドイツ移民の
イサーク・ヴォルフ・バーンハイム
が弟と共にバーボンを発売したのが興り。

後の1897年には自力で蒸留を開始し今に至ります。


「I・W」はイサーク・ヴォルフの頭文字です。

このバーボンの特徴は、時代の流れの中で、
最も求められる味を追い続けている事でしょう。

どっしりした骨っぽいバーボンが主流の時代には、そういう味のハーパーを

現在はライト指向が進む中でスムースな味のハーパーに仕上げています。

その為には原料の比率を変えたりと、常に試行錯誤を繰り返し、時代に置き去りにされない酒を造っているのです。

こういう柔軟さは、俺の様に頭の固い人間にとって、驚きのスタイルです。


しかし、そのやり方のおかげで、今も昔も酒場の酒瓶の並ぶ棚には
「I・W・ハーパー」
の姿が有り続けたのです。

会社は現在、巨大コングロマリット、
MHD社(ディアジオ・モエ・ヘネシー社)の傘下に在りますが、
中でも異彩を放つその存在感は、

初めて入ったバーでカウンターに座り、
酒棚に並ぶ「I・W・ハーパー」を見た時に、

【なんだかホッとする。】
という安心感をもたらしてくれるのです。

ボウモア12y

2005-12-09 21:40:30 | ウイスキー
シングルモルトウイスキーのなかでもアイラ島で造られる物を、アイラ・モルトと呼びます。

その中でも一番人気を争うウイスキーが

「ボウモア」

です。

1779年に商人ジョン・シンプソンが興したボウモア蒸留所はアイラ島最古の蒸留所です。
この蒸留所も現在までに幾度となく経営者が変わって来ました。

1963年、スタンレー・モリソン社の所有となり、
1970年、ハイランド東部にあるグレンギリー蒸留所を買収。
さらに、ローランドのオーヘントッシャン蒸留所も買収。

1994年、今度はサントリーがモリソン・ボウモア社自体を買収。

現在は上記3蒸留所ともサントリーの子会社となっています。


これらの流れは、大きな金が動く為に不愉快に感じる方もいらっしゃるかと思います。

かく言う私も二十歳位の頃はそうでした。

いゃあ、青かったですね。
今では
「旨い酒が跡絶える事なく飲める。」

という結果を素直に喜ばしく思います。


ボウモア蒸留所には麦芽製造用のフロアがあり、伝統的なフロアモルティングが行われています。

以前、「アードベック」を紹介した時に紹介した、
村上 春樹の旅行記
『もし僕らの言葉がウイスキーだったなら』
には村上氏がフロアモルティングを体験する写真があります。
羨ましい…
やってみたいですよね!

もし、体験出来たら、
その後の人生で飲む「ボウモア」がますます旨く感じるに違いないですから!


「ボウモア12y」

はアイラ・モルトの特徴とも言えるピート香はやや控え目。ヨード香も強くはなく、優しく柔らかく包み込むような力強さを感じとれます。

次の日が休みだったり、何か仕事の区切りがついた時なんかに、
ゆったり飲みたくなる酒です。

フォア・ローゼズ

2005-12-08 05:39:18 | ウイスキー
ケンタッキーバーボンの雄。

「フォア・ローゼズ」

中学生の頃、訳もわからず薔薇のラベルとRoseと言う英語に憧れを抱いていました(笑)

飲んでみると、しっかりとしたバーボンで薔薇の香りはしません(当たり前か!)
他の銘柄と比べるとマイルドな仕上がりになっています。

この柔らかさがローゼズなのかな~と感じたりします。


本当は、名前の由来がかなりロマンチックなのです。

1888年
アトランタでウイスキーの蒸留を始めた、ポール・ジョーンズ親子の息子ジョーンズが、
南部の美女にプロポーズしたところ、
彼女が舞踏会に4輪の薔薇を付けたドレスで現れて、プロポーズを受けたという事に因んで、
このバーボンの名前がついたのです。


洒落た話ですよね。

「フォア・ローゼズ」

は大切な気持ちを伝えたり、伝えたい時に飲みたいなと思うのです(笑)

スプリングバンク10y

2005-12-05 20:52:10 | ウイスキー
シングルモルトウイスキー。

「スプリングバンク10y」

スコットランドはキャンベルタウンにある蒸留所は、
1828年に創業しました。
古きよき伝統を今に伝える名蒸留所です。
昔ながらの製法にこだわり、
原料麦芽の発芽から瓶詰までを、
一貫して蒸留所内で行っています。
さらに、特記すべきは、
麦芽自給率100%なのは、このスプリングバンク蒸留所だけなんです。


カラメルなどの色調整の為の添加物を使用せず(法律的には合法。)、
冷却濾過なしで瓶詰を行うなど、
個性あふれる酒を造り続けています。


「スプリングバンク10y」

は他の製品と比べるとバーボン樽の比率が高いせいか、ドライに仕上がっていますが、
スプリングバンクの最大の特徴である
「華やかな香り」
を存分に楽しむ事が出来ます。


シングルモルトの多彩さを理解するのに欠かせない一本です。

ウイスキーから立ち上る香りに包まれて、
ゆったりとした時間を過ごすと、
いつもと違う自分を見出だせる…

そんな時もあって良いんじゃないでしょうか。

ブラックブッシュ

2005-11-28 20:32:32 | ウイスキー
アイリッシュウイスキー

「ブラックブッシュ」

は文字通りアイルランドで造られたウイスキーです。

アイルランドはスコットランドと並んでウイスキーの本場と言われていますが、
実はアイルランドがウイスキー発祥の地なんです。

錬金術の恩恵を受け、「蒸留」と言う方法が生まれ、
ケルト文化の中で育ってきたのです。


現在アイルランドにある蒸留所は三ヵ所のみです。

北から
ブッシュミルズ
クーリー
ミドルトン

その中でもブッシュミルズ蒸留所は現存する世界最古のウイスキー蒸留所という伝統を誇ります。

1608年イングランド・スコットランド王ジェームズ1世から免許を受けています。

本当に古いっ!


「ブラックブッシュ」
は80%のモルト原酒にグレーン原酒をブレンドした長期熟成品。
シェリーの空き樽で熟成される為、独特の風味とモルトの香り豊かな酒に仕上がっています。


バーボンともスコッチとも異なるブレンデッドウイスキーを一度は試して下さいね。

グレンフィディック 12y

2005-11-22 20:50:25 | ウイスキー
シングル・モルト・ウイスキーの代名詞的な存在。

「グレンフィディック 12y」

シングル・モルトとしては世界一の売り上げを誇ります。

創業者は仕立屋の息子でしたが、蒸留職人を志します。

1887年クリスマスに家族と共にグレンフィディックを創業しました。

因みにBar 輪gはクリスマス・イブに開店しました☆
皆様、一周年のパーティにはお越しくださいね!(←営業。営業~)


で、蒸留所はどんどん拡大。
現在、蒸留器の総数は

初留 10基
再留 16基
合計 26基でスコットランドで最大です。

ブレンデット・ウイスキーの原料としてだけでなく、
シングル・モルトとして売り出したのも早く、
今では独特の三角ボトルが世界中の酒場で見掛けられます。

柔らかな口当たりとリッチなフレーバー。
売り上げno.1にはそれだけの必然性があります。

売れるべき物だけが売れる。

ボージョレの帝王、ジョルジュ・デュブッフの造るワインしかり。
真理だと思いませんか?