日本で一番温暖といわれるここ大阪でも(ホントらしいですよ)
昨夜は雪がちらつくほどの寒さでした。
なんでも11月に降るのは、なんと24年ぶりのこととか。
最高気温だの猛暑日だの、毎年のように暑さの記録を更新し続けている最近の夏ですが
こうして冬になると、ちゃんと揺り戻して
一年を通して年間の平均気温で見ればなんとか帳尻があっちゃうってところに
ささやかな救いもあるのかなあと思えば
この寒さも、どこかしらありがたかったりします。
ともあれ
いつまでも『ダイキリ』の話ばっかりしてると
いろんな意味でますます寒がられるので
こちらも話を戻して
今日は、ホットカクテルをご紹介。
その名も
『ヴァン・ショー・ブラン(Vin Chaud Blanc)』。
カッコつけて仏語で書きましたが
早い話『白のホットワイン』ってことです。
ヴァンはワイン
ショーは熱い
ブランは白
です。
「ホットワイン」ってより
なんとなくプロっぽい(←笑)響きです。
一般的に「ホットワイン」というと赤のイメージですが
白もなかなかオツなものです。
1年半ほど前に、当ブログでも既に『ホットワイン』について書いていて
そこで「白バージョン」について軽く触れてもいるんですが
まだまだご存知な方は少ないようですね。
多分、あまり美味しそうなイメージが湧かないからなんでしょう。
一応「ホットワイン 白」でググってみましたが
実際、どこもまあ、あまりぱっとしません(笑
ただ、これは
ホットワインに限らず
ホットカクテル全般に対する問題とはいえるでしょう。
さらに言えば
カクテル全般に対する、ある種、ある部分、共通の問題ともいえます。
私はこのことを、現場でも、このブログでも
もう、口が酸っぱくなるほど再三再四、申し上げていることなんですが
要は、それは
「美味しくないから知られていない」
のではなく
そもそも
「美味しいものとして理解されていない」
からなのですね。
さらにキツく言わせてもらえば
「美味しく作られていないから、理解されていない」
のです。
まさしく、ホットカクテルなどは、その典型です。
まあかろうじて
一般的なカクテルは、その認知も理解もある程度、いやかなり普及したとはいえますが
ホットカクテルは、いまだもって全く、全然です。
実際
ご大層な、立派な、最新などとのたまう(言っちゃった)多くのカクテルブックなどをみても
ホットカクテルの扱いはとても小さいどころか
てんで、なってません。
長さんばりに「だめだこりゃ」(←古っ!)ってなレベルです。
そんなレシピ載せていては
誰も美味しいとは思わんですよ(ご批判どしどしいらっしゃ~い)
当店でも、今でも
そうしたホットカクテルになじみのない、どころか
そうしたあまりよろしくない先入観が邪魔をしているのでしょうか
お勧めしても、断られることがしばしばですが
そんな方でも
他のお客様に作っているところなどをご覧いただいて
あらためて
「ごめん、今作ってたの、こっちにも頂戴。うふ♡」
みたいになります。
私の場合
それが気持ちよかったりするんで、最近無理にお勧めしなくなってきてますが(←ドS
とはいいながらも近頃ようやく、多くの方が
「ホットカクテルって、ホントは美味しいんですね」
となってきてるんで、嬉しい限りです。
いつものように長いマクラになってしまいましたが
ともあれ
『ヴァン・ショー・ブラン(Vin Chaud Blanc)』、当店バージョン、レシピいきます。
続きは
まもなく刊行の電子書籍版でお楽しみ下さい。
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昨夜は雪がちらつくほどの寒さでした。
なんでも11月に降るのは、なんと24年ぶりのこととか。
最高気温だの猛暑日だの、毎年のように暑さの記録を更新し続けている最近の夏ですが
こうして冬になると、ちゃんと揺り戻して
一年を通して年間の平均気温で見ればなんとか帳尻があっちゃうってところに
ささやかな救いもあるのかなあと思えば
この寒さも、どこかしらありがたかったりします。
ともあれ
いつまでも『ダイキリ』の話ばっかりしてると
いろんな意味でますます寒がられるので
こちらも話を戻して
今日は、ホットカクテルをご紹介。
その名も
『ヴァン・ショー・ブラン(Vin Chaud Blanc)』。
カッコつけて仏語で書きましたが
早い話『白のホットワイン』ってことです。
ヴァンはワイン
ショーは熱い
ブランは白
です。
「ホットワイン」ってより
なんとなくプロっぽい(←笑)響きです。
一般的に「ホットワイン」というと赤のイメージですが
白もなかなかオツなものです。
1年半ほど前に、当ブログでも既に『ホットワイン』について書いていて
そこで「白バージョン」について軽く触れてもいるんですが
まだまだご存知な方は少ないようですね。
多分、あまり美味しそうなイメージが湧かないからなんでしょう。
一応「ホットワイン 白」でググってみましたが
実際、どこもまあ、あまりぱっとしません(笑
ただ、これは
ホットワインに限らず
ホットカクテル全般に対する問題とはいえるでしょう。
さらに言えば
カクテル全般に対する、ある種、ある部分、共通の問題ともいえます。
私はこのことを、現場でも、このブログでも
もう、口が酸っぱくなるほど再三再四、申し上げていることなんですが
要は、それは
「美味しくないから知られていない」
のではなく
そもそも
「美味しいものとして理解されていない」
からなのですね。
さらにキツく言わせてもらえば
「美味しく作られていないから、理解されていない」
のです。
まさしく、ホットカクテルなどは、その典型です。
まあかろうじて
一般的なカクテルは、その認知も理解もある程度、いやかなり普及したとはいえますが
ホットカクテルは、いまだもって全く、全然です。
実際
ご大層な、立派な、最新などとのたまう(言っちゃった)多くのカクテルブックなどをみても
ホットカクテルの扱いはとても小さいどころか
てんで、なってません。
長さんばりに「だめだこりゃ」(←古っ!)ってなレベルです。
そんなレシピ載せていては
誰も美味しいとは思わんですよ(ご批判どしどしいらっしゃ~い)
当店でも、今でも
そうしたホットカクテルになじみのない、どころか
そうしたあまりよろしくない先入観が邪魔をしているのでしょうか
お勧めしても、断られることがしばしばですが
そんな方でも
他のお客様に作っているところなどをご覧いただいて
あらためて
「ごめん、今作ってたの、こっちにも頂戴。うふ♡」
みたいになります。
私の場合
それが気持ちよかったりするんで、最近無理にお勧めしなくなってきてますが(←ドS
とはいいながらも近頃ようやく、多くの方が
「ホットカクテルって、ホントは美味しいんですね」
となってきてるんで、嬉しい限りです。
いつものように長いマクラになってしまいましたが
ともあれ
『ヴァン・ショー・ブラン(Vin Chaud Blanc)』、当店バージョン、レシピいきます。
続きは
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