人間、いたるところに青山あり

生きるも死ぬも今一時

ヘリコプターでスキー場へ行く話

2005-11-29 22:12:20 | Weblog
 我が家から歩いて25分のところに草薙の湯がある。その温泉場の中に床屋があり僕はそこの常連だ。散髪が済んだ後ゆっくり温泉につかり、時に人と語り、ビールを飲む事だってできる。
 頭を摘んでもらいながらスキーの話に弾んだ。青年は夜中に家を出て長野にむかう。11時ごろヘリコプターに乗って着陸できる峰の広場に下ろしてもらう。そこから山のてっぺん目指して1時間あまり雪を掻き分けながら歩いていく。山の斜面は40度ぐらいある。スキーの板を担いで登っていく。ヘリコプターに一緒に乗り込んだ7人の連中とインストラクターの後をついていく。頂上から滑り降りるときは、特に途中に大きな巌があるとそこを飛び越えると空中に放り出された格好になって爽快なること限りなしだと。
 静岡のスキー人口はどのくらいでしょうか。スキーの出来る人はうらやましい。
マリーンスポーツでは脊髄損傷の人でもやれるのがある。頚髄がやられて手が利かぬ人でも口に道具をくわえて操作すればボートを動かすことが出来るそうだ。スキーは障害者には無理だろう。床屋の元気な青年の話を聴くと練習さえすればいくらか楽しめるだろうとおもう。しかしリスクが大きすぎる。それよりもマリンスポーツが無難だ。カヌー、ヨット、サーフィン,ダイビング。