人間、いたるところに青山あり

生きるも死ぬも今一時

ゆったりした心

2005-11-25 06:55:10 | Weblog
 5時半に目がさめてトイレに行った。いつもなら着替えてジョッグに出るのだが今朝は家内からお茶をもらって飲んでから もういっとき寝床にいたいと思った。午前中は血圧が上がる、脳梗塞や心筋梗塞がおきやすいというんで、寒い早朝の散歩は用心したほうがよいという面がある。しかしはやる気持ちが生活をせきたて ややもするとバランスを失い 傾いた状態を作ってしまう。それでいてその姿に気づかないままつっぱしってしまう。それじゃよくないなぁ。
 ゆったりした気持ちですごす時間を考えないと、ついつい限られたことだけに熱中してしまいがちだ。子供のときから がんばらんか、きばらんか、と追い立てられてきた。その反対の、もっとゆっくりせんか、あんまり急がんでよかが といわれることは少なかった。92歳のぼけてしまった母は今でも僕に向かって はよういけと仕事においたてている有様だ。
 菜の花マラソンでの走りも にこにこペースではしればいいのです。そんなに歯を食いしばらなくてね。LSDでゆっくり走っていきましょう。
 海の水を辞せざるは同事なり。このゆえに、水あつまりて海となるなり。同苦・同悲の心もゆとりの心から生まれるのでしょう。いつか与論の海でカヌーを浮かべて心をあそばせてみましょう。