人間、いたるところに青山あり

生きるも死ぬも今一時

親孝行を子供に期待するもんじゃなか

2005-11-28 18:06:26 | Weblog
 結婚して子供が出来る。2~3歳の子はまことにかわいいものだ。にっこり笑うとなんともいえない。泣いても怒っても実にかわいい。おしっこ引っ掛けられてもうれしくて抱きしめてしまう。子供がほしがるものは何でも与えたくなる。馬乗りをしたいといえばすぐ腹ばって背中を提供するのに嬉々としている。
 僕たち夫婦は4人の子供に恵まれた。仕事で疲れていても 子供のほしがる抱っこやおんぶをしてやる。馬乗りとか肩車をやって子供と一緒にきゃきゃつ言っていると疲れもストレスも吹き飛んだものだ。家内と散歩しながらよく語るのだが、子供たちはあの時点で充分僕たちに親孝行してくれたと。今二人とも還暦をすぎたけれど、子供に親孝行を要求しちゃいかん。子供へ寄りかかろうとしたらいかん。子供は当然こうしてくれるはずだと思ったりしたらいけないね。これは自然とそうはなれぬ。努力しなくちゃならぬ大事なことだ。