人間、いたるところに青山あり

生きるも死ぬも今一時

清水を歩いてみよう

2005-11-23 17:31:17 | Weblog
 いい天気だ。来てこ館に碁打ちにいくか、散歩するかと迷いながら、一月から始まるスペイン語講座のNPOボランティア市民センターを探してみることにした。JRの清水駅の近くだ。そんなに遠くないので3時間あればよい。南幹線に出て清水に歩いた。途中で鉄舟禅寺を聞いたら30分でいけるという。そこに方向転換した。まだ9時を過ぎたばかりだ。初めて通る道だから心が弾む。
 座禅をしているお寺が見つかった。しかも2つもあった。いつか座禅したい。徳富蘇峰の記念碑があるというのでよってみた。細い山道を登ったところに立派な大きな碑があった。富士山が眼前に厳かに見え 眼下には清水の街が見渡せた。いい丘だ。鉄舟寺にも寄った。立派な門構えであったが中に入るにはお金が用意してなかった。そこから清水港に向かった。ドリームプラザは人でごった返していた。正午だったので何か腹に入れたいと思ったが並んで待つ暇はなかった。清水駅までとぼとぼ歩き、交番に聞いて目的の建物を見つけた。1月中旬から10回ここに月曜日の夕方着てスペイン語が学べる。老化した脳みそに気張ってもらわないといけない。帰りもとぼとぼ歩き3時に我が家に着いた。
 今日たまたま見つけたお寺の掲示板に心に響く言葉があった。
そのお寺さんは 信仰生活の実践を「同事行」でいこうじゃないか といっておられる。教えに 「海の水を辞せざるは同事なり、この故に、よく水あつまりて海となるなり」 海はいかなる水もこばみません。こばまぬことが同事であり、同事なるがゆえに大海となるのです。
 「同事」は、苦しさや悲しさを共感しあえる「同苦・同悲」の心、理解と協調の世界を指し示しております。
 本当にありがたいお言葉に会えてこんなうれしいことはなかった。自分の生活の中でどのように実践するか。身近なところで、小さなことで、行動していきたいものだ。
 

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小学生の頃 (直美)
2005-11-25 19:09:47
私が、小学生の頃バス通学で、バスまで時間があると、徳富蘇峰記念館によく行ってました。懐かしいです。今もあるんですかね。徳富蘇峰は水俣出身なんですよね。
返信する