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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

「論破王」ひろゆき氏と沖タイ「ブーメラン王」阿部岳氏の戦い③

2022年11月23日 19時20分04秒 | 沖縄の基地問題について
前回の続きです。

「多数派」へと立場が逆転した「基地反対派」が、
「少数派」である「基地賛成派」へ仕掛ける「武器」について、
一つは「無視」であると先述しましたが、
これは特に解説するまでもないと思います。

今風にいえば「報道しない自由」そのもので、
基地反対以外の考え方や意見やその行動を、
まるで何も無いかのように装うことです。

その反面、基地反対に関するあらゆるものに対しては、
例え極少数の参加人数しかいないデモであっても、
新聞の紙面上にはデカデカと掲載されるのです。

また、沖縄タイムスやその記者にとって、
「多数派」と「少数派」の関係は同時に、
「加害者」と「被害者」との認識でもあると先述しましたが、
学校における「いじめ」の初期段階というのは、
その相手を無視することから始まるといわれます。

沖縄タイムスやその記者たちは、
「少数派」ゆえの苦しみや不遇を経験しているはずなのに、
なぜ堂々と「少数派」を虐げるのでしょうか?
どうしてそのようなことができるのか甚だ疑問です。

もう一つの武器「演出」については、
若干の説明が必要かと思います。

そもそも何を「演出」しているのかといえば、
沖縄における「雰囲気の醸成」だと思います。

ではその「雰囲気の醸成」というのは何かということですが、
もっと具体的にもっとわかりやすくいえば、
沖縄の「全て」が基地反対といったものの、
ただならぬ「雰囲気」だと思います。

そういった一丸となった沖縄そのものを象徴する言葉が、
「オール沖縄」「県民の総意」ではないしょうか。

数千人数万人、ましてや数十万人が全く同じ意見だとすれば、
それはファシズムや独裁政治であると確信しており、
たからこそ「ただならぬ」と表現しましたが、
沖縄では北朝鮮に代表されるような、
ファシズムや独裁が横行しているのでしょうか?

さすがに独裁ではないと思いますが、
つまり、沖縄は全てが基地反対であるかのような、
目に見えないが拘束力が抜群な「雰囲気を醸成」し、
それを効果的に「演出」しているのが、
沖縄タイムスをはじめとする地元マスメディア、
ということになると思うのです。

これらを今風にいえば「同調圧力」という雰囲気を、
あるいは空気といったものを、
地元マスメディアは醸成していると思われます。

「少数派は黙って従え!」と、言わんばかりですね。
ついさっきまでは「数の力で少数派を虐げるな!」なんて、
被害者面で嘆いていたのにね…

このように「数の力」をいいことに、
正に「報道しない自由」とただならぬ「同調圧力」を駆使し、
基地賛成派という「少数派」を抑圧し虐げているのではないか、
自分たちが被った非道な仕打ちをそのまま、
自分たちとは違う意見の人々へ、
容赦なく打ち込んでいるのではないかという、
のっぴきならない疑問が生じるのです。

そうやって沖縄タイムスと阿部記者はともに、
ひろゆき氏が仕掛けた辺野古騒動の当初から、
これ見よがしにブーメランを投げつけたということです。
本人たちがそれに気づいているかどうかは不明ですが…

さて、この件について、
皆さんはどう思われるのでしょうか?

ただし、ここで確認してもらわなければいけないのが、
あくまで多数派と少数派という関係についてであり、
基地反対や賛成についての是非を問うてはいないということ、
これだけは理解していただきたいです。

個人的にはどちらでもかまわないですし、
地元の人が決めればそれでいいと思っております。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。



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