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空と無と仮と

沖縄・日本史・ミリタリーなど、拙筆ながら思ったことをつれづれと、時には無駄話、時にはアホ話ってなことで…

1990年代の沖縄旅行 「白梅」戦跡巡り⑥ 漆黒のガラビ壕③

2024年12月17日 15時49分14秒 | 1990年代の沖縄旅行 「白梅」戦跡巡り編


近くにある運動公園の駐車場に車を止めて、
ガラビ壕へ通じる細い小道を進んでいきます。
ちなみに初めてガラビ壕を訪問した時は、
沖縄の友人と二人で行きましたね。
当の本人も初めてだったようです。

小道というかなんというか、
少なくとも舗装がされていないような、
いわゆる獣道のような所を歩いていきました。
他の方のyoutube等で確認したところ、
2024年現在も1990年代当時と、
ほとんど変わっていないような気がしますね。

自分は栃木のクソ田舎で生活していますので、
野生動物しか通らないような山間の細い道に関しては、
特に目新しいものではございません。

しかしですね、
ガラビ壕までのそれを生まれて初めて見た時、
これは「ジャングルだ!」と心の中で叫んだことが、
今も鮮明に思い出されます。

テレビでしか見たことがない南米とか東南アジアとかの、
巨大なニシキヘビやアナコンダやマントヒヒやらが、
もしかしてあのプレデターまでもが、
いきなりひょっこり現れてもおかしくないような、
そんな雰囲気の小道です。

沖縄で普通に生活している方々からは、
「大げさなこと言うな」と、
そんなお叱りを受けるかもしれません。

でも違うんですよ、雰囲気がね…

まず植物が本州にはない種類ですからね。
沖縄の動植物はあまり詳しくないのですが、
正にテレビでしか見たことがない密林の世界なんです。
ぶっとい蔦がだら~ンと垂れ下がってたりしてね…
少なくとも栃木には当然のごとく育つ杉林がない。
もうその時点で違和感ありまくりでした。

20代前半のクソガキだった自分にとって、
何も知らなかった無知な自分を懐かしむと同時に、
それはそれはアメージングな記憶として、
生涯忘れることはないインパクトを持っています。

そしてシダ?ソテツ?やらなんやらを避けつつ、
二人でガヤガヤ歩いていくうちに、
前方にそびえる山というか崖というか、
岩肌が露出した壁が見えてきます。

岩壁というか、巨大な鍾乳石のアレでしたね。
そこがガラビ壕の入口でした。

見上げると巨大な黒い空間がドド~ンとして、
その当時の感想としては、
「俺たちは川口浩探検隊だ!」と、
バカなことを言いあっていましたよ。

まぁ、なんというか…
それくらい衝撃度が高かったということを、
当時の自分なりの経験でストレートに表現したつもりなのですが、
伝わってくれるのかなぁ…
川口浩探検隊といっても、若い方は知らないかもしれませんね。




次回以降に続きます。

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