空と無と仮と

1990年代の沖縄旅行 渡嘉敷島の集団自決跡地へ④

引き続き集団自決跡地へ、
谷間を下っていきます。

といっても石碑の入り口からは、
何時間も歩いたというわけではありません。
10分から15分程度だと思います。

前回アップロードした画像をご覧になっていただければ、
普通に歩ける感覚ではない場所だということが、
十分に理解してもらえるかと思います。

時にはハブに気を付けながら岩に手をついて、
時には木につかまりながら、
じっくりゆっくりと降りていきます。


そうこうしているうちに、
小さくて細い沢があることに気付きました。





少しだけ水が流れているんです。
魚は生息できませんね、こんな水量だと。
地元の栃木だと、こういった場所にはサワガニがいるのですが、
渡嘉敷島にはいるのでしょうか?
ちょっとわかりません。

それに沢はここだけではなく、ほかにもありました。




上記の画像は別の沢ですね。

正直言って、
どこが実際に集合して自決した場所なのか、
現地に直接踏み込んでみても、
特定することができませんでした。
前述の通り、
元々わずかな情報しか持ち合わせていませんでしたから…

自分は石碑の裏から谷間沿いに降りていきました。
雨が降れば流れるといったような、
水のない渓流といった感じのルートを、
独り黙々と下っていきました。

上記の画像にあるような小さな沢の流れが、
だんだんと合流していき、
下流になるにつれて水量が増していき、
やがては海に続くのでしょう。

集団自決があった場所というのは、
ピンポイントで特定できませんが、
たぶん、このあたりだと思われます。

この谷間こそがその場所であり、
フィジガーであることを勝手に判断して、
降りるのをやめました。

石碑を出発したのが午後1時過ぎ。
腕時計を見ると午後1時20分ぐらいでした。

次回以降に続きます。

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