私と「飛電」は、ママチャリの最もふさわしくない霞が関を進む。
某国立大学の法学部にあっさり入学したが、公務員になろう!とはあまり考えたことがなかった。
私が宮仕えに向かない人間であることは十分わかっていたためだ。
というわけで、霞が関はママチャリ「飛電」はもちろんのこと、私にとっても初めての地であった。
こうなると私はただの観光客と化す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/b9/9808e2f5ae3a506928cfbf5d29703589.jpg)
まずは文部科学省&文化庁。
こちらは旧文部省庁舎【国指定登録文化財】で、昭和9年(1933年)に建てられたもの。
現在は文化庁がこの庁舎に入っており、文科省はこの奥にある合同庁舎に移っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/86/b9488dc61338ae64baa52794c7212386.jpg)
次は財務省、そして財務省・国税庁庁舎。
霞が関の省庁の中では庁舎が複数に分かれていることが多いが、財務省はこの1棟のみ。
意外なほど警備があっさりしているような。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/08/71d49584149c79a2461e590086df0fac.jpg)
財務省の向かい、経済産業省。
こちらの建物は経済産業省本館。
前2省と比べるとガードが堅い印象。というのも・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/64/9c0aa6f4e353887f1326a1bc974e6521.jpg)
わけのわからん輩が付近に陣取っているからなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/94/13bdda92ea230701a7460b10c5bf34e2.jpg)
日陰のソーラーパネルが失笑を誘う。
もう少し皇居方向に進み・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/16/22e82451f0f1941386e453d159e6b4a7.jpg)
お次は外務省。
通りから玄関までの距離が遠い外務本省庁舎。
他国の外交官の安全を配慮して、玄関口まで公用車でドアツードアができるようになっているのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1b/2ebe676c6a8dd17458092952a7802bb7.jpg)
省庁再編でできた大きな官署・総務省。
(総務省=旧総務庁(旧総理府)+旧自治省+旧郵政省+消防庁など)
こちらは中央合同庁舎第2号館で、中に総務省と国家公安委員会(内閣府)が入っている。
公安当局は「脱」の輩を公道不法占拠で排除できないのだろうか?
届出かなんかがあってデモ扱いになっているのだろうか?
桜田通りを進んでもうすぐ皇居というところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d1/ad84c3fbe460485628c334d1a3a7ad5c.jpg)
皇居にいちばん近いところに構えるのは、通称「桜田門」と呼ばれる警視庁、そして法の執行を担当する法務省。
ひときわレトロな建物は旧法務省本館(赤れんが棟)【国指定重要文化財】で、明治28年に完成したもの。
現在は法務資料館となっており、法務省は赤れんが棟の裏手にあるビルに入っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e5/b10e15377431c9c892c198db816fe147.jpg)
桜田門【国指定重要文化財】が見えてきたところで、桜田通りは内堀通りに合流。
ちいさな官庁訪問はこれにて終了。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます