今回のレトロゲーム攻略記は・・・
「真田十勇士」です。
午前8時に起床してから1時間45分経過。
このゲームのコツというものが、徐々にわかってきたところです。
※ご注意
今回も、ネタバレの要素を多分に含みます。
このゲームを自力で攻略されたい方は、閲覧されないことをお奨めいたします。
信州で猿飛佐助と望月六郎の2人の甲賀忍者を配下に加え、
六郎に命じて関所を爆破して越後に入国した真田幸村。
越後は戦国最強の「軍神」上杉謙信が治める領国です。
真田が領主の時代だから、養子の上杉景勝が治めているのかな?
・・・どちらもこのゲームには出てきませんけど。
爆破した関所から西へ進むと、かすがやま(春日山)の城下町が見えてきます。
春日山には三好
また春日山の殿様(謙信?景勝?)が、「金の卵」を求めていること。
春日山から西にあるかなざわ(金沢)の町に、にわとりがたくさんいることが聞けます。
金沢に到着する目前で、突然出てきた物価変動。
このゲームでは時間がたつたびに、「季節の変わり目」ということで兵糧や物資(武器)の価格が変動します。
時季によって物価の高い街と低い街があるので、兵糧を買うタイミングには注意したほうがいいでしょう。
さて金沢に到着し、「金の卵」はすわこ(諏訪湖)あたりで見つかったという情報は聞けるのものの、この時点では諏訪湖に向かうことはできません。
「金の卵」はいったん置いといて、「鬼の金棒」を探すことにしましょう。
ね~て~ま~し~た~。
私も年を重ね、ゲームへの集中力もあまり持たなくなってきました。
それにこのゲーム、レベルの概念がないので、いわゆるザコ敵を倒す必要性が高くないのです。
そうなるとザコ敵と戦うのがだんだん面倒になってきてしまい、退屈になり、そして眠りについてしまいました。
4時間ぶりに「真田十勇士」再開。
信州・越後国境付近に戻ってきました。
関所・・・誰かさんが爆破したせいで「関所跡」になってしまいましたが・・・この近くに住むじいさんから、有力な情報が得られます。
じいさんの情報にしたがい、うえだ(上田)に戻ります。
上田の鍛冶屋に「鬼の金棒」はありません。
再びじいさんを訪ねると、
暗に春日山に行けと言っています。
春日山の鍛冶屋に尋ねると「虚無僧が買っていった」というので、外に出ます。
先ほどはいなかった虚無僧が、店の前でたむろしています。
この虚無僧、話しかけると「問答無用!」と一言吐いて、
襲いかかってきます! 100人で!
人数は100人の大集団ですが、恐れることはありません。
兵力をある程度増強している幸村隊ならば一撃で蹴散らしてくれるはずです。
幸村隊は僧兵にとても強いようです。
「鬼の金棒」を伊三に返し、伊三が仲間に加わります。
この「鬼の金棒」に関する事案、法律的にはなかなか興味深かったりします。
金棒の占有は、
伊三(持ち主)→ 盗人? → (仲介者) → 上田の鍛冶屋 → 春日山の鍛冶屋 → 虚無僧
と移っています。盗人と上田の鍛冶屋の間には、おそらく何者かが介在したと思われます。
こういったケースにおいて、民法第192条には・・・
「取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がないときは、即時にその動産について行使する権利を取得する」
とあります。動産の即時取得という制度です。
「動産」とは土地とその定着物以外の物すべて(民法第86条)をいい、本件では「鬼の金棒」が動産にあたります。
つまり平穏に、公然に「鬼の金棒」を買い受けた人物は、その人物が盗まれた物であることを知らず、その知らないことについて落ち度がなければ、その「鬼の金棒」を自分のものとすることができるのです。
さらに、
「占有者は、所有の意思をもって、善意で、平穏に、かつ、公然と占有をするものと推定する」(民法第186条第1項)
「占有者が占有物について行使する権利は、適法に有するものと推定する」(民法第188条)
とあるので、平穏、公然、善意、無過失であることを虚無僧は立証する必要はありません。
逆に「鬼の金棒」を取り返したい伊三は、即時取得を否定するために、これらの推定を覆さなければならないのです。
なお即時取得の例外として、
「占有物が盗品又は遺失物であるときは、被害者又は遺失者は、盗難又は遺失の時から二年間、占有者に対してその物の回復を請求することができる」(民法第193条)
「占有者が、盗品又は遺失物を、競売若しくは公の市場において、又はその物と同種の物を販売する商人から、善意で買い受けたときは、被害者又は遺失者は、占有者が支払った代価を弁償しなければ、その物を回復することができない」(民法第194条)
盗品の場合は盗難から2年以内ならば取り戻すことができる、という規定があります。
その場合でも代価を払わなければ取り戻せません。
本件の場合、虚無僧は伊三が「返せ」と言ってきたら、「だったら金払え」と言えばいいことになります。
そして幸村はそもそももとの持ち主でもないので、「鬼の金棒」を渡す必要はありません。
「問答無用」 じつは虚無僧のセリフではなく、幸村のセリフなのでは?
「鬼の金棒」の所有権の問答になると、不利なのは幸村側ですから。
すなわち、虚無僧から「問答無用」で「鬼の金棒」を強奪したのではないでしょうか・・・・・・?
伊三の加入により、ザコ敵との戦いはグッと楽になります。
幸村、佐助、六郎では歯が立たなかった盗賊、農民の討伐には伊三がオススメです。
また根来忍者も伊三が無類の強さを発揮します。
ですが彼の兵科である僧兵は、地上ではあまり出てこないので、金棒を買っておいて、他の兵科から部隊組入れをすることになるでしょう。
伊三を連れて、金沢の南へ。他とは違うかたちの岩があるので、
命令で岩を動かしてもらい、道が開けます。
伊三の力により、すわ(諏訪)へと通じる道が開けました。
諏訪も上田も同じ信州ですが、このゲームでは上田から諏訪へ向かうにはかなりの遠回りをさせられます。
途中、諏訪湖のほとりに1軒の民家があります。
中にはしゃべる岩がありますが、この時点ではどうにもならないのでスルー。
諏訪の街に立ち寄り、さらに東のこもろ(小諸)へ。
小諸と上田はかなりの近所であるはずですが、このゲームでは・・・以下同文。
まずは小諸の神社へ。
ここの狛犬に話しかけると、呪いを解くおふだの場所を教えてもらえます。
そして小諸で流行っているのが・・・賭博場。
しかも高額の金銭が飛び交うという闇の賭博場があるというので、
おっちゃんから招待状をもらいます。
賭博場はすでに滅亡していました・・・
めっぽう強い勝負師は、おだわら(小田原)の方へ行ったとか。
しかしこの時点では関所が頑丈なため、望月の爆弾でも突破できず、小田原へは行けません。
諏訪の町の南に、明らかに1本異なる木があるので、伊三に命令して大木を動かします。
小諸の狛犬に教えられたとおり、おふだを手に入れることができました。
諏訪湖のほとりにある一軒家へ戻ると、岩は海野六郎に戻りました。
4人目の仲間が、ここに加入したわけです。
海野六郎を連れて、小諸城下へ。
海野の知り合いだという番屋の役人と話をすると、10両で関所破りができるようにしてやるというのです。
なんという悪徳役人でしょうか。
しかしそれでも関所破りはできません。
今度は100両を要求してきました。かなりのクズ役人です。
小田原へ行くために、仕方なく100両を支払います。
関所破り、成功。
十勇士のうち4人を配下にした幸村は、関東の地をめざします。
そこで待っている勇士は誰なのか?
今度はどこの関所が爆破されるのか?
物語は盛り上がってまいります!
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