鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

高松で一泊

2015-10-28 | 鉄道の旅


2 0 1 5 年 3 月 2 0 日 ( 金 )

午 後 5 時 2 7 分

う ど ん 県 丸 亀 市

J R 丸 亀 駅



丸亀城を登城し、うどんと骨付鳥を堪能した私は、この日より3泊する高松へ向かうことにしました。



17時36分発の普通列車高松行きに乗車。

壮麗な石垣の名城・丸亀城を高架からながめながら、丸亀の街を後にします。
「丸亀製麺」はありませんでしたが、丸亀はいい街でした。


丸亀から高松までは、予讃線の列車で一本。
しかし丸亀から2駅、坂出駅に到着する前の車内アナウンスによると、岡山からの快速マリンライナーが普通列車を追い越すとのこと。

そこでこの日2回目の坂出駅下車。
こんどは瀬戸大橋を渡って来たマリンライナーに乗車します。

くどいようですが、マリンライナーは普通乗車券でも乗車できます。


18時05分、高松駅に到着しました。



高松駅の駅名標・・・さぬきうどん駅?!
仕方ありません、なにせここは香川県うどん県なのですから。



高松駅構内にある線路のどん詰まり。
かつては本州四国を結ぶ重要航路があった高松。
そのため路線が高松駅で収束するような配置になったのでしょう。

立ち食いうどん屋さんには入らず、駅の外へ・・・
その前に駅のスタンプをもらっておきましょう。



「源平合戦800年の夢をしのぶ駅 予讃線高松駅」
なんとも奥ゆかしい絵柄のスタンプじゃないですか。
屋島の戦いの舞台になった屋島は、高松市内にあります。

おや、もうひとつスタンプが・・・



ハイハイ、わかりました。



高松駅の外に出ました。



駅ビルがなんともスタイリッシュ。
海が近いせいもあってか、とても空間が開けています。



一方駅舎は・・・"SHIKOKU SMILE STATION" だそうです。
高松駅はなんにでもサブタイトルをつけなきゃ気が済まないのか?


高松駅の東側に出ると、徒歩2分ほどですぐに玉藻公園に着きます。
高松駅の出口から玉藻公園が見えるくらいです。

 

そしてこの玉藻公園こそ、この旅で登城予定の高松城の城址なのですが・・・
この日はもう夕暮れのため登城はしません。

玉藻公園のそばには、高松琴平電気鉄道(ことでん)の始点・高松築港駅があり、ことでんは玉藻公園のお濠に沿うように進みます。


私は公園には入らず、ことでんにも乗らず、国道30号・高松中央通りを歩きます。
高松はかなりの都会であることがよくわかる道です。

途中、瀬戸大橋通りに曲がります。
この日の宿はこの通り沿いにあります。


瀬戸大橋通りを歩いていると・・・



あれれ・・・この櫓は高松城のメインのひとつじゃないのか?



櫓の手前をことでんが通過していきます。

ちなみにこの櫓は(うしとら)【国指定重要文化財】でした。
図らずも高松城の一部を登城してしまいました。



この日から3泊するホテルに到着。

  (2015年3月21日午前4時35分撮影)

スーパー銭湯が、カプセルホテルなども経営していますよ~といった具合のホテルです。

私がカプセルホテルに宿泊? いやいや、そんなわけはない。
新幹線も飛行機も使わないハードなこの旅。
カプセルホテルなんかに泊まっていたら、私は死んでしまいます。

じゃらんでしっかりとシングルルームを押さえておきました。


というわけで・・・高松で、一泊!



【今回の乗車記録】

JR丸亀駅(Y10)2番のりば 17時36分発
[Y]予讃線 普通 高松(Y00)行き 3両
坂出駅(Y08)1番のりば 17時44分着

JR坂出駅(Y08)1番のりば 17時50分発
[Y]予讃線 快速 マリンライナー49号 高松(Y00)行き 5両
5番のりば 18時05分着
【移動距離】28.5km  【運賃】18きっぷ使用(不使用の場合は550円)





丸亀を食らう~饂飩と鶏

2015-10-28 | グルメ


2 0 1 5 年 3 月 2 0 日 ( 金 )

午 後 4 時 0 0 分

香 川 県 丸 亀 市

丸 亀 城 を 出 る





壮麗なる石垣の名城・丸亀城をたっぷり堪能して1時間半。
時刻は午後4時を回りました。

時刻からして、この日の城めぐりは終了。
ちょっと早いけど、丸亀の街で夕食をいただこう。
そう思って、



レンタサイクル「アヒル33号」で街をめぐります。



駅近くの商店街から捜索開始。



夕食にはまだ早い時間帯、開いている店はあまりない・・・?
そこで、まだまだ息の続く携帯さんで、うどん屋さんを検索。



アーケード街ガレリア浜町を通過。


JR予讃線のガード付近へ。



高架下のうどん屋さん「将八」丸亀店。
讃岐うどん最初の1杯をいただくべく、入店(^^♪



みそおでん、うま~い!
香川ではうどんができるまで、出来合いのおでん(1本100円)を食べるのが定番なのですが・・・ふつうにうまい。
そして・・・



讃岐初のかけうどん! ズルズルズル~・・・うまい!!
これで230円だから讃岐うどんは凄まじい。

・・・なのですが、残念ながら現在は閉店してしまったそうです。
とても惜しいですが、これだけうまいうどんを出してくれるお店ですら閉店に追い込まれる讃岐うどんの競争は、なんと厳しいのだろう。
(2015年10月28日執筆当時)


とにかく、幸先のよい讃岐うどんデビューを果たした私は、さらなる1杯を求め、「アヒル33号」にまたがります。
スマホさんで調べた末、「麺処 綿谷」に向かいます。

JR予讃線の高架をくぐって、より瀬戸内海に近い北方向へ。
くだんのうどん屋さんはありました。



「本日は終了しました」

そうなのです。
讃岐のうどん屋さんは、朝から開店して、つゆや麺のなくなる昼過ぎには閉店してしまうのです(T_T)



私は失意のうちに立ち去り、丸亀港のほうへ足を向けました。



港に架かる京極大橋
そしてかたわらに立つ灯ろうは金毘羅講燈籠といい、寄進者の名から「太助燈籠」とも呼ばれているそうです。

丸亀は、古くから金刀比羅宮を参詣する金毘羅講の団体が上陸する門前町でした。



港の近所にある公園にも、金毘羅講を乗せた金毘羅舟のレプリカが置かれています。



うどん屋探しを切り上げて、丸亀駅北口に戻りました。



これにて丸亀の散策は終了・・・しません!
丸亀に行くことを決めてから、夕食はここ!と決めていた店に向かいます。



丸亀駅北口を出てすぐそば、ご立派な屋上看板が掲げられている店。



「骨付鳥 一鶴」丸亀本店に入ります。

店内の内装は、鶏を食わせてくれる居酒屋・・・という感じのものではありません。
なんともおしゃれな内装で、異性同士でお食事するのもよさそうです(#^.^#)

1階はおしゃれなムードの喫煙席だったので、たばこを吸ったことのない私は、2階の禁煙席を選びました。
しかし・・・2階は座敷席ある居酒屋のような雰囲気で、オヤジの団体が酒盛りしてやがる!

私は急いで席を1階に変更しました。

メインとなる骨付肉のメニューはおやどり(1,008円)とひなどり(894円)の2種類のみ。
とりあえずおやどりと、ご飯物を一品注文しました。



おやどり!・・・かたいけどうまい!!
噛めば噛むほどうまいのがおやどり。
そしてつけあわせのキャベツが甘い!!



ご飯物のとりめし・スープ付き(462円)をいただきました。

・・・私のおなかには、まだじゃっかんの余裕がございますなぁ。



ひなどりも食っちまえ!
ひなどりはやわらかく、あっさりとした味わい。
私的にはおやどりが好きですね。



満腹になったところで店を出ました。
JR予讃線の高架をくぐり、南側へ。



「アヒル33号」とお別れ。
丸亀駅南口から駅舎に入り、本日の宿泊地・高松をめざします。



丸亀に「丸亀製麺」はありませんでした。