goo blog サービス終了のお知らせ 

鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

三島駅前

2012-12-04 | 旅立ち

2 0 1 2 年 1 月 9 日 ( 月 )

午 前 8 時 1 5 分

横 浜 市 戸 塚 区

J R 戸 塚 駅



鬼ヅモ同好会の麻雀大会が終幕。
この日、私物をよね邸へ置き去りにし、私は旅立った。



  謎の名城!

  大御所様のお膝元!

  リベンジの庭園!

  ご当地グルメ!

  ご当地グルメ!!

  ご当地グルメ!!!

  ご当地グルメ!!!!

  ご当地グルメ?????




月曜日の呪いを断ち切るべく・・・

再度、静岡の名城に挑む!!




東海道線に乗車して西へ。
関東を脱出するのは久しぶり・・・でもなく2週間ぶりか。


JR戸塚駅 3番線 8時18分発
  東海道線 普通 熱海行き
  熱海駅 4番線 9時32分着


ここから、Suicaの使えなくなるJR東海領だ。
もとより、余った18きっぷを消化する日帰り旅なので、なんら関係ないことだが。


JR熱海駅 3番線 9時37分発
  東海道線 普通 島田行き
  三島駅 2番線 9時49分着


熱海駅から、普通列車でわずか2駅で三島駅へ到着。
ちなみに新幹線(こだま)なら1駅。


今回の目的地は、伊豆山中城
三島市内から箱根に向かう東海道(現在は国道1号)を阻むかのごとく存在していた城址。
名が表すとおり、山の中にあった山城だ。


三島駅からは電車からバスに乗り換えて向かうことになる。

バスの出発時刻までにはいささか時間が余っていたので、なにか小腹を満たすものを探す。

三島市は富士山のふもとにあるので、富士山からの雪解け水が清水となって湧き出ている。
その豊富な清水に育まれたウナギが名物であり、三島産の野菜も名物なのだとか。



じゃがいもがほどよく甘くてうまいねぇ~。
「三島コロッケ」は、地元三島産のじゃがいもを使っている。
はやくもご当地グルメを賞味することとなった。

バスの出発時刻になったので、お行儀が悪いが車内でコロッケをいただいた。


市内を抜けると、
「この先カーブが多くなりますのでご注意ください」
と、バスの女声が注意喚起する。

日本の大動脈・国道1号にはめずらしいきついカーブが連続する。
さすが「天下の嶮」箱根といったところか。


沼津東海登山バス 三島駅南口 10時15分発
  65系統 元箱根港行き
  山中城跡 10時46分着  590円


バスに乗って約30分、最寄りのバス停・山中城跡バス停に到着。



本格的な朝食を摂らなかった私が、コロッケ2枚で満たされるはずもなく、バス停そばにある茶屋で一服することとなった。




日本海へ

2012-10-28 | 旅立ち

2 0 1 1 年 1 2 月 2 2 日 ( 木 )

午 後 1 1 時 0 5 分

東 京 都 立 川 市

J R 立 川 駅 南 口



世間ではクリスマスで盛り上がっていた週末。
私はそれに背を向けるかのように、ひとりで冬の北陸に挑んだのでした!



(気分を盛り上げるBGM  「ギャオス逃げ去る」)


瑞龍寺仏殿  越中の名刹!

金沢城石川門二の門  加賀で城攻め!

兼六園・ことじ灯籠&唐崎の松&霞ヶ池  水墨の名勝!

野村家住宅・庭園  第二位の日本庭園!

長町・絵葉書の旅  絵ハガキ!!

ひがし茶屋街の夜  芸者遊び!!

丸岡城天守  最古の天守!

一乗谷・復原町並 白土家の本拠!!




各地でご当地グルメを賞味し、

金沢チャンピョンカレー 福井ソースかつ丼と越前おろしそば 海鮮丼@近江町食堂


各地で茶を飲み、

野村家住宅・抹茶 ひがし・志摩・抹茶 ひがし・懐華楼・抹茶


各地で雪国の洗礼を受けた……




旅は立川からスタート。

長野県から新潟県、日本海へと出るルート。


JR立川駅 6番線 0時29分発 +遅れ15分
中央本線 快速 ムーンライト信州81号 白馬行き
白馬駅 3番線 5時40分着


夜行列車を降りると、暗闇にうっすらと積る雪。

白馬駅

白馬は北アルプスのふもと。
「桃鉄」ではスキー場と温泉がある駅で、大雪が降ると臨時収入になるところだったかと。

そういうところですから、気温もマイナス2ケタだろうと思い、装備を厳重にしてきたのでした。

上はTシャツ、長そで、ブラウス、ジャケット、カシミヤのコート。
下は下着、短パン、ジーンズ、スラックス。

ありったけの上着を着てきただけではありましたが、それでも夜行列車の中ではうっすらと汗をかくぐらいでした。

この日の白馬の最低気温は-3℃、思ったほどではありませんでした。


白馬でつらいのは、朝っぱらから1時間以上の待ち時間があることです。

ムーンライト信州が運行する日の白馬駅は、小さな駅舎から人があふれるほどの盛況ぶり。
駅舎のベンチはすべて占拠されてしまったので、駅のロータリー沿いにある食堂で時間をつぶすことにします。

きのこうどん

信州といえばそば! のはずだが、ここではうどん。
準備が必要なのか、早朝にそばは売っていませんでした。



JR白馬駅 2番線 6時56分発
大糸線 普通 南小谷行き
南小谷駅 1番線 7時15分着


ちょっとした難読地名、「南小谷」は「みなみおたり」と読みます。

南小谷駅でふたたび30分強の待ち時間が生じます。
ここの待合所には掘りごたつがあるので、ゆっくり骨休めできます・・・・・・が、これがちょっとしたワナかも。


南小谷駅から北は、JR西日本の管轄になります。
そして、JR西とJR東の格差なのか、列車のレベルがガタ落ちするのです。

JR東は電化線、JR西は非電化線、そんなのはどうでもいい。
列車の両数が、4両編成から2両編成へと縮小するのです。

夜行列車と始発列車で来た猛者どもは、南小谷駅でそのまま下車するはずはなく、各々がそれぞれの理由で日本海をめざします。
座席をめぐる闘いの勃発です。
こたつでぬくぬくしていた私は、はなっから闘いを放棄していました。

列車に乗り込んだ私にあてがわれる座席はなく、大糸線の後半戦は終始「お立ち」のまま日本海をめざします。


JR南小谷駅 2番線 7時51分発
大糸線 普通 糸魚川行き
糸魚川駅 4番のりば 8時52分着


久しぶりに耳にする「4番のりば」というフレーズ。
いよいよ西のほうに来たんだなぁ~と実感します。


JR糸魚川駅 3番のりば 8時52分発
北陸線 普通 富山行き
富山駅 4番のりば 10時03分着


列車が糸魚川駅から富山県境に差しかかるころ、車窓からは親不知・子不知と呼ばれる絶壁の景勝地が見えます。

親不知・子不知をかんたんに表すならば、北アルプスの断崖絶壁がそのまま海に突き出たようなところです。
荒波迫る断崖絶壁を通り抜けるのに「親にかまっていられない(親なんて知らねぇ)」「子にかまっていられない(子なんて知らねぇ)」から親不知・子不知と呼ばれるようになったそうです。

この難所を、国道8号線は山肌にへばりつくように進み、JR北陸線は長いトンネルを何本も通り、北陸自動車道に至っては海上を通っていきます。



約1年半ぶりに見た日本海は、私の眼前で曇ったり晴れたりと忙しく姿を変えていました。
この際限なく変わる北陸の天候に、あとあと苦しめられることとなるのです。



午前10時、新幹線の工事が進む富山駅に到着。