goo blog サービス終了のお知らせ 

裏風撃バカキュン

とり♀、いしい♀、夏子♀、ぜん♂、おバカな4人がゆるゆる綴る胸キュン音楽blog。
風吹く裏街でテキトーに撃ってます。

カフェのBGM

2004-10-12 | とり
今日も曇り&雨。朝からスタバ。
先週から、引き続きUnder her spell/ARETHA FRANKLIN がBGM。
うーん、いいんだけど。

駅構内を含めて、駅から会社までの間に、
コーヒーショップ4軒(うち、○トール2軒)、
ファーストフード1軒。
緩やかな坂道を上がりきったところにスタバがあり、
なんとなく、会社に行きたくない私を呼んでいるわけです。

そういえば、アレサフランクリンの「Brand New Me」、
日曜日のFMで佐野さんにかけてもらったなあ・・・。
そして、ジュゴンの「恋の引力」のレコードが当たったのに、
すでにレコードプレーヤーを持ってなくて、1回も聴けなかった。
今も実家にあるはずだけど、一生聴けないかも。
(実家にあった大昔の「てんとうむし」の形のレコードプレーヤーで
聴こうかと思ったけれど、レコードがかわいそうなので、止めたのでした)

朝からソファに深く沈んでいる人を横目に、会社に急ぐ私。
始業1時間前。3連休明け。

しょっぱい1枚

2004-10-12 | 夏子
8月後半リリース。one of 大衆として、オリンピック開会式,
明け方コレでちっちゃなカミナリに打たれたんだもん。
入手して2週間は、コレばっかり聴いていた記憶。
その後、韓ドラにはまってしまって、プレイヤーもまともに起動させてなかったり。

いやー、よく聴いた。
スクリーンセーバーも特典キーワードで入手できる bjorkなんです。
美、です。
ショップでこのジャケを見て、小4が
「あ、これママのパソコンとおなじー」と飛び跳ねておりました。
壁紙は別の美人。love-

ここで書くことでもない有名なことだが、全部を構成しているのが声。
楽器はつかってない。
彼女の高音の天井あたりがどうも苦手で
もっと突き抜けられないものなのおお?と映画館で
耳がイライラ地団駄ふんだ 映画「ダンサーインザダーク」。
その印象で、いくら白鳥キューティー・コスプレしたとしても、
ちょい心は離れてしまったのですが
このアルバムでは、その限界加減も気にならぬほど
全部が鼓動なのだ。心臓のリズム。心臓の漏れ。心臓の涙。
人間の声、だから許せるんだろうか。
鼓動でこられちゃあ、受け入れる準備も整う。

汗はしょっぱい。そうです。そのとおりです。
俯瞰具合が「瑠璃色の地球」に近いなー
というのが開会式で聴いたときの印象デシタ。

月が満ちる夜は、くちびるがなんだかしょっぱい。
何を求めてるんでしょうか。

直球胸キュン系

2004-10-11 | いしい
だよねー、とりちゃまってつくづく。
で、それに触発されて“私の過去にはそれもあったか”という
大江千里くん。ギター少年が多い私のレコ棚にあって
珍しいピアニストですね。

高校の同級生で今も仲のよいMりんが佐野くんのファンで、
そして大江くんも好きだった。全然タイプ違うと思うんだけど。
彼女の誕生日に「BOYS&GIRLS」のシングル盤を
プレゼントした記憶アリ。その頃私が大江くんに持ってたイメージは
「歌のあんまりうまくない人」そのぐらい。すまん。

大学に入って、大江千里好きな男の子(珍しいよね)と
仲よくなり、彼の影響で聞くように。で、どっぷりハマりました。
歌があんまりうまくないという印象は変わらないけど
微妙なメロディと独特な詞が光ってる。それは今聞いても。

大江千里好きな男の子は、親友も大江千里好きで(珍しい)
なんとふたりで武道館コンサートとか行ってた。
次の日「女の子ばっかで浮いてた」との感想。
そりゃ浮くだろう男二人連れ。

ま、ご想像の範疇かと思いますが
その男の子ふたりとはいろいろ
恋沙汰があったので
大江千里を聞くと今も時間がフィードバックして
甘酸っぱいキモチになるのさ。

大江くん、なんだかんだ言いながらキャリアも長くなって
彼が司会をやってる「ライブデポ」というTV番組に
こないだカーネーションがゲストで出たとき
「お互い長いですよね」「デビュー同じくらいですよね」という会話。
そう、どちらも83年、なのだよね。20年かあ。

思い出が多いのは「未成年」「乳房」あたりですが
黄色いジャケットが好きなのでこの「AVEC」。
そしてデビューから今に至るまで
ほぼすべてのジャケが本人の写真フィーチャーという点は
ポップアイドルという出自ならではかな。

わたしの青い空10月10日

2004-10-10 | とり
昨日は、夕方から雨と風が強くなったので、Zeppは断念。
愛が足りないのかなあ(←私の愛なんて要らないと思うけど)。
土曜日の福岡に行こうかと思ったけれど、
すでに仕事が入っているので、
岡山&渋谷の幸せな記憶を大事に生きていきます。

今日は1日中、曇り空。
くやしかったので、逆に爽やかなジャケットを思い出し、
久しぶりにサニーデイを聴いてみました。
解散後に出されたベスト盤から、
早口の「です・ます調」の「あじさい」。
暖簾。簾。濡縁側。畳。さいだぁ。
「レトロ」な言葉とは逆に、
いつの時代でも変わらず色あせない風景と思い。
その美しいこと、といったら、もう。

ちなみに、このベスト盤は岡山に出張に行った帰り、
東京へ戻る新幹線の時間待ちの間に購入しました。
そして、新幹線の中で、同僚から、
さんざん、ヤサ男好きを非難されたあげく、
スピッツのM君好きについても、
「ラクダ顔が好きなの!?」と非難され続けた4時間でした。
ははは。

明日は、きっといい天気でしょう。

いしいには負けるが

2004-10-10 | 夏子
ある地方FM局での戦利品。
thanks for everything Motoharu 1984.12.18
と書いてある。ツアー用Tシャツ。

ラブレターなら当時から得意だった。それも哀しい。
番組のそういう企画。
その番組では、ステージパス券もゲットした記憶。
その局主催のコンサートに1ヶ月無料で入場できるというウハウハなヤツ。
結局、利用した記憶は ないんだけど。

*30代以下のひとに説明しておこう。
これは佐野元春VisitorsTourの時の販促モノ。
ComplicationShakeDownの図柄ですね。
当時、このラップはびっくり仰天でしたのよ。

鈴木さえ子とハートブレイク

2004-10-09 | ぜん
大学生活を東京で送ったワタクシ。ずっと硬派を貫き通したので、彼女とか恋人とかステディとかハニーといった存在とは無縁だった。しかし、このまま色恋と無縁で青春時代を終えてしまっていいのだろうか?との自問自答に、一花咲かせるべきとの結論に達した。平たく言うと「俺も彼女欲しいよーっ!」ってことね。

決意の表れとして、当初は一人で行くつもりだった鈴木さえ子のコンサート・チケットを2枚取った。約一ヵ月後の公演日までに一緒に行ってくれる女の子を見つける!そう固く誓う、若き日の俺だった。

とはいうものの、なんせ硬派で過ごしてきたので(単にもてなかっただけ、との説もあるが)、そのへんで軽々しくナンパすることなどできない。だらだらと無益な日々が流れたが、幸いなことに友人(男)の友人つながりで、なかなか美人で聡明な女性と知り合うことができた。数日後、震える手で受話器を握り、コンサートに誘ったところ、OKの返事。わーい!
友人からは「言っておくけど、彼女はすげえクールだよ」との忠告もいただいた。

さて、コンサートはとても楽しい内容だった。ちょうどセカンド・アルバム「科学と神秘」発表後だったかな。鈴木慶一さんはじめ、ムーンライダーズのメンバーがバックアップしており、その点も大満足。彼女はまったく予備知識がなかったにもかかわらず楽しんでくれたようで、ほっとした。

その後、二人で飲みに行ったのだが・・・。うーむ、話題が続かない。友人の忠告どおり、ほんとにクールな人で、反応が読めない。決して無口ではないのだが、楽しいのか退屈なのか、もっと飲みたいのか早く帰りたいのか、さっぱりわからん。沈黙を恐れ、知っている限りの語彙を連射した。その後何度か会ったのだけれど、毎回同じような雰囲気で・・・。なんとなくそのまま疎遠になってしまった。

今思うと、クールな美女の攻略法対策が事前に全くなされていなかったことが悔やまれる。が、それ以前に、“好き”という感情が生まれていないにもかかわらず、「この時までに彼女を作る」なんていう目標を掲げたこと自体がばかげていたのだ。恋愛ってそういうもんじゃないよね。実際、あの時自分は彼女を本当に好きだったのかどうかさえ不明である。

思うに、美女を目の前にすると異常に緊張してしまうのは、このときのトラウマに違いない。今でも鈴木さえ子のアルバムを聴くと、その一件を思い出して少々複雑な心境になる。

夜明けに雨の音を聴きながら詩人は何を思うのか10月8日

2004-10-08 | とり
雨が強くなった。明日は風も加わる。
Zepp Tokyoに行けないかも。

でも、そろそろ書かないと、いけない。
明日、ライブに行ったら、違うことを書きそうだ。

ヤサ男好きは自覚しているものの、
最近、ひょっとしたら、「弟フェチ」なのか、と思う。
ライダーズもそうなのだが、最初は兄好きだったはずなのに、
気づくと、弟好きになっているのである。
(といっても、ほかの兄弟を知らないから、
あくまで2組のデータに基づく。
弟の方が歌はうまいと思いませんか?)

「2番目」という何となくの「順序」と「序列」からくる「どうせ・・・」というか、
「ひねくれた」&「逆に自立した」感じが、どうも好きなようである。
いやー、お嬢様は昔からこのタイプに弱いですよねー。
(↑職場で暴言を吐くお嬢様はいない・・・)

ちなみに、職場にいる三男は、
「家族として扱われていない」とまで言い切っていた。

というわけで、

「Bizarre Music For You」から、「僕は負けそうだ」。
荒くてざらざらした感じ。でも、ちょっと情けない。
そして、動かないでただ待つだけの夜。

負けそうだって、泣いたって、旗を振ったって、
タンポポを愛してたって、椅子の上で微妙なバランスで眠ってたって、
詩人はいつでも、私の憧れなのです。

雨の音を聴きながら、詩人は何を思うのでしょうか。

シャル・ウイ・ダンス

2004-10-08 | ぜん
映画『シャル・ウイ・ダンス』がハリウッドでリメイクされ、いよいよ公開とのこと。とてもいい映画なので、素直に嬉しい。日本映画はクロサワとゴジラとホラーだけではないことを広く知らしめたい。あ、ジブリをはじめとしたアニメもあるか。

大貫妙子が歌っていた「シャル・ウイ・ダンス」のテーマ曲は、もともとブロードウェイ超ロング・ランで有名な『王様と私』の挿入歌で、それが日本で生まれ変わってハリウッドに凱旋することになるんだね。あちらでは誰が歌うんだろう?

ジャズ・ピアニスト大給桜子の「メモリーズ・オブ・ユー」というアルバムは「シャル・ウイ・ダンス」で幕を開ける。残念ながらこのアルバムはムード・ミュージック、サロン・ミュージックの類いなのだ。映画音楽やスタンダード曲をジャズっぽくおしゃれにアレンジした、よくあるやつ。大給桜子(おぎゅうさくらこ、と読む)は、本来は本格的なジャズの王道を行くピアニスト。腕を買われてこの企画に加わったものと思われる。ここでベースを弾いている池田芳夫は70年代、バリバリにとんがっていた時期の日野皓正グループのレギュラー・ベーシスト。サイドからサポートするこの方も本物なのだ。

このアルバムは、“ラヴ・タッチ・ピアノ”というシリーズ物の中の一枚で、前田憲男や、クラシックの舘野泉といった一流どころがずらりと名を連ねており、安易な企画物とは一線を画す。というわけで、たかがムード・ミュージックとなめてはいけない。ホテルのラウンジで静かに流れている分には誰も耳を傾けないようなアレンジと演奏だが(意図してそういうふうに作られている)、スピーカーにきちんと対座して聴けば、名人芸のなせる業であることがわかる。

特に「シャル・ウイ・ダンス」はチャーミングで素晴らしい。軽快にステップを踏むような、歯切れのいいテーマ部分。続くソロ・パートで右手が奏でる、転がるようなフレーズは、その世界の権威レッド・ガーランドを思わせる。これ一曲で人生観が変わるような演奏ではないが、誰かに聴かせて「ね、なかなかいいでしょ?」と自慢したくなるような、いつも手元に置いておきたい一枚だ。

残念ながら彼女は40代にして癌のため亡くなってしまったそうだ。ご冥福をお祈りいたします。

バカキュンな夢 はっぴい編

2004-10-08 | 夏子
わたしも一昨日だっけ、その前に有名人が出てくる夢を見ていた。

こちらは、永遠のギター王子・鈴木茂氏。
なんだかいしいとは「鈴木」繋がりか。括っていいのか?

港がみえる高台でわたしはバンドの鍵盤担当。
他のメンバーは zone。よく知らないけどー。
わたしは、バチが当たるだろうが「女子高生」を演じている。
バレないのが夢だあね。ほんと、ばか。
なんでだか、キーボードのところに茂さんが来て「やあやあ」なんてニコヤカに。
zone(しかもわたしも加入してる)と茂さん。
という組み合わせも、夢ならではのこと。お互い途切れまくるコトバ。
そんなところで「やっぱり茂さんだー」と感動するワタクシ。
”やっぱり”というのは猛烈失礼か。

その5日くらい前には、松本隆さんの夢を見る。
これはすんごくいい夢だったので書きたくないね。
いやーよかったよお。余韻。むふ。

順番からいくと、今夜あたりは細野さんの夢か。
そういや揚げ物をするとき、毎度細野さんの「揚げ物合戦の夢」を思う。
ホラ貝が壮大に鳴りひびくような壮絶な夢のステージを妄想するが
どうつっこんでよいのやら不明な、細野さんがかつてみたという夢ね。

夕ご飯のおかずを揚げ物にして、
細野さんと逢うためのプレリュードにするか。
結構、容易く「見たい夢」はみられるんです。

画像は「成層圏紳士」著・松本隆

バカキュンな夢

2004-10-08 | いしい
一昨日、夢を見た。
睡眠の量が、必要なぶんより少し多かったみたいで
(よほど能天気な生活をしているということだ)
その、余計だった睡眠スペースに湧き出た、長い長い夢だった。
夏子もそうらしいけど私も有名人や憧れの人を
勝手に夢に引っ張り出すのがトクイ。

というわけで一昨日の夢に出てきてくれたのは、
あの、鈴木博文さんでした~!…って、私これまで何回
彼のことを勝手に引きずり出してることか。
私なんかの夢にノーギャラでね、申し訳なし。

長い夢の中、博文さんの出演はちょっぴり。
(ノーギャラなうえに端役かい!)
彼は、雑誌の取材を受けていたのだけれど
自分のことを紹介するのに

「二足歩行の中で、いちばんさびしい動物」

って言ったのーーーーーっっっ。
倒れたー。夢の中で。
カッコイイでしょーーーっ。
って私が勝手に脳内発言させてるわけですが。
でもねでもねなんだかとても言い得て妙。
鈴木博文さん、あなたの存在は、そう。それだ。

ああ、バカキュン爆裂。
というか、私ひとりが胸キュンで他人から見れば大バカですな。


写真は、
「HIROBUMI SUZUKI & GREAT SKIFFLE AUTREY」の
CD発売告知ハガキ。
メトロトロンからのダイレクトメールが
旧姓宛てに実家に届き続けていた頃、
私は子育て真っ最中で(ま、今もそうだけどな)
音楽から遠く離れた生活をしてた。
このまま、音楽も聞かなくなっちゃうのかな、と
ぼんやり思っていたとき
松本隆さんのサイトを通じてここのメンバーと出会うことになり、
そりゃもうごうごうと渦巻く音楽の嵐の中に
また舞い戻ることになるのさ。
私を再びこの場所に連れてきてくれた
バカキュンな音楽とバカキュンな人々よ、
ほんっとアリガトウ。

雨と朝の気配10月7日

2004-10-07 | とり
さっき、藤井くんがテレビに出てた。
本当に、よく「代官山エレジー」歌ったなあ・・・と。

今日は「です・ます調」で。

昨日に引き続き、いいお天気です。
でも、明日からの天気予報は、台風で雨と風続き。
そろそろ西から雨がやってくるころでしょうか。

今日はなぜか朝から大阪のインディーズバンドANATAKIKOUの「リリー」。
雨の朝、OKAMAの「リリー」を歌った歌です。
ギター&ボーカル×2人+ドラムのシンプルな音に、
ちょっと抜けた感じのメロウなメロディがたまりません。
(しかし、何で買ったんでしょうね)

雨と朝の気配。
「リリー」が伸びた髭で朝を感じるように、
私も、何となくやってくる朝の気配に5時半に目が覚めます。
そして、現実に順応していくゆるやかな時間が、一番、無防備な時間。


ああ、でもやっぱり誰もわからないと思うので
(というか、いっそ誰もわからない世界で攻めてみるもよし)、
最近、毎朝聴いているキリンジの「ブラインドタッチの織姫」
(from 「スウィートソウルep」。epといいつつ、
12曲入りで、「愛のCoda」も入ってます)。
高樹さん作なのですが、
とにかくタイトルから想像できる世界を裏切らない。
かわいいーーーーーー。
「どうせ私なんて誰も・・・」と舞踏会を夢見るシンデレラのような気分で、
泰行さんのVOCALにうっとり。

ま、その数時間後に、執行役員に向かって
「合議で決めるって、責任取りたくないってことですか」
と暴言を吐いた私には無縁の世界です(笑)。

「弟フェチ」はまた後日。

NHKのフォントを考える

2004-10-07 | 夏子
この渋い選曲の流れをブった切るネタでご容赦ヲ。

最近、ほんに「おれっておやじだなあ」
と感じます。ヒシヒシどころじゃありません。
日々、「永遠の少女をめざすのおおお」と
くちびるをツンと尖らせておりますが。
(↑茶房主への個人的トリビュート。でへっ。)
本能はウラハラ。

ある意味、脱ッポクならぬ、脱性。ライン越え。
だめですね。小6のプール参観なんか行っちゃった日は
愚息の同級生女子のほうに目がいきます。
綺麗な脚だなー。贅肉がないって、美よねー、だの。

我が家のもうひとりの「おやじ」ときゃあきゃあ言ってるのが
マリア・シャラポワたん。彼女は「たん」付けがデフォルト。
コートのエルフ。そのくせ、叫び声は野蛮かなっ。
画像は、今夜のNHKニュースより。
その小洒落たフォント。

NHKよ、あーた、やりすぎっ。

2003年、その曲のカバー

2004-10-07 | いしい
はじめてマービン・ゲイの名前を知ったのは、佐野(元春)くんの「ダウンタウン・ボーイ」の中の“Marvin Gayeの悲しげなソウルにリズム合わせてゆけば”という歌詞で、だったと思う。私の世代だと、そういう入り方の人、多いかもしれない。ちなみにクリフ・リチャードの名前を知ったのも、“クリフ・リチャードやなつかしい夏休みさえ君の前じゃ色あせるのさ”という歌詞の出てくる、杉(真理)くんの「恋のかけひき」だしねー。ああ典型的なロンバケ世代。

2003年、私は3回の「What’s Going On」のカバーを、生で聞いたのだ。一度目は3月の終わり。山下達郎さんのファンクラブ10周年記念liveというのがあって(ハイ、会員です)、出かけたアートスフィアでタツローさんが歌ってくれた。ソウルミュージックの表も裏も知り尽くしていて、知っているだけではなくその魂が身体に入っている人の歌。震えました。二度目は4月。赤坂グラフィティで続いている鈴木博文さんのシリーズLive「オチョーシモン・ザ・ナイト」7回目で、ゲストのtRace elementsが歌ってくれた。tRace elementsはカナダ人+日本人のふたりユニットで、アコースティックな「What’s Going On」。そして夏子も書いてる10月、鳥石夏の3人が砕け散ったin the city tokyo 2003での佳孝さん+茂さんバージョン。佳孝さんのボーカルで茂さんのギター、ってこう書いただけで砕けますよ。バカキュン。

ものすごくたくさんのLiveに行ってるわけじゃない私が、同じ年に3回ものこの曲のカバーを生で聞くことになったのは、きっと偶然じゃないのだ。タツローさんもtRace elementsのvoのマックスさんも言ってた、30年も前のこの歌の歌詞が今もそのまま通用してしまう世界であることが哀しい、という意味のことを。相変わらず、泥沼を抜けられない世界。

ああ~でもね、この曲の魅力ってやっぱこの色っぽさよね。単なる反戦の立て看板だったら、こんなに長いことたくさんの人を振り向かせることなんかできない。人々のざわめきの中からサックスの音が立ち上がってマービンのなまめかしい声が絡んでくる、これだけで倒れる~っ。なんて色っぽいんだ。

いやしかし。「What’s Going On」に無数のカバーバージョンがあるとは知っていたけれど、まさかオフ・コースバージョンがあろうとは。(しかも「竹田の子守唄」と同じレコードに入ってるとはっ。)それすげー聞いてみたい。「What’s Going On」道は深し、ですな。

「What’s goin’ on」といえば

2004-10-07 | ぜん
マービン・ゲイ大好き。しかし、奥さんと泥沼の離婚劇を演じた後、実の父親に射殺されてしまうとは、あまりにも可哀相。栄光と幸せは比例しないのでしょうか。

ところで「What’s goin’ on」といえばオフ・コースです。って、突然ですけど。74年のライヴ・アルバム「秋ゆく街で」は意外なことに「What’s goin’ on」で幕を開けます。鈴木さんがソウル・マニア(今流行の韓国の、ではなくて)なんだって。ま、譜面どおりに歌っているという程度で、黒っぽいノリは出せてません。オフ・コースですからねえ。ハーモニーは素晴らしいものの、ブラック・ミュージック的グルーヴとは対極にありますからねえ。ちなみにセカンド・アルバム発表後ということでオリジナル曲がまだ少ないせいか、コレのほかにも「竹田の子守唄」「白い一日」「傘がない」など、他人のカバーを何曲か歌ってます。これはこれで貴重かも。

このライヴでドラムを叩いているのが村上ポンタさん。ポンタさんの裏話によると、このリハーサルの時(たぶん前日)、松木恒秀さんのギターを小田が「ちょっと弾いてみていいですか?」と許可を得て弾こうとしたのだが、うっかり松木さんのアンプに足をかけて構えてしまったのだ。怒り狂った松木さんは即座に「俺は降りる!」と言い残して去っていったという。凄く上手いギタリストなんだけど、天才肌で気難しいところがあるみたい。結果的に大村憲司さんがピンチヒッターに入って事なきを得た。ライヴ終盤、小田がMCの時に言葉に詰まってしまう。初めての大々的なコンサートに感極まったと思っていたが、自分の軽率さが招いた直前のトラブルをなんとか乗り切ったことも無関係ではなかったのだろう。

そういえば私は無謀にも「What’s goin’ on」をカラオケで歌ったことがあります。前奏で「おおっ!」とウケたものの、歌に入ったところで全員ずっこけましたとさ。

武者震いの1枚

2004-10-06 | 夏子
blog立ち上げ。このドリームチーム。
しかもそれぞれ既にカキコがありーの、
その後のアップは、すんごいプレッサー。
武者震いをしたのは分娩以来か。

こういう時、よっしゃ行く!
と選ぶのはダニー・ハサウェイ[LIVE]1971年。
コレ。実はcrazzzy blogでもカレの名前検索経由が多い。
うーん、もっとイカしたレビューがあるだろうに。

これを聴くと、もう安心する。なにがあっても大丈夫。
んもーなんでしょうねえ。このエレピの心地よさ。
コンコロコロコロ。

1曲目の「what's goin' on」
そういえば去年のin the city tokyo 2003で
佳孝さんと茂氏がアンコールで演っておりましたね。
あの帰りのタクシーでも 紛れもなくわたしらバカキュン。

さて。元歌・マービンゲイがパパに撃たれた日、
わたしの初出勤の日だった。
なんでこんな制服を着なくちゃいけないんだろう
と違和感いっぱいで弁当箱をつついてた。
社食のテレビで知ったソレ。
たまたまその日はエイプリルフール。

制服着た自分も、パパに撃たれた事件も
全部がナカッタコトになればいいのに。

そんな絵空事ばかり思い描いて小切手に印鑑を押していた。
絵空事は、もちろん今も。
空想はバカキュンの源泉。