昔のカラオケは、画面に文字など出なかったのである。というか、画面なんてはなからなくって、歌詞の掲載された、ずっしり重い通称「歌本」を見ながら歌ったのだ。若いモンは知らんじゃろうがのう。83年当時、大沢誉志幸の「そして僕は、途方に暮れる」をリクエストし、颯爽とステージに上がった私であったが、はたしていつ歌い始めていいものやらさっぱりわからない。印象的なフェアライトのサウンドだけが空虚に流れてゆく。そして僕は、途方に暮れた。“通信カラオケ&いろんな機能付”が当たり前の今、隔世の感がある。
ある日、テレビを見ていたら、大好きな「そして僕は、途方に暮れる」が流れてきて、それがカップヌードルのCMだったとわかった時にはびっくらこいたなあ。しかも麺を豪快にほおばっていた肉体派俳優が現在のカリフォルニア州知事になっているのも驚きであります。
アルバム「CONFUSION」を久々に引っ張り出して聴いてみたけど、今聴いてもいいね~。「FREE WAYまで泣くのはやめろ」以外、全曲いい。それまでカッチョイイ曲を提供する新進作曲家のイメージが強かった大沢誉志幸が「その気×××(ミステイク)」でシンガーとしてブレイクした記念すべき一枚。なんたって声がカッコイイよなあ。美川憲一風な喉を持つ私としては、ただただあの声に憧れます。
・・・と、書いてみましたけど、いしいちゃんの時計にはかなわんなあ。
ある日、テレビを見ていたら、大好きな「そして僕は、途方に暮れる」が流れてきて、それがカップヌードルのCMだったとわかった時にはびっくらこいたなあ。しかも麺を豪快にほおばっていた肉体派俳優が現在のカリフォルニア州知事になっているのも驚きであります。
アルバム「CONFUSION」を久々に引っ張り出して聴いてみたけど、今聴いてもいいね~。「FREE WAYまで泣くのはやめろ」以外、全曲いい。それまでカッチョイイ曲を提供する新進作曲家のイメージが強かった大沢誉志幸が「その気×××(ミステイク)」でシンガーとしてブレイクした記念すべき一枚。なんたって声がカッコイイよなあ。美川憲一風な喉を持つ私としては、ただただあの声に憧れます。
・・・と、書いてみましたけど、いしいちゃんの時計にはかなわんなあ。