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裏風撃バカキュン

とり♀、いしい♀、夏子♀、ぜん♂、おバカな4人がゆるゆる綴る胸キュン音楽blog。
風吹く裏街でテキトーに撃ってます。

妄想ティッシュ箱

2005-09-18 | いしい
ってヘンな検索に引っかかりそうなタイトルですね…。前にご紹介した A面時計ほどではありませんが、過去の私の妄想作品をご披露。実家にいまだ放置してあるティッシュケースカバー、これ私の手づくり(紙製)なんですが…思いきり憧れのみなさんの写真配置しております、右に大滝さん、真ん中にタツローさん、左端にムーンライダーズご一行様(わかる?)。大衆の妄想に付き合わされるのが芸人のつとめとはいえ、いやですよねティッシュペーパーの箱の上は…。いやほんと申し訳なし。それにしてもティッシュの箱の上にまであなたにいてほしい!と願うほど好きだったんだろうか。妄想ぎみな青春は、そのまま平気で今に至ってるし。

空飛ぶくじら

2005-09-02 | いしい
マチャアキといえば…ってもういいですか。でも、思い出しちゃったので、これだけ書かせてー。すっかり記憶から抜け落ちてたけど私、堺正章さんのシングル、もう1枚持ってたよ。これ、82年「空飛ぶくじら」。言うまでもなくあの大瀧詠一さんの曲のカバーね。大瀧さんが72年にシングルで出したときはクレジットが「作詞・江戸門弾鉄/作曲・編曲/多羅尾伴内」だったけど、この堺さんのシングル盤では「作詞・松本隆/作曲・大滝詠一」に戻って(?)ます。そして編曲は難波弘之さん。ジャケに『テレビ朝日系「フジ三太郎」主題歌』って書いてあるんだけど、そんなドラマやってたのか…フジ三太郎、誰が演ったんだろう…。(あとで検索したらマチャアキ自身が主演だったようだ!へー。)

この哀愁のメロディにマチャアキの哀愁の声、絶対合うよね。今シングル盤聞けないんで、この曲どっかのCDに入ってないかなあと今ひっくり返してみたんだけど、『大瀧詠一SONG BOOK(大瀧さんのカバー曲のコンピ)』ⅠにもⅡにも入ってなかった…。聞けないとなると聞きたいなあー。アナログプレイヤー買うしかないか…。

何でこのシングル盤持ってること思い出したかっていうとね。昨日、夕飯のつくねの煮もの作りながら、週末のハイドパークフェスのこと考えてて、それに行くというyoikoさん(「君が待つのは世界の良い子の手紙」)のこと思い、10以上も年上の人とエイプリルフールだのソフトマシーンだのって話ができるyoikoさんてすごいよなあと感嘆し、私が20代の頃そんな年上の人とそんな濃い話はできてなかったよなあ、せいぜい「大瀧さん関連のそんなシングルまで持ってるんだー」と驚かれたことがあるぐらいかなあ、あっそういえば私マチャアキの「空飛ぶくじら」持ってたよ!…とこんな連想で。夕飯作りながらこんなくだらないこと考えてるハハってのもいかがなものか。しかもヘンなとこで勝手に名前引っ張り出してyoikoさんゴメン。

いやしかし。「空飛ぶくじら」のオリジナル聞こうと、今『アーリー大瀧詠一』なんか引っ張り出してきちゃったらもー大変!「ウララカ」の松本さんのドラム、メチャカッコイイーーーッ!いやほんと、今もかっこいいけど、あの憂いのある猫背気味の姿勢であんなドラム叩かれた暁には、もー世界中の婦女子メロメロだよねえ。ううー発熱。ってこんなオチでいいんだろうか、この記事…。

SOUL SHOTS!

2005-08-29 | いしい
マチャアキといえば(ってまだマチャアキネタですか!)、私が必ず勝手に連想しちゃうのがブレントン・ウッド。と書いておきながら、この人がどういう人かは洋楽オンチの私はよく知らないのだが…。彼のこの歌「Gimme Little Sign」を聞くと、私はマチャアキの「さらば恋人」を思い出しちゃうのだ!どことなく似てない?(「Gimme Little Sign」はAmazonのココで視聴できまする。)

まあ私の勝手なソラミミなので全然見当ハズレかもしれないけれど…。でも、1910フルーツガム・カンパニーの「Bubble Gum World」を元ネタにサザエさんの歌を作っちゃう筒美京平センセのことだからして、豊穣な洋楽フレイヴァーを内に抱えた楽曲は至極ナットク。似てる似てないは別として、「Gimme Little Sign」も「さらば恋人」も、ほのかなせつなさ漂うグッドメロディ、名曲だなあ。

私はこの曲を、このRhinoのコンピレーション「SOUL SHOTS」で知った。たぶん全部で4枚出てるシリーズだと思う(画像は「Gimme Little Sign」が入ってるVOL.3)。60'sスィートソウルっていうのかなあ、とにかく名曲ぞろいで、私がひたすら愛するコンピレーション×4。達郎さんお気に入りの「LA-LA-MEANS I LOVE YOU(デルフォニックス)」とか「I'M YOUR PUPPET(ジェイムズ&ボビー・ピューリファイ)」とか「HEY THERE LONELY GIRL(エディ・ホールマン)」とか、全部入ってるんだよー。ほんとにRhinoレコードって、いい仕事する愛すべきレーベル。

このコンピのVOL.2には同じブレントン・ウッドの「The Oogum Boogum Song」ってのが入ってるんだけど(さっきの視聴ページの2曲め)、これは私には「輪ゴム、輪ゴム、輪ゴム…」って歌ってるように聞こえる。ああソラミミ~。

マチャアキの名曲

2005-08-26 | いしい
「月ドラ」ではmoonlightdriveと名乗っているいしいでございます、みなさんオハヨゴザイマスコンニチハ。いや、今とーってもコーフンしてるのだ、なぜならいつかバカキュンで書こうと思ってたこの曲のタイトルが、『グレイトノスタルジア』の祥さんとこで出てたから!この曲のことを心に留めている人が、私以外にもいたなんてーーー!!!というわけでこのエントリーは個人的に祥さんに捧げちゃいますよー。

堺正章さんが歌う、「メリーゴーラウンド」。みんな、この曲、知ってるかなあ?祥さんのとこで語られているように、NTV系の「キッド」というドラマの主題歌だったのだ。81年のシングル。これがねー、あなた。すんごい名曲なんですよ!「有川正沙子・作詞/寺尾聰・作曲/井上鑑・編曲」、そう、あの!私が大好きだった!寺尾聰さんの作曲家シゴトなのですねー。あ、つまりはこのシングル、(当時はそんなこと思わなかったけど)ザ・スパイダースmeetザ・サベージでもあるのだなあ。

寺尾さんのメロディって私、大好きなの。もちろん俳優さんとしてスゴイ人なんだけど、音楽家としても、稀代のメロディメーカーだと思うのだよね。この曲も、それが本当によく現われている。そしてこのせつないメロディに、マチャアキのどっか哀しみを感じさせる声がスゴクよく合ってるんだよねー。そう、祥さんも書いてるけど堺正章の声って絶品。素晴らしい歌い手だと思う。

当時、毎週欠かさず見てた「キッド」(だいたい、この枠のドラマ、どれも好きだった)と共にこの曲が心に飛び込んできて、さっそくシングル盤を買ったんだなー。まだ、持っていたレコードの枚数もそんなに多くない頃。でも、今アナログ盤を聴ける環境にないので、このシングル、私もしばらく聴いてないー(泣)。聴きてー(泣)。祥さんとこで紹介されてる「堺正章ベスト」、私も買うかなあ。そうそう、このシングル盤、歌とはまったく関係ないジャケットデザインもなんかイカスよね。あの「のらくろ」の田河水泡さんの絵なんだよ。

お昼休みはウキウキWATCHING

2005-07-05 | いしい
前記事のコメント欄でぜんさんに指摘されたように、「バカキュン」じゃなくてただの「バカ」になってるという話もありますが…。せっかくなんで「笑っていいとも!」シリーズってことで、コレ。いいとも青年隊ですよ~、この人たちが初代だよね。言うまでもなく(ないのか?)、左から野々村誠、久保田篤、羽賀健二、のお三方。

これも83年のレコードらし。A面が「だったらツイスト」、そしてB面のこっちのほうが有名だよね、「ウキウキWATCHING」。両方とも「伊藤銀次 作曲」なんでね、買ったわけですよこのシングル。今でもたぶん、番組終わりのテロップで「伊藤銀次」っていう名前が毎日右から左へと流れてると思うんだけど、「あの名前はなんだ?」と疑問に思っていたみなさん、番組テーマソングの作曲者なんですよー。銀次さん本人もたしか「僕の作った曲の中でいちばん有名」と言っていたかな。そうだよねえ。っていうかひそかにこれだけ国民全体に浸透している歌もあまりないのではないか。みんな歌えるでしょ、とりあえず。

調べたら、「笑っていいとも!」って82年10月4日に始まってるんだって。23年前かよ…。そう考えるとやっぱタモリさんえらいよねえ。まさかこんなに長く続くとは誰も思っていなかっただろうし、まさかこんなに長くこの歌が使われるとは銀次さんも思っていなかっただろう。おもしろいなあ。

きたかチョーさんまってたドン

2005-07-04 | いしい
ごっ…ごめん…。泰行ソロの次に、このレコードはあんまりだよねえ…。言うまでもなく、昨日のニュース『長嶋茂雄さん486日ぶりに公の場に』に便乗したエントリーです…。いや、今回を逃すと、こんなレコードもう一生取り上げる機会ないと思って…。

私のレコ棚の一角に、こういう変なシングル盤がいくつかあるワケだけど、でも一応この作品は「作・編曲:細野晴臣」ってとこに、リスナーとしての矜持を感じるでしょ。感じないか…。83年3月のレコードと書いてある。80年代って、「笑っていいとも!」「オレたちひょうきん族」といったあたりの番組から、こういう、お笑いなのに作家は一流、という変な作品が多数生まれたよね。

歌詞(というか語り)を、放送作家の高平哲郎さんが書いているんだけど、コレ読むと、あの「川上さんと長島さん」の声が脳裏によみがえらない?(ある年齢以上の人限定。)

長島 まあ、とどのつまりグローバルといいますか、ベリーなグッドなあれですね、ハイ。トータル的にエキサイティングさせてひとつの人間-ワン・マン-パーソナルですか。まあ、グッドなタイミングですね。
川上 何を言ってるのか、さっぱり分かりませんねぇ。

川上 いまでもワシは言うとるんです。骨を大事にしなくてはいけません。魚をもっと食べなきゃ-人間-生きてはいけません。親孝行しなければいけません。
長島 まあ、ワイフのアキコしかり ネバー・ギヴ・アップなんですね。
川上 何を考えてるんでしょう、イライラしてきました。彼はいつでもひらめきだけですからねぇ。


つくづくくだらなくてスミマセン。この記事をもって私の、長嶋さん復帰への歓迎の意を表したいと思います。いやほんとに。念のためもういちど言うけど、「作曲:細野晴臣」だからねーっ。

バチェラー・ガール

2005-06-22 | いしい
カラ梅雨かと思うほど、この4~5日雨が降っていなかったのだけれど、今日は土砂降りの東京。こんな降り方を見ているとき、必ず私の頭を巡るのはこの曲、「バチェラー・ガール」。大滝さんの雨の名曲は多いけれど、これも大好き。太田裕美さんの「ブルー・ベイビー・ブルー」のところでも書いたけど、いきなりサビから始まるこのタイプの曲に、ものすごく弱いのですー。『EACH TIME』に入ってる大滝さんのオリジナルとともに、稲垣潤一さんのこのカバーもいいんだよねえ。甘い声。

やっぱり松本隆さんの詞が…。「雨はこわれたピアノさ」なんて、なにげないけれど誰にもできない表現だと思う。この詞を知ってから、ひどく雨が降ると「こわれたピアノ」だと思っちゃう人、私のほかにもたくさんいるんじゃないかな。そして「君が欲しいと つぶやくだけで/すべてなくした/でも言わずにいられなかった」…これで、私は崩れ落ちます。発熱。松本さんの詞の、ふとギミックを離れてつぶやかれる本音みたいな言葉が、たまらなくせつないんだよね。松本さんの詞は、いつもそう。

そしてこの詞も、「白い港」なんかと同じで、女の子のほうが強いんだよね。松本さんが「気の強い女の子好き」なのは、ご本人もよく公言しているけどね、ふふ。この世界は、女の子サイドから見てもグッとくるものがあるのだ。特に、甘えるのが苦手な女にとっては、ね。

また例の『風街図鑑』を持ち出すけど、この曲はMACHI SIDE 3の12曲目に入ってます。ここ「A面で恋をして」「バチェラー・ガール」「Tシャツに口紅」という並びですよ。く~。私をどうするつもりだ!

救出カセット×4本

2005-06-20 | いしい
こないだの土日ちょいと実家に戻ったので、また押入れをガサゴソとやり、昔のカセットテープをごく小規模に救出してきましたー。ムーンライダーズ関係は前にごそっと持って帰ってきたので、今回は周辺モノを。いや、そのエアチェック番組のレアさを楽しもうってだけなので、私以外の人にとってはほとんど意味ない記事だと思われるんですがスミマセン。

カセット4本のうち5面ぶん(「面」という概念も音楽界から消えて久しいが…)は、私が偏聴していた、例の伊藤銀次さんDJ番組「FMナイトストリート」モノ。(このBLOG内を「ナイトストリート」で検索すると過去記事も出てくるかと思いますが…。)んもーね、「FM富士」というマイナーな局ながら、ゲストが豪華(あくまでもワタシ的に)で、ブッ飛ぶよ~。
●89/04/13 ゲスト:窪田晴男
●89/07/20 ゲスト:ピチカート・ファイヴ(かかってる曲が「女王陛下」だから、小西さん高浪さん田島くん、ですかねー。中味聞き返してないんですが。)
●89/08/17 ゲスト:BL.WALTZ
●89/08/31 ゲスト:フェビアン
●89/09/14 ゲスト:伊藤与太郎、光永巌、ライオン・メリー
だって~~~。ある種の人々(ま、私とか)にとって、このゲストの名前がもたらす昂揚感はただならぬものがある…。別のテープに「ゲスト:グランドファーザーズ」なんて回もあるしねえ。毎木曜日の丑三つ時、ごく狭いエリアであることをものともせず、このようなうっとりするほど濃い電波をぶっ放してた銀次さん&スタッフさん、リスペクタブルだわー。で、あとの2面はというと
●89/09/10 「ロックス・ロッキン・ワールド」 DJ:松沢呉一他 ゲスト:伊藤与太郎
ヨタロウさんゲストの番組、しっかりチェックしてますな私…。この頃、メトロファルスの名盤「Good Morining Mr.Talisman」の営業活動中だったのですね、ヨタロウさん。
●89/01/25 「スーパーエディターズ プロデュース バイViVi」 DJ:野田幹子 ゲスト:岡田徹
おおお、このようなものまで。20代の自分のマメっぷりに頭が下がる…。岡田さんのソロの「Daddy Boy In The Mirror」とか(この曲好き~)、野田幹子さんの「太陽・神様・少年」とか、サイズの「私は流行あなたは世間」とか、かかってますね。

ラジオというメディアって(今もそうだと思うけど)それこそ群雄割拠で、地方色も豊かだし入れ替わりも激しいから、よほどメジャーな番組(NHKのサウンドストリートとか)以外は、お互いに思い出話が通じないところがあるよね。それぞれ違う生活圏で青春を送ってた私ととりと夏子とぜんでは、レコードの話は通じても、ラジオの話は通じないかも。それもまたよし。

見つかってウレシイ

2005-05-15 | いしい
すっかりムーンライダーズ月間に突入しているいしいでっす。で、自分BLOGのほうは月に向かって騒ぎっぱなしになってますが、ウレシイことがあったのでこっちに書きますよー。と言ってもやはりムーンライダーズ関連ネタなんだけど。

そう、このCD。アグネス・チャンの「Mei Mei いつでも夢を」、ずーーーっと探していたのが、やっと見つかったのだー。しかも格安。うれしぃー。ひたすら待ってみるもんですねamazonマーケットプレイス。これは、“鈴木慶一とムーンライダースとのスタジオセッションで生まれた通算11作目。ラストショウ、岩沢二弓、斉藤ノブ他参加。(帯より)”というアルバムなのだ。全11曲中、ムーンライダーズが6曲演奏してますよ。76年の作品だというから、まさにムーンライダーズのデビューとされる「火の玉ボーイ」の年だものね~、いや感慨深い。と私が感慨深がることもないんですが。

まだちょっと聞いただけなんだけど、今につながるムーンライダーズサウンド満載で、身悶えしちゃいますよ、もー。かしぶちさんの曲はどこまでもかしぶちチックだし、岡田さん曲はどこまでも洒落ているし、慶一さん曲はどこまでも浮世離れしているし。

最後に入っている「愛はメッセージ」は、松本隆さん作詞・武川雅寛さん作曲、なのですね。この組み合わせってかなりレアだよねえ。(って、はっぴいライダーズ系の人以外にはあんまり意味のないレア度だが…。)イントロの博文さんのベースがすんごいカッコよく、武川さんのバイオリンはあの独特の哀愁を連れてくる。そしてね、武川さん+かしぶちさんコンビのコーラスが、朗々としつつどっかエッチで、よいのだ~。これが「ガールハント」(Bizarre Music For You)につながり、「Curve」(Dire Morons TRIBUNE)につながるのねー。(両方とも、このコンビのボーカル曲なのだ。)またしても勝手に感慨深く思う私。

すみません、書いてみれば結局またムーンライダーズにキャーキャー騒いでるだけのバカ記事でした…。でもほとんどあきらめ気味だったから、手に入ってほんとウレシイ、このCD。

ティアドロップ探偵団

2005-04-20 | いしい
松本隆さんのサイト風待茶房の新しいお部屋「風待給湯室」で、このタイトルが引っ張り出されていたので、ついウレシクなって取り出しました、「ティアドロップ探偵団」byイモ欽トリオ。82年のシングルです。松本隆さん作詞、細野晴臣さん作曲の珠玉の名曲~。このおふたりの組み合わせでのイモ欽トリオの曲は、もちろん「ハイスクールララバイ」というミリオンセラーが有名だけれど、私はこの「ティアドロップ探偵団」と、それに続く「ティーンエイジ・イーグルス」という2曲が、んもーブッ倒れるぐらい大好きなのです。

風街図鑑のKAZE SIDE 3枚目(あずき色)に入ってる「ティアドロップ探偵団」を、久しぶりに聞く。うう~やっぱ悶えます。細野さんの生み出す曲の、この独特の色気。71年のはっぴいえんど「暗闇坂むささび変化」から2000年クミコさんの「ままごと」あたりまでずっとつながる、松本-細野コンビの描き出す妖しの世界。このおふたりの目に映る世界ったら、いったいどんな万華鏡の底に沈んでいるんだろう、ね。そして音盤をトレイに乗せるだけで、そんな世界にたちまちさらわれていっちゃうシアワセよ。

ごまんはっせんえん

2005-04-14 | いしい
いいかげんなピンボケ写真であいすみませぬ。屋根裏部屋の本棚に無造作に収納してあるボックス×3。言うまでもないですが右から「NIAGARA VOX」「NIAGARA BLACK VOX」「EACH TIME SINGLE VOX」ですね。ナイアガラの滝壺のド真ん中で泳いでいた私の青春を、物量で端的に表現するとこうなります。わはは。呆れますね。発売当時、中学~高校生だった私、どうやって購入資金を工面したんでしょか、謎だ。

今週の初めにシゴトで国立駅に降り立つことがあって、待ち合わせ時間よりも少し早かったので、ものすごく久しぶりに、昔よく通いつめていたレコ屋にふらっと入ってみたのです。で、LPの棚をなんとなく繰っていたら「NIAGARA BLACK VOX」が売られていたのだ。5万8千円。ごまんはっせんえん…(元々は確か9800円)。

私自身は山下達郎さんがよく言ってた(今も言ってると思うけど)「バカみたいに高いレコードなんか買うな」という教えを守っているので(というか財力がそもそもないしな)、ものすごく高いレコードっていうのは買ったことない。記憶にある中で、なんとなく自分的に高めのレコードを買った実感があったのはロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」のシングル盤だったけど、それとても今、過去のキロクを見てみたら2000円に過ぎなかった。

でもね、「BLACK VOX」を5万8千円で買う人がいたとしても、責めたりはできないなあ。「物に対する愛」(from「B.B.L.B.」、慶一さん)ってホントに因果なもので、他人には(そして自分自身に対してさえ)説明不可能なところがあるから。さてあのレコ屋の黒箱は、そういう誰かの因果な愛によって引き取られることがあるのかどうか。

30年目にナイアガラ・ムーンがまた輝けば

2005-03-22 | いしい
とりちゃんが思わず買ってしまい、いしいもまたしても買ってしまった「Niagara Moon」30th Anniversary盤。中山泰さんのジャケがやっぱりいつ見ても素敵。「ナイアガラ・ムーン」、持っていない人は1枚も持っていないだろうけど(当たり前だが)、持っている人の所持枚数を平均したら2.7枚ぐらいなんじゃないだろうか。下手すると3.1枚ぐらいいきそうだ。

私の初「ムーン」は中学生の頃。出会いの「ロンバケ」からさかのぼって買った。あ~このライナーノーツのミュージシャンクレジット、その頃どれだけ眺めたか。そして今30thバージョンをあらためて聞くと、この音、日本のポップスとしてよりむしろ、正統派アメリカン・ロックの流れの中ですんなり聞こえてくる。このリズム感が日本の音楽の中に存在していることが驚き。林立夫さん上原裕さん松任谷正隆さん佐藤博さん細野さん茂さん銀次さん…、大滝さんの高い音楽的要求に応えられるミュージシャンの技量がやはりとんでもなくスゴイ。

そうそう、中3のとき家庭訪問でわが家にきた担任の先生が、私のレコード棚にあったこのアルバムを見て「いしい(←その頃はもちろん旧姓ね)ってこんなの聞くんだぁ!」と言い、家庭訪問そっちのけで日本のロック話で盛り上がったことが。先生も学生のときバンドをやっていて(たしか「ひるあんどん」とかいう名前…70年代的だ)自主制作レコードを一枚出したとか、「その頃は日本語のロックなんてカッコ悪い、と思ってた」とか聞き、生徒の私も先生の意外な過去にびっくりだったのだ。

ちなみに私の所持してる「Niagara Moon」は…ちゃんと数えたことないんだけど、少なくともアナログの「エレック盤」「コロンビア盤」「CBSソニー盤」は、3枚とも持ってるのだ。ああ、見事にナイアガラーですね…。

The Byrdsな日

2005-03-18 | いしい
誰か私を止めてくれー。探求心(…と言えば聞こえはイイが、どうでもいいことに情熱を傾ける悪癖)が止まらない~。というわけで、今日はThe Byrdsについて勉強していた一日でした。って何だそれ。

発端は、コレです。昔買ったビデオ。輸入モノで、88年と書いてあるからたぶんその頃買ったのだと思う。ディスクユニオンかな。昔のミュージシャンの映像を集めたこのシリーズを、なぜか私は6本所有していて、「ファビュラス・フィフティーズ」とか「ロカビリー・ロッカーズ」などある中の、画像は「アメリカン・ロック・ザ・60’s」という1本。これをさっき見てたのです、なんとなく久しぶりに。

Do You Believe In Magic/ザ・ラヴィン・スプーンフル
Hang On Sloopy/ザ・マッコイズ
Wooly Bully/サム・ザ・シャム&ザ・ファラオス
Cara Mia/ジェイ&ジ・アメリカンズ
Turn! Turn! Turn!/ザ・バーズ
Monday,Monday/ザ・ママス&パパス
Good Lovin'/ザ・ヤング・ラスカルズ

もちろん映像は全部モノクロで、1曲が2~3分。演奏してるミュージシャンの周りで踊りまくるアメリカ版スクールメイツの女の子たちや、琴みたいなもの(何でしょう、あれ?)を持って弾きながら歌うジョン・セバスチャンや、どこまでがサムでどこまでがシャムでどこからかがファラオスなのかまったく判然としない群集の映像や、まったくもって黒っぽいヴォーカルを披露するフェリックス・キャバリエなど、見どころはたくさんあるのだけど、う~ん、バーズ!カッコイイー。

で、The Byrdsについてあらためてネット上で海外の詳しいサイトとか見てたら、もうそれだけで一日が終わってしまいそうな勢いです。誰か止めてー。何しろ(何度もシツコイほど言いますが)、私は洋楽ってほとんど後追い体験なので「体系的な知識」ってものがまったくなく、そのぶん今頃になって、何もかもが新鮮でしょうがない!

(以下、私が「新鮮」に思った今日の体験。普通の人は読んでもあまり意味がないと思うので飛ばしてください…。)The Byrdsといえば12弦ギターのロジャー・マッギン、それは知ってたけど、ああそうか、あのデヴィッド・クロスビーがいるのだよねえ!あーそしてジーン・クラークという人はその前に「ニュー・クリスティ・ミンストレルズ」にいたんだー(このグループはよくタツローさんの番組で「グリーン・グリーン」がかかってたので知ってる)。そしてこのニュー・クリスティ・ミンストレルズ(どうでもいいけど舌かみそうな名前だ)には、あのバリー・マクガイアもいたわけね!知ってるよー「イブ・オブ・ディストラクション」の人。なになに、ママス&パパスの「Creeque Alley」という曲(知らないが)には“McGuinn & McGuire still gettin' higher”という詞があって(知らないが)、それはロジャー・マッギンとバリー・マクガイアのことなんだって!へええおもしろい~。そしてベースのクリス・ヒルマンは、あ~、そのずっと後に加入するグラム・パーソンズと、またその後にバンドを組むわけね!それが私がこないだ映画「FESTIVAL EXPRESS」で見たフライング・ブリトー・ブラザーズなわけね!なるほろひれはれ~。

…とまあ、このようなことを、辞書をひきひき何時間もやっていたら、もう一日が終わりそうというわけです。ダメ人間ですね。いやしかし、そのようなにわか知識を得たうえでまたさっきの映像を見ると、なんだか感激もひとしお~。若いときのデヴィッド・クロスビーは可愛くて、どう逆立ちしてもその後のヒゲとおでこのあの顔に結び付かないんだけど、それでもよーく見るとやっぱり面影があるなあとか。シャーロックホームズみたいなマント着てて(いつもそうだったみたいだね)、やっぱりこの頃から変わり者だったのかなーとか。ベースのクリス・ヒルマンも、よ~く見ると、ほっぺのあたりに映画で見た70年につながるものがあるなあとか。

モノクロの中の世界って、どうも今私が生きている時代とかけ離れた遠いものに思えてしまいがちなのだけれど(実際このビデオを買った頃は完全に「過去のもの」として見ていた)、こういう、時代と時代をつなぐエピソードを知ると、ロックって、流れ流れて今に至っているのだなあとしみじみ思える。自分が聞いている音楽が、たしかに60年代のあの地点からつながってるんだなと実感する。うーん、なんだかウレシイです。

このビデオシリーズの「イングリッシュ・インベージョン」っていうタイトルのも、これまた鼻血モノなんだけど(ゾンビーズとかアニマルズとか)、それはまたにするねー。っていうかすっかり長いときたもんだ、この記事。失礼しました。

エバーグリーンなポップス

2005-03-15 | いしい
一日遅れてしまいましたが、昨日は杉真理さんのお誕生日だったので、杉真理さんのCDなどを。3/14が誕生日ということは(その前日の13日が佐野元春さんのお誕生日であるというため息の出るような事実とともに)私の記憶に刻みこまれちゃってるわけですが、今あらためて調べたら、生まれた年は54年!だそうです。ということは鈴木博文さんとか白井良明さんと同い年なのだなー。ふ~む。って比べる相手が偏ってますけど。

何しろ中学生のとき杉くんモチーフに時計を彫った女ですから、彼にまつわる思い出を語らせたら平気で三日三晩話せます。止まりません。でもご迷惑でしょうからココではちょこっとね。いや、最近すっかりマイルド・ライト・デッド・ヘッズ(造語)と化していたいしいですが、やっぱり3分間ポップも好き!杉くんの歌聞くと無条件に涙腺ゆるんでしまう。

このCDは、ジャケでおわかりのように、メジャーデビュー2枚目の「OVERLAP」と3枚目の「STARGAZER」のカップリング盤。これと、ファーストの「Song Writer」の3枚は、アナログ時代、もう何千回聞いたかわかんない。今でも全部歌えるもん。杉くんの曲はキャッチーで魅力的なメロディばかりで、その輝きはまさにエバーグリーン。この「OVERLAP」に入ってる「恋のフォトグラフ」とか「Catch Your Way」とか「ガラスの恋人」なんて、好きすぎて涙なくして聞けません…。あと彼の曲は、ところどころに仕込んである遊びがまた楽しくてね、例えば「ラストナイト」の間奏でビートルズの曲名を次々叫んでたり、「セリーナ」で最後に入るセリフ“I will mary you”を、結婚したばかりの(←ココがポイントね)竹内まりやが囁いていたり。

杉くんがアマチュア時代に竹内まりやと一緒のグループ(Red Stripes)を組んでいたとあとから知ったときは、才能って集まるところには集まるもんだなーとつくづく思ったっけ。で、有名な話だけど、杉くんは最初の頃山下達郎さんにあまりいい印象を持っていなくて、まりやさんが達郎さんと結婚すると聞いたとき「えーやめなよ、あんなやつ」と言ったとか言わなかったとか。もちろんその後はそんなことないみたいだけどね。あー私も一生に一度でいいから杉くんみたいなナイスガイに「結婚するのやめなよ」と言われてみたいなあ…。(←大バカ)

バカっぽいレコード

2005-02-26 | いしい
たまにはこういうバカっぽいレコードもいいすかね。「恋するシェリーc/wスターダスト・キッズ」byミルクパン。もちろん読んで字の通り、A面があのフォー・シーズンズの名曲のカバーで、B面があの佐野元春くんの名曲のカバーです。うーん中々にバカキュンなシングルだ。「スターダスト・キッズ」のほうは、佐野くんのサウンドストリートでも何回かかけてたかもね。両方とも編曲は、大村雅朗さん。今レコードを聞ける環境にないので記憶をたぐり寄せての印象なんだけど、たしかジャケットどおりの、テクノアイドル歌謡(←そんなジャンル、ある?スターボーとかジューシーフルーツとか、そうかねえ?)な音だった。シェリーがピコピコ。スターダストキッズがピコピコ。

カバーもここまでぶっ飛んでるとむしろ潔いんだけど、最近うじゃうじゃと出てる、過去の名曲の輝きにすがるような、コンサバティブなことこの上ないカバーの数々は、ばっさりと大キライです。カバーは、よほどその曲に愛があるか、もしくはぶっ飛ぶか、どちらかの地点でやってくれー。背後に「戦略」がチラついて見える日経エンタテイメント的カバー聞いても心沈むばかり…。リスナーとしてどんなに落ちぶれても、企画書じゃなくて音楽を聞きたいものだ。落ちぶれたリスナーってどんなのかわからないけれど。

fullmoonさんが某所でこの「スターダスト・キッズ」のことに触れていて、「CDで聞きたい」とコメントしていらした。ってことはfullmoonさんもこのシングル盤持っているのかなあ。変な人ってホント、いるものです。私もか。(また勝手に名前出しちゃいました、スミマセン。> fullmoonさん)