バチあたり自堕落生活

旅と音楽と写真…
好きなことをだらだら語ります

行けなかった 변하지 않은 것들 page 2 その2

2020年09月08日 | クォン・スングァン No Reply
続きです…






今回特別に気を使った曲とか構成があれば

※以下セトリは4パターンあり。
大きく2種類ありますが
だいたい金曜日がリハで土日に調整
かな…
最終日には영원히が追加されてます。










いつもイントロには気を使う方ですね。
公演の成否を左右するものだと思ってるんです。
今回はエンリオ・モリコーネが他界されたということもあり
(イタリアの作曲家で7月に亡くなりました)
追悼曲で「Goodbyeエンリオ」という曲を作って
演奏しましたがいつもより緊張しました。

それがコチラ





ちょっと間違えてしまった日などは
(悔しさのあまり)
家に帰って布団にキックしたり
そのイントロに続く
긴 여행을 떠나요の出だしが
ギターとチェロなんですが
その部分でホッと一息ついてました。
「1人じゃないんだな」
一緒に力を合わせて演奏してると
「この公演をちゃんと引っ張って行こう」という決意の時間でもありました。

作曲家視点のコーナーは自分でも歌いながら
「あぁこの曲自分でも発表したいな」と思うほど
いい時間でしたね。
온기가 필요해
※SISTARのSOYUに提供した曲 原曲はこちら→(ご本人歌唱動画に飛びます)




나무가 되는 꿈
※パク・ジユンに提供した曲 原曲はこちら→

小劇場でのスングァンくんバージョン



사랑
※イ・スンギに提供した曲 原曲はこちら→(本人歌唱動画がないので音だけ)

実は昨年の作曲家視点へのリクエストは
私この曲推しでした。
この曲めっちゃくちゃスングァンくんらしいので
本人の声で是非とも聞いてみたかった






反応が面白かったのは사뿐 (チョン・スンファンに提供 原曲はこちら→)
なんですけど
ピアノは弾かなくて
舞台の前に出て歌ったんですが
女性ファンの方々は「おお〜いいねぇ」って感じだったんですが
男性ファンは「何やってんだ??」という表情で
ちょっと恥ずかしかったです。




作曲家視点は僕だけの特別な武器かな?

とてもよかったなと思う部分は
깨달아STAYの曲間のとこで
アルバムの流れと繋がっててすごい良かったです。

※かなりマニアックなご本人お気に入りの連結部分




2週目の公演でをセトリに入れたんですが
この曲好きな方が多いみたいで
なんで1週目のリストから抜いたのかと言われ…
별という曲がこんなに大事な曲だったんだと
あらためて感じました。



※いや、正確にはですね
この編成(ギター、チェロ)になった時にすごい光る曲なんです。
昨年聞いた時めちゃくちゃ驚きました。
アルバムやバンドバージョンにはないパワーがあるんです。
実際の動画でご堪能ください。




다시 만날때 까지を歌っていると
前に座ってらっしゃる観客の方の
目しか見えなくて(マスクのせいで)
うるうるしている瞳を見ながら歌いましたが
どれほど僕にとって濃い経験になったことか…

全ての曲、全て、一つ一つでこの流れを作るために
一生懸命セットリストを考えました。


観客に一言

最近は実は僕までもが
どこでも出かけるのが容易ではなく
どうしようもない状況ですが
この公演のために
そんな中チケットを購入してくださり
いらっしゃってくださって
どれほど大きな決断をして
きてくださったのかよくわかりました。
そんな大切な時間を
僕がもっと大切にして差し上げたくて
120%力を発揮して歌いました。
2度と戻ることのできない時間だと
いうのをより実感しました。
いつもよりも
より愛おしくてありがたい…
そう思ってます。


これから何をするの?

公演期間中は
コーヒーが飲めなかったんです。
コーヒーがとにかく飲みたいですね。
どうしても体調維持のためには
油っこいものとかも制限してて
こってりしたものとか
甘いものとか食べたいです。
一番やりたいのは
そんなこととか散歩とか…読書ですね。
そういうことを少し楽しみたいですね。

これからは新しい音楽の作業のために
一生懸命また創作に没頭します。
でも合間にSNSとか
Small  Room(毎月MCで活躍中)
별이 빚나는 밤에 ( 毎週DJで活躍中)
でお目にかかるつもりですし
新しい作品に大いに期待してください。

早くコロナが終わって
また来年も변하지 않는 것들page3で
お会いできたらと思ってます。  

 来年のpage3に
果たして私は行けるんでしょうか?
飛行機も問題だし
ビザも問題
しかし何より
日本人が韓国人の身分証の写メ
公演場に入れるような時代が
また来るのか??
…そこが一番ネックですね…
次に行けたとしても
公演は見れず出待ちだけ…とかかも…
(それでも行く気)


この動画自体はこちらで






最後に
お読みくださった方にお礼の画像。

友だちが私宛に
スングァンくんからの
メッセージを動画で
送ってくれたんですが
その時めっちゃいい顔してたので
キャプってしまいました。
マスクしてても実に良い笑顔です。
メッセージはいつものように
まぁ…祈られる感じで…
…にしても出待ちができたんだ…











しかし…
多分これが2集を発売した年でなければ
この小劇場公演は中止したと思います。
とにかくもう
めちゃくちゃゴリ押ししたんだろうな…
LAN線ライブではやはり
手応えが違う…と知ってしまった以上
とにかく
小劇場公演がしたい…
直に聞き手の反応が知りたい
こういうとこスングァンくん
すごいこだわり強い…
チケットが売れてないというので
いっそ中止になった方が
よかったんじゃないかと
私は内心思ってました。

多分…
多分ですが
自腹相当切ってそうです。
でなきゃこんなこと事務所としては
スングァンくん1人に
こんな無理はしないと思います。
しかしまぁ言うても彼は
両班の血筋で
おとーさんは出版社の社長
おかーさんは牧師さんの次の階級の人
ヨメもお嬢様で
車は愛の不時着で
セリが乗ってる赤い車の色違い
(そんな高級車だったのかと私も
ドラマで知りました)
家はソレマウル
…なので自腹切っても
大丈夫そうですが
作品をちょっとためとかないと
今後の印税生活には
影響がありそう

…というのが
今後は作業に専念する宣言の
本当の理由だろうな…と睨んでおります。

でも大丈夫
すぐ稼ぎますから
うちの作家先生



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行けなかった 변하지 않은 것들 page 2 その1

2020年09月08日 | クォン・スングァン No Reply



行けなかった公演をレポするのは
どうなんかな?
…と思いましたが
過去にもそういうのを
やってないわけではないので
情報をまとめながらも
きっかけが掴めずにいたところ
ハピロボさんが
総まとめ的な
インタビューを出してくれたので
このタイミングに
乗ることにしました。


今回チケット販売には
苦戦していたようで
いろいろ頑張ってましたが
状況が状況ゆえ行けないもんは行けない
…というのは地方だろうが
海外だろうが
おんなじでして
私もある意味地方組に含まれているんだな
…と思いました。

こんなスタンプラリーで釣ろうとしたり
してました





コンプしたら来年の小劇場のペアチケットがもらえるとのこと
ですがぶっちゃけ条件が厳しくて
同じ人の名前のチケットじゃないとダメなので
私の知り合いではコンプした人などおりませんでした。
…というか地方組はほぼ行きませんでした。
行くつもりで午前中出勤して
一度家に帰ってからソウルに行こうとした
大邱の子が…
なんと大雨で近所一帯が浸水して
行けなかった
…というすごい事情もありました
私のお友だちでソウル在住のファンは
2人しかいないんですが
今回の小劇場は前半一回
後半一回行けたら贅沢…みたいな
流れがあり全部は行きませんでした。




会場プレゼントは今回はブックマーク。
うん、缶バッチはもうやめよう…
 


さて、公演の感想について
まるで自白する犯人のような
当時を回想する動画が
上がってきましたので
今もかなりやばくなってきている
私の韓国語ですが
この先もっと韓国語が
わからなくなってきてしまった時用に
訳して残しておきます。




6回の公演が全て終わった。
公演を終えた所感。


とりあえず無事に終わって
良かったいう安堵のため息が出るのと
こんな状況で公演をするのは初めてで
いろいろと異例な公演で
ホッとしつつも名残惜しい…
そんな気持ちです。
それから心配しつつも
長い時間準備しましたが
とにかく全てが
ちゃんと終わったというのに
意味があると思います。
マスクをしなきゃならないとか
そういう状況が残念でしたね…
だから僕も初日と2日目は
萎縮してたように思います。



昨年夏の小劇場コンサートと
同じタイトルだった。
しかし多くのことが違ったが…

とりあえず
昨年のベロージュでやった公演が
すごく良かったという方が
多かったです。
僕も良かったと思うし
温かくて記憶にすごい残ってるんですが
すごい狭い空間に肩寄せ合って
家族みたいに集まって歌を聴く感じ?
だからより愛おしくて
近くて親密な感じだったんですが
今回は公演場の規模も大きくて
客席間の距離を取らなければならないし
マスクは着けてるし
一緒に歌うことはできないし
幸い今回の公演で良かったことといえば
新しいアルバムを出して
新しい曲に馴染んだ状態で来てくださって
曲を鑑賞してくださったことかな?




人との接触を避ける時代に
対面公演をするのは
ちょっと慎重になっただろうに…


※언택트(オンテクト)というのは
コロナ時代の新語みたいで
contactの反対untact…
なので「非接触」みたいな感じかと
私は解釈しとります。
あくまで私の自論です。

今年は正規2集発表の頃に
コロナが大流行しました。
なのでアルバムを出すのを
延期する話も出ましたが
connectedというタイトルなので
untact時代にこのアルバムを出すことが
果たしてどんな意味があるのか
何となく運命に任せてみようかと
思いました。
確かに僕の言いたいことが
こもっているから
この時期に出すことにしました。
そしてたくさんの公演を無観客で
やりましたし 
オンラインでも
やらなきゃなりませんでした。
もちろんオンラインもよかったです。
書き込みがたくさん上がってきて
それを読みながら歌う楽しさもありました。
でも観客の息づかいを感じられる公演がとても恋しくて
その瞬間を待ちわびていました。
untactはcontactの補語だと思うと
変わることのない価値とも
いえると思うんです。
100回電話するより
たった1回でも会えるほうがいい
と思うのが人というものだし
公演というもの…
人類の始まりから今まで
ともに集まって歌を歌うということは
一度たりとも途切れたことはないものだし
皆さんと一緒の
その空間にある空気というか
そういうのが
すごく恋しくて
もちろんとても温かくて
こじんまりとした雰囲気が
いいのはいいのですが
ソーシャルディスタンスを取らなければ
ならないので今回の公演場を選びました。
思っていたより大きかったです。





広々とした感じを受けたでしょうが
でも無事に公演を終えられて
そしてガイドラインを
ちゃんと守ってくださった観客の方々に
とても感謝し
あまりにも夢のような
大きな思い出になりました。

※日本の劇場や公演場にもそれぞれガイドラインというのはあります。
それに沿って主催者に公演企画を立ててもらわなければなりません。
今回のこの公演のガイドラインは検温、
マスク、消毒以外にQRコードを読み込んで出てくる問診票に答えること
身分証が必ず本人のものでなければならないというものでして
(そのせいでスタンプを貯められなかった人多数と思われます)
座席は一つ飛ばしになっていたと
インスタに上げてる方が多数いましたが
この動画に出てくる客席は空いてるようには見えませんね…



公演中に記憶に残ってることがあれば

やっぱりマスクをしてる姿ですかね
普通は演奏して歌いながら
時々表情を伺うんですが
「あぁ今いい感じだな」とか
「鑑賞してくれてるんだな」
とか感じるのに
マスクしてるから
感じがわかりませんでした。

※ただでさえ反応薄い観客なのに
それは辛かったでしょう…
友人曰く、ほんとにやりづらいのが顕著に
出てたそうで具合悪いんか?と思ったほど…。





マスクしてるから最初は歓声も上がるんですが
後々酸素が不足してくるのかだんだん静かになって
アンコールの時は蚊の鳴くような声で
「アンコール アンコール」ってしてくれるんで
僕が出た方がいいのかな?と思って舞台に出たんですが
後から話を聞いてみると
余韻に浸ってたかららしいです。

※スングァンファンあるあるです


千秋楽の前日の土曜日の公演の時
バカみたいに泣いてしまいました。
ある歌詞で思いが込み上げて
僕今回はほんと泣かないと
思ってたんですけど
「全てを失っても僕らは永遠を手に入れたね」
( 너에게より)
のとこで突然涙が溢れてきました。
今の状況とぴったり合うような気がして
今の現状はとてもたくさんのことを
失わざるをえず、
犠牲を強いられる状況ではあるけれど
その状況の中で
僕らがこうして心を寄せ合っていること
その時間自体が
とても美しく感じられて
ありがたい気持ちになりました。
だから今という時間も後から思うと
コロナを克服した時には
僕らにとって大きな財産になるんじゃないかと
「大事な時間になるんじゃないか?」とちょっと思ったりしました。

※さすが神よくそんなこと考えますよね

너에게만은 아름답기를という曲の時に
僕がフィンガースナップ(指パッチン)してくださいと言ったんですが
前に髪の長い男性がいて
髪を揺らしながらやるんで
笑ってしまって
初めの一小節歌えなかったことが
ありました。





その方三回いらしたんですが
すごい記憶に残ってます。
後方にいた男性が
ハートマーク見せてくるのも思い出しますし
今回は男性ファンの比率が高かったのが
不思議でした。


私を含めた地方組の空席を埋めたのが
男性ファン…というか私たちが普段
彼らを蹴散らしてチケッティングをしてるんだなと実感しました




その2に続きます
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