(Sun)
「キミのためにこそしににいく」
『 ? 何を言ってるのカナ…』って思ったら映画のタイトルだとか(汗
「観に行こう」
『また戦争モノだろうか…』
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を鑑賞に。
またまた涙ポロポロ…の映画だった
陸軍戦闘機「隼」に搭乗して若い特攻隊員が戦闘に向って行く…。
還ってこられない戦いに臨まなくてはならなかった特攻隊員の
それぞれの面持ちや気持ちの様子など観てるのがとても辛く哀しかった。
軍指定の富屋食堂のトメさんは、食事のため訪れる特攻隊員を
いつも温かく見守っていて皆の母のような慈愛に満ちた優しい女性だった。
飛行団長の「敵艦に突撃するときは目を開けて突っ込むのだ」などと命令してた言葉や
特攻隊員同士の「今度会うときは靖国神社の桜の木の下で」って言葉は
胸が苦しくなった…。
映画カタログの中のインタビューより痛感させられた文章を抜粋。
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☆中西正也役の徳重 聡さん
「(略)ひとりの男として、僕なんかは中西の足元にも及ばないなって思いましたよ」
「(略)日本人として彼らに感謝しないといけないと思います。
その心が僕は甘かったなって思い知らされましたね」
「(今の若者たちに対して)偉そうなことは言えませんが、
もう少し自分を大事にしていいんじゃないかなって思いますね。
親や、自分を大切にしてくれる人の思いをちゃんと理解する。
それは、自分を大事にする事なんですよ。
それが一番の恩返しなんじゃないかなって。
その意識が欠けていたなって。若さにかまけて自由を尊重することも大事だけれど、
その前にしなくちゃいけない責任と義務があるだろうと」
「(略)ただ1つ言えるのは…これが特攻です、それだけです。
ここに事実がありますから。
これを受け止めて、今の自分達がいるんだなという事だけは感じてほしいですね」
☆坂東勝次役の窪塚 洋介さん
「(鳥濱トメさんの記念館に)死んでいった少年兵たちが息づいてるんです。
絵を描くのが好きな子だった、飯をすごく食べる子だったとか。
それくらい、一人ひとりの癖まで思い浮かぶほど手紙とか遺品が
あの記念館にあるから、他人事じゃなくなりますよ。そこにあった命だからさ。
それがマニュアル叩き込まれて突っ込んでいったのかって思ったら、
絶対に繰り返しちゃいけないって思う。若いヤツにも観てほしいね」
「『今の若者はこれを観てよく考えろ!』なんて説教臭い思いはないですよ。
ただ単純に、いま自分が何も考えないで生きていられるすごさを噛みしめられて、
タバコ1本吸うのにも『なんか、美味く感じちゃった』ってなればいいと思う。
今の価値が上がるっていうか。
この映画がそのきっかけになってくれたらいいなって思いますね」
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窪塚さんの「いま自分が何も考えないで生きていられるすごさ」という言葉、
この映画を鑑賞すると痛感するかも。
今、好きな音楽を聴いていられるコト、好きな絵を描くコトができる生活など
なんて幸せで感謝しなきゃいけないのだろうって。
若くして散ってしまわなければならなかった儚い命…。
誤った思想の下、現実にあった哀しい事実は忘れてはいけない出来事で
伝えていかなければいけないのかもって。
カタログ内の「特攻隊と日本人の精神史」より心に残った文章を抜粋。
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確かに特攻攻撃は非合理的であり、無謀であり、その非難は
論理的に妥当であり反論の余地はない。
しかし、フランス人の記者ベルナール・ミローは特攻隊を
「(略)われわれ西欧人は戦術的自殺行動という観念を
認容することはできないが、日本の特攻隊志願者に無感動のままいることも
到底できない。
彼らを活気付けていた理論がどうであれ、彼らの勇気、決意、自己犠牲には
感動を禁じえないし、また禁ずべきではない」
「彼等の採った手段があまりにも過剰で、かつ恐ろしいものだったにしても
これら日本の英雄たちは世界に純粋性の偉大さというものについて
教訓を与えてくれた。
彼等は千年の遠い昔から今日に、人間の偉大さという
すでに忘れられてしまった使命を、取り出して見せてくれたのである」と
述べている。
また、フィリピンの画家で歴史家でもあるダニエル・H・ディソンは、
猪口力平・中島正の書を読み特攻隊の祖国愛に対する国境を越えた
普遍的な尊敬の念を表し、記念碑を実費で最初の特攻機が
飛び立ったマバラカット飛行場跡に建立した。
最後に蛇足ではあるが、特攻攻撃は無防備な一般市民への無差別な爆死ではなく、
武器を持った敵の軍隊への戦闘行為であり、
アラブ民族が多用する無差別テロとは全く異なることを付記しておきたい。
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「キミのためにこそしににいく」
『 ? 何を言ってるのカナ…』って思ったら映画のタイトルだとか(汗
「観に行こう」
『また戦争モノだろうか…』
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を鑑賞に。
またまた涙ポロポロ…の映画だった
陸軍戦闘機「隼」に搭乗して若い特攻隊員が戦闘に向って行く…。
還ってこられない戦いに臨まなくてはならなかった特攻隊員の
それぞれの面持ちや気持ちの様子など観てるのがとても辛く哀しかった。
軍指定の富屋食堂のトメさんは、食事のため訪れる特攻隊員を
いつも温かく見守っていて皆の母のような慈愛に満ちた優しい女性だった。
飛行団長の「敵艦に突撃するときは目を開けて突っ込むのだ」などと命令してた言葉や
特攻隊員同士の「今度会うときは靖国神社の桜の木の下で」って言葉は
胸が苦しくなった…。
映画カタログの中のインタビューより痛感させられた文章を抜粋。
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☆中西正也役の徳重 聡さん
「(略)ひとりの男として、僕なんかは中西の足元にも及ばないなって思いましたよ」
「(略)日本人として彼らに感謝しないといけないと思います。
その心が僕は甘かったなって思い知らされましたね」
「(今の若者たちに対して)偉そうなことは言えませんが、
もう少し自分を大事にしていいんじゃないかなって思いますね。
親や、自分を大切にしてくれる人の思いをちゃんと理解する。
それは、自分を大事にする事なんですよ。
それが一番の恩返しなんじゃないかなって。
その意識が欠けていたなって。若さにかまけて自由を尊重することも大事だけれど、
その前にしなくちゃいけない責任と義務があるだろうと」
「(略)ただ1つ言えるのは…これが特攻です、それだけです。
ここに事実がありますから。
これを受け止めて、今の自分達がいるんだなという事だけは感じてほしいですね」
☆坂東勝次役の窪塚 洋介さん
「(鳥濱トメさんの記念館に)死んでいった少年兵たちが息づいてるんです。
絵を描くのが好きな子だった、飯をすごく食べる子だったとか。
それくらい、一人ひとりの癖まで思い浮かぶほど手紙とか遺品が
あの記念館にあるから、他人事じゃなくなりますよ。そこにあった命だからさ。
それがマニュアル叩き込まれて突っ込んでいったのかって思ったら、
絶対に繰り返しちゃいけないって思う。若いヤツにも観てほしいね」
「『今の若者はこれを観てよく考えろ!』なんて説教臭い思いはないですよ。
ただ単純に、いま自分が何も考えないで生きていられるすごさを噛みしめられて、
タバコ1本吸うのにも『なんか、美味く感じちゃった』ってなればいいと思う。
今の価値が上がるっていうか。
この映画がそのきっかけになってくれたらいいなって思いますね」
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窪塚さんの「いま自分が何も考えないで生きていられるすごさ」という言葉、
この映画を鑑賞すると痛感するかも。
今、好きな音楽を聴いていられるコト、好きな絵を描くコトができる生活など
なんて幸せで感謝しなきゃいけないのだろうって。
若くして散ってしまわなければならなかった儚い命…。
誤った思想の下、現実にあった哀しい事実は忘れてはいけない出来事で
伝えていかなければいけないのかもって。
カタログ内の「特攻隊と日本人の精神史」より心に残った文章を抜粋。
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確かに特攻攻撃は非合理的であり、無謀であり、その非難は
論理的に妥当であり反論の余地はない。
しかし、フランス人の記者ベルナール・ミローは特攻隊を
「(略)われわれ西欧人は戦術的自殺行動という観念を
認容することはできないが、日本の特攻隊志願者に無感動のままいることも
到底できない。
彼らを活気付けていた理論がどうであれ、彼らの勇気、決意、自己犠牲には
感動を禁じえないし、また禁ずべきではない」
「彼等の採った手段があまりにも過剰で、かつ恐ろしいものだったにしても
これら日本の英雄たちは世界に純粋性の偉大さというものについて
教訓を与えてくれた。
彼等は千年の遠い昔から今日に、人間の偉大さという
すでに忘れられてしまった使命を、取り出して見せてくれたのである」と
述べている。
また、フィリピンの画家で歴史家でもあるダニエル・H・ディソンは、
猪口力平・中島正の書を読み特攻隊の祖国愛に対する国境を越えた
普遍的な尊敬の念を表し、記念碑を実費で最初の特攻機が
飛び立ったマバラカット飛行場跡に建立した。
最後に蛇足ではあるが、特攻攻撃は無防備な一般市民への無差別な爆死ではなく、
武器を持った敵の軍隊への戦闘行為であり、
アラブ民族が多用する無差別テロとは全く異なることを付記しておきたい。
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