goo blog サービス終了のお知らせ 

また…近いうちに…

ひとりごと…覚え書き…。不定期で 呟いていこうと思います。

ひとりごと

2015-02-27 21:02:29 | 日記
高次脳機能障害がある知人…。
そうとは知らずに、たまたま一緒に活動する中で、あなたにだけ、と相談され、やむを得ず、立場上、フォローせざるを得ない時期がありました。

精神的なフォローはともかくも。
専門的な知識もないこと、家族ではないということ、これらを抜きにはできませんが、それだけでなく、困ったのは、本人が自覚することが難しい障害であること、私だけでなく、活動に関わる周りの方にも協力をお願いしたくても、悪用されたら、と考えると、障害の公表には踏みきれません。
しかも、ご本人は、失敗を極度に恐れます。障害が分かられてしまったら、どうしよう、と、考えてしまうからです。

しかし。
いつも 事が起きてからでないと 問題やトラブルを 予測できないので 結局、予防については、なんのフォローもできないことが多々あり、その度、私もまた、無力感で、つい へこんでしまったものでした。
まさか、と思うことをやるし、えっ?しないの?と思うことをしないんです。
でも、私や周りにとっては、「まさか」と思ってしまうことなので、対応が後手に回るし、結果は本人も自覚できるので、傷ついたり、自信をなくしがちで。

メモを渡しても、書いてもらっても、記憶できる範囲が狭いし、すぐに忘れてしまうそうです。
だから、何度も同じ失敗をすることもあります。

失敗すると「言ったよね」と、親御さんには、子ども時代から言われて育ったからトラウマとのこと。辛いですよねぇ、きっと…。


昨年、私はその方と、離れることができたのですが。

見えない、聞こえない、知らない立場に 私が、遠ざかっただけのことですね……。
最近、心配される出来事があったそうです…。


障害という言葉は好きではありません。
本人も周りの方々も、困らなければ、それは障害ではなく、個性だと思いたいです。
逆に 医療的に障害はなくても、その方の言動で 傷ついたり 非常に困ってしまう方がいるのなら、その場合も、障害と言われる方同様に ふさわしいサポートをしてくれる、しあえる、あたたかな ゆとりのある 人間関係があったらいいなぁ、と、願うばかりです。

それから、これはある方が書かれた文章ですが、会話と コミュニケーションとは違うということ。
コミュニケーションは、お互いに相手の思いとの交流であるということ。
言葉で全てを伝えて 分かり合えるわけではないけれど、黙っていて理解してもらえないことはあるし、共感はできなくても、思いやりの心で、相手を理解する努力があったら、言葉の力が足りない時でも 補えるのかもしれないけれど……。

お友達と違い、活動仲間は、活動が終わってしまえば、人間関係も終了しがちですし、よい方向へ向かえますように、と、祈るのみです。