舞台は1969年の佐世保。いわゆるカウンター・カルチャー全盛の時代。学生運動や反体制ロックをやればモテるんでは?と勘違いした高校生たちが繰り広げるちょっとまぬけな青春映画。原作は村上龍。
しっかりとした理念を胸に反体制運動をやっていた学生が当時どれほどいたのかはわからないが、少なくともこの映画で語られてるのは、
「僕らはモテるために権力に立ち向かい、ロックフェスティバルを開く。日米安保?よくわかんないけど、でもこのままの状態の社会に出ていくよりは女の子にモテてたい!」
とまあ、そんなとこか。最終的な落としどころも結局はそこだし。
脚本も監督も世代的にはずっと若い。観客もおそらく妻夫木ファンの20代が大半だろう。ま、軽く観る映画だね。笑えるかどうかは微妙。爆笑はしないかも。ドタバタコメディって感じかな。ただ、主役の妄想シーンが多いが、それはいちいちおかしい。
また、妻夫木や安藤政信を筆頭に高校生役はちょっとなぁ・・・、というキャスティングも気になることはなるが、でもこれ同世代の若い役者にやらせたら、もっと青臭い映画になってたと思う。妻夫木は熱い役どころだが、それ以外は適度にドライでバランスはいい。
クリームの曲がフィーチャーされてるが、ふーんって感じ。他にもいっぱいあるのに何でクリームなんだろう。ジミヘンやジャニスのほうが象徴的だと思うんだけど、これは監督の好みなんだろうか。それとも原作にあるのかな?
でもクリームの「ホワイト・ルーム」がバックに流れる、オープニングタイトルはなかなかカッコ良かった。
しっかりとした理念を胸に反体制運動をやっていた学生が当時どれほどいたのかはわからないが、少なくともこの映画で語られてるのは、
「僕らはモテるために権力に立ち向かい、ロックフェスティバルを開く。日米安保?よくわかんないけど、でもこのままの状態の社会に出ていくよりは女の子にモテてたい!」
とまあ、そんなとこか。最終的な落としどころも結局はそこだし。
脚本も監督も世代的にはずっと若い。観客もおそらく妻夫木ファンの20代が大半だろう。ま、軽く観る映画だね。笑えるかどうかは微妙。爆笑はしないかも。ドタバタコメディって感じかな。ただ、主役の妄想シーンが多いが、それはいちいちおかしい。
また、妻夫木や安藤政信を筆頭に高校生役はちょっとなぁ・・・、というキャスティングも気になることはなるが、でもこれ同世代の若い役者にやらせたら、もっと青臭い映画になってたと思う。妻夫木は熱い役どころだが、それ以外は適度にドライでバランスはいい。
クリームの曲がフィーチャーされてるが、ふーんって感じ。他にもいっぱいあるのに何でクリームなんだろう。ジミヘンやジャニスのほうが象徴的だと思うんだけど、これは監督の好みなんだろうか。それとも原作にあるのかな?
でもクリームの「ホワイト・ルーム」がバックに流れる、オープニングタイトルはなかなかカッコ良かった。