レディ・キラーズ

スマートではないがなんとかカジノの売上金を強奪することに成功したおバカな犯罪者集団と、それを目撃してしまった敬虔なクリスチャンの黒人老婆。
老婆を買収しようとするが結局うまくいかず、殺害をくわだてるが・・・。

こうやって書くと、なんか普通に面白そうな匂いはするが・・・。しかし観始めて１５分でイライライライライライラ・・・・。とりあえず、老婆に何の魅力も無い。こんなばあちゃん、さっさと殺しちゃえばいいのにと思うほど。というわけで、すでに映画は破綻している。老婆をどう丸め込めようかというのがこの映画の肝であって、そこに何の説得力も持たせられないようではダメでしょう、はっきり言って。
コーエン兄弟のいつもの小手先マジックが暴走気味。舞台が、時が止まったかのようなミシシッピデルタというのも裏目に出てしまっている。緊迫感のかけらもなく、どうにもこうにも。。。