砂の器 2004-07-30 12:47:22 | 映画 原作の素晴らしいところはどこか。それは回り道だらけの捜査にある。刑事の汗を読み手に感じさせ、一歩進んで二歩下がる的に遅々として進まない捜査を見事に語っている。この原作の素晴らしさを映画はそこそこ達成できていると言える。一番の違いは協力者の不在にあるが、これはしょうがないところか。さらに映画が長くなってしまうし・・・。ただそのおかげで冒頭の亀田への出張が全く意味を成していない。