地域のみなさんとともに実現！

　大蔵八幡町の花壇に「水道がなく困っている」との声をお聞きし、
市担当課と交渉の上、水栓が設置されました。

　公園へ抜ける歩道の両側は、市の所有地です。
以前はうっそうとした草むらでしたが、地元の高年クラブの有志のみなさんが
「道路アダプト制度」を利用し、美しい花壇に作り替えました。
　花の世話を交代で行い、楽しい交流と住民の憩いの場になっています。
今では落書きやごみの被害もなくなりました。

　しかし、「近くに水道がなく、タンクに入れた水を台車で運んでいるが大変」とのこと。
さっそく市水道部、土木部に伝え、設置は可能とのお返事をいただきました。
それを受けて地元自治会と高年クラブは連名で市長へ要望書を提出。
交渉により念願の水栓が設置されました。
「重い水を運ばなくてよくなった」「夏前に工事が終わりありがたい」と
地元の皆様に喜んでいただいています！

　道路アダプト制度の花壇に、水栓が設置されるのは市内で初めて。
ほかの団体からも同様の要望があるため、市担当課はこれを機に要綱を作り、
条件が合えば水栓を設置するとしています。 　

※アダプト制度・・・行政と市民が協働でまち美化をすすめる制度のこと。