嵐のような三月議会

2月２７日から開催された明石市議会3月議会は
代表質問、来年度予算の審議も含む重要な議会ですが、
とんでもなく荒れ模様の議会になり、
新聞報道をにぎわせています。

3月議会のダイジェスト

日本共産党は、3月6日にくすもと市議が代表質問に立ち
H24年度予算は「市民幸福度日本一のまち」実現に向けた予算になっているのか
市長の政治姿勢についてただしました。

7日は辻本市議が一般質問で
10年前に実施した東仲ノ町再開発事業（アスピア明石）の
経過と現状から、市が多額の負担をしてきたこと、
今も支援を続けていることを明確にし、
それでも新しい明石駅南再開発事業に踏み切るのかと市長に問いました。

本会議の論戦では、給食方式の議会・検討委員会での議論もなく
保護者、生徒へのアンケートもしないまま
（この間に教職員には教育委員会がアンケートを取っていました）
給食のセンター設計予算が計上されていることへ
複数の議員から追求があり、その結果

和坂車庫の大規模給食センターが唯一の方法、
方式は市の方針を示した、
アンケートは行わない　
という答弁が

給食センターは2か所でも十分可能（！）
方式もこれから議論する
（でも議論の結果センター方式になる可能性が高いので予算は認めてほしい）
アンケートをＨ２４年中に実施する（方式について問うのかどうかは答弁にない）
って変化してきました。

市長の発言に動議がかかり、何度か中断、
終わったのが深夜１１時半という本会議もありました。
発言についての緊急質問も行われました。
不毛な議論は誰のためにもなりません。
市民の皆さんはどうお感じになったでしょう。

追加提案で、市長より　
議員定数削減、特別職の報酬削減、議会男女共同参画条例（クオータ制）
の３つの議案が提案されました。

Ｈ２４年度予算案のうち、
中学校給食センター設計費の減額
スポーツ振興基金の積立額の減額
広報の充実の予算減額
明石駅南再開発予算の減額

この４つの修正案が出され、２６日の本会議で採決が行われます。
これもとても珍しいことです。

２７日の臨時議会の終了まで、息もつけない緊張感ですが、頑張ります。