西川あゆみblog

日本共産党明石市議会議員
*西川あゆみの活動日記*

震災を教訓にして(総務常任委員会報告1)

2012年03月24日 | 活動報告
3月16日、総務常任委員会はH24年度予算についての質疑でした。
私は「東日本大震災の教訓を生かして」という視点で質問しました。

まずは食料の備蓄について。
西川「被災地ではアレルギー対応食やミルクの備蓄がなくて大変な状況がありました。
  アレルギーのある人、特に子どもは、
ぜんそくや重篤な発作を起こし最悪の場合死に至ることもあるため、
  アレルギー対応食の備蓄が必要ですが明石市の対策は?」

防災安全課長「H24年度より、アレルギー対応食を、乳児食を含め備蓄します。
  これを機に、家庭での備蓄も促したいと考えています。」

西川「ミルクについてはどうですか」

防災安全課長「乳児用のミルクもこれまでは備蓄していなかったが
  H24度より備蓄します。アレルギー用ミルクも準備します。」
   (医療用の特殊にものではなく一般的なアレルギー用ミルク)

西川「ミルクは消費期限が短いため、無駄にならないよう
   公立保育所や産科のある病院で大目に在庫を持つ形で備蓄したらどうですか。」

防災安全課長「保育所と相談したが、年間計画で購入していて難しいとのこと。
   備蓄用ミルクは新しいうちに入れ替え
4か月検診に検診に来られた方に配布します。」
   という、おまけのようなちょっと嬉しい答弁がありました!


市の備蓄しているアルファ米の成分も確認。
乳糖は添加されていなかったのですが、
小麦が入っていました。
牛乳アレルギーの方は食べられますが、小麦の方がたべられないですね。

また、避難所の充足と、安全な避難について
「県の災害想定が見直されましたが、市内の避難所は足りているのか

災害時の避難について、市長懇談会では、福祉施設の職員の方から、
『職員だけでは利用者を全員無事に避難させられるかどうか』
高齢化している地域の自治会の方から
『住民全員を避難させることは無理、あきらめています』という悲しい発言もありました。
まずは共助と、市は地域の方にお願いしていますが、
市として地域の方が安心できるような対策が必要ではないか」と質問しました。

防災安全課長は「県の海外想定が変わったが、
小学校、コミセン、公民館などすべて合わせたら、避難所の数は充足しています。
災害時要援護者対策は福祉の方で計画を作成中。
市も啓発や講習会、避難訓練の助言などに取りくむ」との答弁でした。
私は、地域の方が地域のことをよく知っているが、
地域任せにしないで市もよく相談に乗って一緒に取り組んでほしい。
それが安心につながると思う」と意見を申し上げました。

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