西川あゆみblog

日本共産党明石市議会議員
*西川あゆみの活動日記*

ふくらむ総事業費

2013年06月27日 | 活動報告
昨日、明石市中心市街地再整備特別委員会がひらかれ
委員として出席しました。

明石駅前再開発 総事業費10億円アップの
314億円から、324億円に。
工事費は
●4月からの建築資材の高騰 労務単価上昇
●アスベスト対策、管の撤去などに予想より費用が掛かることになった
●バス、タクシー乗降スペースの車道側にも屋根を付ける
このようなことから
資金計画を精査した結果工事費が6億円上がり

補償費が4億円増
●当初は転出予定だった店舗が継続するなどの理由で
 休業補償が4億円増額

ただし、市負担分は増額なし。
床の評価額が2億円下がり、
図書館の床への国補助が5億円出ることで
床の購入費用が7億円縮減でき
工事費の増7億円を吸収できたため、市負担分は変わらないとの説明でした。
ちょうど同額というのが不思議です。

市負担分が増えなくても、国県の負担分も国民の税金であり
再開発事業の総額が膨らむことは大きな問題です。
しかも民間の開発なんですから。
本当に、簡単に10億円アップと言ってもらっては困ります。

材料の高騰などが原因なら、
今後も工事費が増える懸念があるのではと質問しましたが
今後は計画に変更なく基本的に増えないと考える、との答弁でした。

今年2月時点で見込んでいた工事費の増に対し、
県からこれ以上出せない、と言われ
工事費の増分は市が負担することになった経緯も明らかになりました。

そして気になるのはすべての店舗の借り手がつくのか、ということですが
商業スペースや医療モールについては
「民間事業なので情報を公表できない」とお決まりの答弁です。


また、ある委員からは武雄市のように図書館運営にTSUTAYAを
という意見がありました
市側も前向きな答弁をしていましたが、

武雄市の図書館は
貸出カードとしてTカードを利用することで個人情報の流出が懸念され
雑誌は販売のみになって、閲覧出来なくなっています。
文房具の販売や、カフェなど営利目的のサービスが増え、
周辺の店舗に影響が出るなど議会でも問題になっています。
整理券が出るほど人気と報道もありますが、
そんなになっても利用者は困るのでは?

そんなことは本屋さんが自ら投資して
本屋さんとしてされたらいい内容ではないでしょうか。

図書館は教育施設として
司書をしっかりと配置することや
静かな落ち着いた空間で市民が読書や学習に励めることこそ大切。

そもそも駅前のビル4階に図書館は事業費が高額になり過ぎますよね。
地域毎にいくつか西部図書館のような分館を作る方が安価で、
市民にとって利便性が高いはず。

みなさんはどうお考えでしょうか。

再開発事業やその費用、ビル内の公共施設
図書館、子ども子育て広場についても
ぜひご意見をお寄せください!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿