Ayako's wai wai room2003~2015

趣味の自転車生活を始め、日常の何気ない喜びを綴っています。

憧れのイタリアンロードとの出会い

2007-01-15 | 2006自転車生活
初めて乗ったのはかれこれ4年前(2003年9月頃)。友人のROSSIN(ロッシン)が最初でした。

そのときは、「足がつかない~」と言いながら、当時のアパートまでロクさんのママチャリに引いてもらい、部屋の中でも盗まれては大変と鍵をかけ^^;乗っていました。

その後、そのRossinとは結婚による移転前夜、本当の持ち主であるD氏が迎えに来るまでの間、ちょこちょことお出かけしていたのですが、印象はとにかく「軽い」という感じでした。

ただサイズがちょっと大きかったのと、ギアが別名「男ギア」と呼ばれるかっこいい仕様だったため、私の脚力では乗りこなせなかったというのが本当のところです。

そしてトラコンから始まった自転車遍歴ですが、毎年順調に増え続け(苺狩号、はなちゃん、カフェオレ号)ついに「ロードバイクが欲しい病」にかかってしまいました^^;

それでふじーさんの鉄ローに試乗させていただいたり、さんぽさんのBottecchiaに試乗させていただいたり、雑誌Penの記事には特に影響を受けました。

たぶん、ここら辺りから「あー高嶺の花だけど、チネリのスーパーコルサがいいな~」と思っていたのかもしれません。

その後憧れのスーパーコルサに乗っているkimrinさんのお声がけでオフも開催していただいたり。自転車ラックも新設し、これも増えた要因の一つでしょう^^

11月のサイクルモードでも、目が追いかけていたのは細身のフレームばっかり^^;

そして、サイズを知ることで、さらに夢が現実に。やっぱり鉄が好きでは、語っちゃってますね(笑)

じつは、11月25日にとあるオークションで見つけちゃったのですよ。まさに欲しかった私の乗れるサイズのフレーム!!

しかも、憧れのチネリ、スーパーコルサでびっくりして目が点になったのは言うまでもありません。金額を何度も確認してから入札。もうアドレナリンと一緒に大汗をかく一瞬でありました。

オークションは何度か利用していましたが、普通参加費用がいるところ、無料だったため自分の意思で入札できたのも良かったのです。(普段はロクさんにお願いしていました)

オークションのやり取りでは、最初なかなかメールが来なくて、気がついたら迷惑メールではじいていたかもと冷や汗をかく場面もありましたが、相手の希望金額で落札したこともあり、順調にフレームを受け取ることが出来ました。

あとで詳細な入札履歴を確認すると、私の入札前に125件の攻防が繰り返されていました。やはり人気の品であったようです。

そして、フレームから組みたてるといくらかかるのか、数社に見積もりを取り、予算を算出。当初は業者側の言い値で組みたてるつもりでおりました。

が、しかしここは人脈を生かし、相談したところ、あちらこちらから「これあるよ」「これ使う?」「何があとないの?」などなど、普通のお店ではなかなか手に入らない品物を集めることが出来ました。

この時点での私の感想は「さすが苺狩号の兄弟だけあるなぁ」ということでした。

さて、それぞれのパーツがだいぶ集まったところで、はてどうやって組むか?と考えたときに、takiさんの記事で見た「自分でできるロードバイクのメンテ&修理」という本を買ってみるのですが、わからない~。うーん熱が出そうです^^;

というわけで、大切なフレームを傷つけないように&あとあと面倒見のよさそうなお店に持っていくことになりました。そして幸運にも、条件に合う近くのプロショップで最終的にはお願いすることになりました。

2007年1月7日、晴れ。連休ということもあり、今年初ランに出かけようか?ということも最初考えたのですが、荷物を持って工房へ伺いました。

その場でいろいろと打ち合わせた結果、20日までには出来るとのお返事をいただき、支払いを済ませ、あとは出来あがりを待つのみという状況になりました。私はというと、ほっとして気が抜けたからか、風邪を引き、久々に熱を出して寝てしまいました。

1月13日、ついに完成となりました。引き取りに向う途中でもまた汗をかくほどドキドキしました。

当初、デビューは3月かなぁなんて思っていたので、とても早い出来あがりとなりました。ご協力下さった皆様、お知恵を下さった皆様に心から感謝します。

今年も皆と走るぞー!

2006/12/30(土)走り納め南房総オフ

2006-12-31 | 2006自転車生活
2006/12/30(土)
年の瀬も押し迫った30日、今年も高地さん主催の南房総オフに参加してきました。撮影:kobayashiさん海のグラデーションがとってもきれいコースは鴨川→宮→代→上→坂本→西→五十蔵→東→市井原→江見  農村ポタ(多少アップダウンあり)和田浦→大原→白子海岸→千倉  海岸沿いの旧道をつなぎ、国道の1本山側の静かな道へ→千倉林道→畑  低山を分け入り内陸の集落へ→畑林道→道の駅千倉「潮風王国」→千倉  去年と同じパターンで海岸へ、道の駅で刺身を食べましょう全70kmぐらい

今回は参加者も多く最終的にはなんと19名には驚きました(^^)

毎年の事ながら、前日の29日は仕事納め&忘年会。11時に神泉を出て、12時帰宅。準備は28日のうちに済ませていたので、1時には寝ることができました。

朝5:30ごろメールの着信音で目が覚め、寒いなぁと思いつつそろそろと布団から抜け出し着替え。今日はおなかと腰の2箇所にチビホカロンをぺたっ。Tシャツ、ジャージ、ウインドブレーカー、ベストと4枚。下もレーパンの上にウインドブレーカーと同じ素材のパンツを組み合わせ、超あったか仕様で家を6:30ごろ出ました。

表は少し明るく日が差してきている頃で、駅まで走る中、やはり変速機の調子がおかしいことを再確認。今日は見てもらわないとだめだなぁと思いつつ予定通りの列車に乗ることができました。

途中rikoさんのメール。寝坊しちゃった~ということだが到着予定時刻を見ると十分間に合う時間。あれ?私のメモが違っているのかな?と時刻表のコピーで新宿わかしおの発車時刻を確認してしまった。

新宿駅に着くとすでにわかしおの列車が入線しているのが見え、ホームへ。何号車に乗ったらいいのか迷っていると、高地さんから7号車にいますよ。とのメールが来ていて、無事合流。すでに車内には向かい合わせの席が4つ作られていて16人が掛けられるようになっていた。

すでに到着のrikoさんは無事ドトールの買出しにも間に合い、唯一買出しが間に合わなかったのは高地さんが買う予定だった房総料金回数券だった。

今回下調べの段階でこれはお得!と踏んで、私はrikoさんと使う予定で購入していたのだが、その時点ではまだ高地さんたちが使うか確定していなかったため、購入しておかなかったものだ。でも復路に使う予定の分を一時貸しすることで事なきを得た。

Suicaで入場した場合、安房鴨川駅では改札をそのまま通れないため、私のように定期券併用の場合はいったん精算窓口で見せなければいけません。でも精算窓口は混むので、車内で処理をしてもらったほうが便利だとあとで気がつきました。

新宿から乗車のメンバーも10名を越え、さらに秋葉原、錦糸町、と過ぎ、いないメンバーはいつ乗ってくるのか心配しながらガースさんが先頭車両まで探しに行ったりしつつ、無事安房鴨川駅到着。着いてみれば、ちゃんと予定通り&19名という大人数になっていました。

駅で自転車を組み立てた後は、kobayashiさんの輪行袋やrikoさんの輪行袋の取り付け位置などを確認したりしつつ、苺狩号のギアがうまく変速しないのでふじーさんに声を掛けました。

これが固くて動かなかったんです。。。

そこへ通りがかりのさんぽさんにも声を掛け、見てもらうと、ちょっとの時間(ものの30秒)で調整していただきました(嬉)こんなちょっとのことで、走りが劇的に楽になりました^^

しかし、途中の坂道で変速に失敗し2度ほどチェーンが落ちるというアクシデントに見舞われます。

このねじ2箇所の調整が必要らしい・・・

とりあえず、今回はまだ先があるので調整は見送られましたが、次回の課題ができました

先頭の高地さんはいつもより少し早いかな?というペースで走り、一緒についていくと少し足がつりそうになりました。

そういえば、前回kiyonagoさんのオフでも左足だったので、途中の休憩では簡単ストレッチをしながら着いて行きました。ふじーさんからはビタミンBが足らないと釣りやすいということを聞き、これからは食生活も気をつけようと思いました。

途中は初参加の人を含めていろいろな自転車を見ることが出来ました。以前他のオフでご一緒させていただいた事のあるすがのさんとは前回の時よりかなり体型がスリムになっていて最初同一人物だと気がつきませんでしたが、声を掛けていただいて初めて同じ人なんだーと理解しました。鳴島さんといい、なんかバイクフライデー乗りではダイエット流行中なのかしら?(笑)

水仙の甘い香りにさそわれて

和田浦駅ロータリーここでトイレ休憩になりました。駅の中はちょっとした資料館みたいになっているようで、rikoさんが「船盛りだ!」と言ったそれは展示用の木の船でした(^^)ここに来る道すがらには鯨専門店があったり、サーファーがいたりすぐ左手に海を見ながらすすむのでした。

写真ではなんてことがない下りですが、クリートのついた靴ではこんな下りは怖い^^;結局先に下りたおのさん(しせるしじんさん)が手を貸してくださったので、恐る恐るカニ歩きで下りました。

雰囲気のいい林道は次第にジャングルのような姿で足場はゴロゴロと落石やら、小枝が沢山落ちていて、しかもところどころ水溜りもあったりする場所でした。苺狩号はロードより太めのタイヤですがそれでも慎重に走りました。

素掘りのトンネルやらいくつかのアップダウンをすぎると、ようやく千倉の海が見えるポイントまで到着。

下で待ち構えて皆さんの写真を撮っていたら林の奥から聞いたことのない鳥のさえずりが耳に心地よく響いてきました。とっても幸せな気分になりました。
秘伝のたれに漬けられたアラ煮。おいしかったぁ

そして本日のメインディッシュをいただきに幹事が予約まで入れて準備してくれた食堂へ。昨今ニュースになっているノロウイルスの影響で海鮮丼が食べられないとは伺っていたのですがそれに勝るほどの量で、まんぼうのおさしみ、いわしのつみれハンバーグetc・・・とってもおなかがいっぱいになってしまいました。アラ煮に至っては「余るかも」と声が出たほどです。

おなかいっぱいになったあとは、家族へのお土産を買いに階下へ。千葉特産のピーナツせんべい、マオ猫のイラストつき瓶入りびわジャム、大きなおめめはちょっと怖いけど、真っ赤なキンメの開きをこのためにしょってきたマムートのリュックに入れて帰りました。

帰りは出発予告時間を過ぎても現れない幹事と運命をともに鍵をかけられたふじーさんを残して「ゆっくり輪行したい組み」は出発ということに。

さんぽさんを筆頭に高速巡航がはじまりました。高地さんは皆へのお土産を買いに行ってくれていたらしいのですが・・・

そして千倉の駅で列車を待つ間に記念写真を撮ったりしつつ、館山で私たちは乗り換え帰宅の途に着きました。 とてもよい走り納めオフでした。あー楽しかった。

追記kobayashiさんからGPS瞬断対策グッズとしていただいた耳栓を電池の下にひいて使ってみたところ、解決されました。めでたしめでたし

62キロ

2006/12/23(土)渡良瀬遊水地オフ

2006-12-23 | 2006自転車生活
2006/12/23(祝・土)
永井路子旧宅
集合:JR宇都宮線古河駅西口前 10時集合出発コース:古河駅~渡良瀬遊水地内縦走通過~藤岡橋~佐野ラーメン昼食&厄除けお参り~渡良瀬遊水地内散策サイクリング(主に渡良瀬川沿いから東方面)~古河駅16時ごろ解散、希望者で駅近くの丸満餃子店で反省会51km

12月のお天気としては最高予想気温も15度と比較的暖かく、心配していた風もそれほど受けない穏やかな日和でした。

赤羽からひとつ早めの湘南新宿ラインに乗り込み、9:30ごろ到着。古河駅で降りると、手前を歩くさんぽさんと合流しました。

西口へ向うとすでにkiyonagoさんの姿が。さっそく自転車を組み立てて、もう一度駅のほうへ戻り、サンエトワールで渡良瀬あんぱん(1個130円)を買い、集合場所でいただきました。

ここで続々と皆さん登場。初参加の方もいてkiyonagoさんの合図でブリーフィング。出発です。

古河といえば、以前総合公園で行われた桃祭りに来たことがありました。(2005年3月27日の記事参照)

駅から少し進むと永井路子旧家があったりしつつ、あっというまに利根渡良瀬サイクリングコースへと出ることができました。

サイクリングロードから見える風景も広大で、1周どのくらいあるんだろうねぇなんて話しながら進みました。

途中苺狩号のチェーンが落ちるアクシデントもありましたが、無事事なきを得ました(汗

佐野青竹ラーメンの店Ra(ラー)木曜定休

チャーシュウ3枚入り¥800 このチャーシュウがまた分厚くておいしいんです^^

その後テレビCMでもよくやっている佐野厄よけ大師に寄ったり、「影沢医院」や「カトリック佐野教会」など町のレトロな景観を楽しんだりしました。

佐野名物 いもフライ 1本¥70

ラーメンでおなかがいっぱいだったので、rikoさんのを一口いただきました。ジャガイモをつぶして丸め、溶いた小麦粉につけて油でさっと揚げていました。食感はもっちりとしていて、「おなかのすいた中学生が喜びそうなメニューだね」などと会話が飛び交いました。

デザートは佐野アウトレットに立ち寄ってみる予定でしたが、思ったより駐輪場から店までが遠かったので、予定を変更し、渡良瀬川付近のコンビニまで走ってからデザートタイムとなりました。

コンビにでは各自好きなアイスを買って、ぽかぽか日のあたる道でまったり。私はアイスを食べるのが遅いのでセブンイレブン限定商品のピノ4個入りバージョンを買いました。このくらいならおなかにも○

さて、この後ロードのkiyonagoさんとは思えない走りが始まります。(爆)

私は転ばないように集中して水溜りをよけつつ砂利道をしばらく走りました。

でも、コレを見たら思わず・・・。右手の舗装路へ進路変更となりました(嬉)

この後はひたすらまっすぐサイクリングロードを進みます。

せいろくさんと先頭を走っていたらだいぶ後ろと差が空いちゃったので、待機。皆さんとってもにこにこしながら到着です。

旧下野煉瓦(しもつけれんが)製造会社瓦窯(重文)

こんな感じで今はひっそりとしています。

行きに通り過ぎた永井路子旧宅へ

入場は無料で、中を見させてくれたり、お茶までご馳走になりました。

受付のおばあさんは「まぁ、女性なのに自転車に乗ってるの!かっこいいわねぇ」と男性と一緒に走る私たちにいたく驚いているようでした。

今は旧宅の一部が保存復元されていて、あとは庭となっていると教えてくれました。

そして、時間を見計らって、餃子の丸満へ茨城県古河市本町1-2-39 TEL0280-32-3615(12月のお休みは31日。新年は3日から営業)

「今日は自転車の方が多いんですが、みなさんどこからいらしたんですか?」なんて聞かれてしまいました。

ホワイト餃子にも似てるかな。なんとなくシナモンっぽい香りがした

餃子サラダ。にんにくが載っているみたいでぴりぴりとしました

レモンを絞ってさっぱりと

蒸し餃子も熱々でおいしい

これが一番おいしかったなぁ。

これは辛いもの好きのrikoさんリクエスト。ピリ辛だったようです満腹~一人1000円ちょっと(飲み物代別)で十分な量をいただきました!

ここでお土産を1つ買い、輪行解散組みのkobayashiさんと湘南新宿ライン快速で無事帰宅しました。

あーおいしかったぁ&楽しいオフでした。

2006/12/10(日)多摩川オフ

2006-12-11 | 2006自転車生活

サイン会中



2006/12/10(日)


久しぶりにはなちゃんで多摩川です。

先日買った「自転車日記」の著者、一本木蛮(いっぽんぎばん)さんが特別に多摩川オフの開催場所に来て下さると知り、せっかくなのでサインをいただくことにしました。

輪行で二子玉川まで行き、集合場所へ向うとすでに古紙さんがいらしていろいろとお話することができました。

さすが古紙さんのライト装備はすごいな~と眺めつつ、先月ぶりのアンカーで登場のマキコングさんともお話しました。

マキコングさんがおのさんのリカンベントに試乗

ナリニの赤いウエアはファスナーがS字でおもしろい。赤い自転車に合わせたコーディネイトは参考になります。

その後無事サイン会も終了、高地さんの合図でブリーフィングに参加(久しぶり^^;)

待ち合わせのカンさんが見えないのがちょっと心配でしたが、とりあえず登戸まで向います。

はなちゃんでのんびり漕いでも暑い~。思わずロードの加藤さんにも「暑いですね~」と声を掛けます。

登戸でプチ休憩
登戸でカンさんにメールして出発。今日は欠席かな?

ほどほどに休憩してふじーさんの後に続きます。ふじーさんと走るのも久しぶりです。

先月の多摩川に比べるとほとんど風が無くとても気持ちのいい多摩川でした。

昼食を買って、いつもの土手でお店を広げます。あれ?NARUさんでした。ロードがかっこいい~

ここでは高千穂さんにサインを入れていただき完成。私は残念ながら本には出演してないんですが、良い記念になりました。

ここでメールを確認したら、自宅から登戸まで走ったけどみんなに追いつけなかったとカンちゃんからメールが。かわりに同行したマルコメ・パンターニさんがその旨を伝えに府中の昼食場所まで言伝を伝えに来てくださいました。ごくろうさまです^^;

前日大阪から出張で来たというマルコメ・パンターニさんの自転車は急遽量販店で買ったローバーのシティサイクルに、なぜかオリジナリティあふれる部品がついていました。

カンちゃんのMTB姿は次回へのお楽しみになってしまいました。

午後は少し曇ってきたので早々に引き上げ府中本町まで高地さんにひいていただき無事輪行にて帰宅、夕方からの忘年会へと向いました。

腕が久々に筋肉痛です。疲れた~

鹿島鉄道オフ2nd

2006-12-04 | 2006自転車生活
2006/12/3(日)
↑あんこうの口です主催:kiyonagoさん集合:9:00 JR常磐線 土浦駅コース:土浦~石岡 石岡駅10:43発~サイクルトレイン~常陸小川10:58着 常陸小川駅~玉造町駅 玉造町駅~サイクルトレイン~鉾田(ほこた)駅 鉾田(ほこた)駅~大洗海岸(昼食) 大洗海岸~鉾田 鉾田~サイクルトレイン~石岡(解散)

茨城県を走るローカル私鉄「鹿島鉄道」は、石岡駅~鉾田(ほこた)駅間27.2kmを結ぶ鉄道です。

JR側の入り口

鹿島鉄道の入り口

以前rikoさんと乗った小海線と同じように、列車の上には電線がありません。見た目もレトロで聞くと昭和12年に製造されたものもあるみたいです。70歳ですか!

注目は足元の床、なんと木で出来ています。そして乗り心地はスプリングの良く利いたソファーと言った感じでしょうか。自転車はそのまま持ちこめるので、車両の後方にそっと立て掛けさせていただきました。当初石岡から鉾田まで直通の列車で行く予定でしたが、私がのんびり走っていたので1本乗り遅れてしまいました。

駅です↑

石岡から常陸小川駅までサイクルトレインで乗り、小川駅からは線路に沿って駅を見つけながら進みます。小川高校下駅を見ると、まるで田んぼの中に突如駅というか待合所というか、屋根付きのバス停みたいな感じでした。

やがて右手に日本で2番目に大きいという霞ヶ浦が見えてきます。風もおだやかでとても気持ち良く走ることが出来ました。
当初今回はほとんど平地かな?と思っていたのですが、適度なアップダウンもあり、汗をかきかき進むことになりました。そして玉造町駅で温かい駅そばでも食べましょうか?ということで駅舎に寄ったところもうすぐ列車が来るらしいということで、ここからショートカットして鉾田まで再度カシテツサイクルトレインの旅。(本文訂正しました)

あとで気がついたことですが、お得な1日乗車券「鹿島鉄道1日フリー切符」1100円を買っておけば良かったなーと思いました。

玉造町駅はこの時間無人駅でとりあえずホームにある待合室で補給食を食べ、列車に乗りこんでから車掌さんに一言挨拶をして乗りこみます。こーいうのっていまどき無いなぁ。最初に乗った時よりカメラを持った人がたくさん乗っていました。

終点鉾田駅で精算し、いつもは日曜閉まっているらしい売店が営業していたので名物のたいやきを購入。1個100円。あんもたっぷりしっぽまで美味しくいただきます。

鉾田はメロンの産地でもあるようで、メロン狩りが出来る農園への案内板もありました。

さてここからは一路大洗へ。途中鹿島臨海鉄道の沿線も走ります。紅葉が素晴らしく、嬉しくなりながらもカメラを構える余裕も無く進みます。

ついに到着海だ~。右手に鹿島灘、正面にはマリンタワーが見えてきました。

あんこう汁

大洗海鮮市場でみつけた回転寿司屋に入りました。さっそくあんこう汁300円を注文し、那珂湊産の鮭から採れたづけイクラを注文。おいし~。期待が高まります!二人とも無口になりながら次々とお皿を積み上げます。お値段もそれほど高くなく、今度は大人数で鍋もいいな~なんて眺めてきました。

その後市場内をぶらぶらとウィンドウショッピング。磯の香りと、焼き物の香りがとても鼻をくすぐるのですが、胃はすでに満腹。

市場に並べられたあんこうの中には口のはしに赤い尾びれが見え隠れ。あらーあんこうが食べた魚ものそのままに吊り上げられてる^^;こんなのも初めて見ました。

さて時刻を見ると午後3時30分を回っていました。急いで準備して鉾田駅へと向います。

もうここからは沈む太陽とおいかけっこ&正面からの日差しを受けながらの走りとなりました。そして4時を過ぎた辺りで横断歩道を渡ろうとしたとき

「いたたたー」左足が吊ってしまいました^^;とりあえずなんとか歩道を渡りきってからしばし休憩&ストレッチ。

夕方になって急に冷えてきたので水分を余り取らなかったからかもしれません。あと意外と変速機の調子が一日中良くなく、疲れていたことも手伝って、足に無理を掛けていたのかもしれないなーなんて反省しました。

そして、ここからはギアを少し軽くして、kiyonagoさんに所々待っていて頂きながら無事鉾田駅に到着することができました。左手には月が出ていました。

復路のカシテツは少し新型みたいで、床もイマドキのものに近い車両でした。帰りは「季節限定やきいもあん」のタイヤキをkiyonagoさんからお裾分けいただき、終点石岡駅からは跨線橋を渡ってJRへ。JR側から鹿島鉄道のホームを見るときれいなライトアップが見えました。JRの暖かい車内ではぐっすりと眠りつつ家路へと向いました。来年の3月を前に一度いかがでしょう?とても旅情感たっぷりのサイクルトレインでした。