第6位の大きさ-見瀬丸山古墳-

2013-03-22 12:38:08 | 歴史あるトコ-奈良

橿原市から国道169号を一路、明日香方面に走ると、

左側に緑の壁状になった小山が見えます。

これこそ全国第6位の大きさを持つ見瀬丸山古墳

全長318m、高さ21m。

宮内庁の陵墓参考地として管理を受けています。

 

上の写真にも写っていますが柵の中が宮内庁管理。

いわゆる「後円」部分の中心のみに鉄柵が張り巡らされていました。

 

 

江戸末期の陵墓比定作業で、

天武・持統天皇陵とされていましたが、

1880(明治13)年に「阿不幾乃山陵記」の発見で、

両天皇陵は「野口王墓古墳」と判明し、

天皇陵指定は解かれましたが、

後円部上段の一部が陵墓参考地として指定されました。


 

きれいなくびれ

(*ポッ*´∀`p○o゜+。*惚れちゃった*。+゜。o○q

広いです!

これだけみれば、だだの原っぱ!

でも地上15mの高さです!

端まで歩くと、後円部分の小山が小さい!

 

 

1991年、偶然遊んでいた小学生によって、

柵外で横穴式石室羨道への入口が発見され、

その父親が石室内部の写真の撮ったそうです。

蓋近くまで泥で埋まった2つの石棺。


被葬者は第29代欽明天皇とその妃・堅塩媛の説が有力ですが、

欽明天皇陵は檜隈坂合陵に葬られたとされています。

この地は「檜隈」の地ではないといわれ、

その場合、蘇我稲目の墳墓可能性が高いと言われています。

出土品の多くはイギリス・大英博物館にあるそうです。



檜隈坂合陵は・・・・というと明日香村にある梅山古墳が比定されています。


日本書紀に628年に石を葺き、盛り土をしたとあり、

この梅山古墳は、檜隈の地にあり、

葺き石が大量に発見されているためです。



宮内庁管理を受けている参考地の中で、

墳丘に登れる最大の古墳が、見瀬丸山古墳です。

他は濠などもあり、立ち入りは一切できません。

岡山市の造山古墳(第4位)が墳丘に登れる最大古墳です

しかし造山古墳は木々が生い茂り、小山のような感じで古墳という感じは・・・・・・

はっきり言って、ない!

ァ,、,、.....φ(´∀`;q・゜・

この見瀬丸山古墳は木が伐採され、古墳全体が見渡せます。

これは必見です!!







一度、行ってみて

奈良県橿原市 見瀬丸山古墳

 

 



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