マジで、テンションMAX!!でした。
今日、1月26日 日曜日
何も考えず、一人で奈良県明日香村に・・・・
だいたい、一人で動くときは、明日香に行きます。
あすかナビで、「明日香村埋蔵文化財展示室」がリニューアルオープンした、
とあったので、行ってみました。
訪問すると、受付の女性に、
「飛鳥資料館に行きますか? 無料券があるのですが・・・・」
今日まで、飛鳥資料館で「キトラ古墳」の壁画の一部、
「玄武」と「白虎」が特別公開しているとの事。
行きます! 下さい!
とチケットを受け取りました。
飛鳥資料館に入ると、一部のブースが特別展の仕様に。
で、発見!
警備員に守られ、ガラスケースに入った壁画!
思わず、あっちから、こっちから、と
ケースの周囲を回りながら見てしまいました!
「玄武」と「白虎」は、わずか数mmの厚さで剥がされていました。
その技術にびっくりです。
キトラの壁画は、この春、東京で公開されます。
関東近隣にお住まいの方、是非、行ってみてください。
村外に出るのは初めてで、修理が完了したら、
持ち出すのが無理だそうです。
ちなみに上の画像は、A4のチラシをスキャンしたもの。
そしてこの「朱雀」は原寸大です。
近くにあるA4用紙で想像してみてください。
話は戻って・・・・・
警備員さんから「詳しいことはあちらの人に・・・」と言われ、
たぶん、専門職だろうな・・・という方にいろいろ聞いてみました。
「高松塚はキレイに復元されてますが、中は何もないんですか?」
「修復のため、石室ごと取り出してますので、中はないです。」
「じゃぁ、単なる土の山?」
「そうですね(笑)」
「キトラ古墳の前の施設は何のためのものですか?」
「キトラ古墳は、壁画のみを剥がし、石室は残っているので、
石室への通路として、湿度や温度を同じようにするための建物です。」
「キトラ古墳もいずれ、高松塚のように復元されるんですか?」
「平成28年を目指して、今、工事が進んでいます。」
「えっ、でも、そんな土地、ないですよね、あそこ・・・・」
「国交省が買い占めました(笑)」
「高松塚やキトラ古墳の壁画の修復作業はどこでやってるんですか?」
「高松塚古墳のそばにある建物ありますよね。あそこで両方ともやってます。」
「さっき、通ってきました。」
「あちらでは高松塚古墳の壁画修理作業室の公開をしてます。
キトラ古墳の壁画は2点、こちらに持ってきてますが。」
「確か、予約制ですよね。残念です・・・・」
「でも、昨日の段階で、今日の午後の枠に空きがありましたよ。
電話で聞いてみてください。空きがあれば、当日でも行けますよ。」
「マジですか!!」
即効、事務局にTELして、高松塚に向かいました!
で、GET!
指定された時間まで、待つこと1時間・・・・・
高松塚古墳が発見されてから、解体されるまでのいきさつなど、
10分くらいのガイダンスを聞き、作業室へ!
もちろん、ガラス越し。
まさに上のパンプの写真のような状態で、石が!
今回の配置は、見学者から見えやすい位置に、
「玄武」「青龍」「白虎」「女子群像」と並んでました。
いやぁー、思ったより絵が小さいことにびっくり!
高松塚壁画館で見たより、ずっと実物は小さいし、
何回見ても、白虎が分かりにくい!
カビの繁殖を押されるため、
作業室は室温21℃、湿度55%に保たれているそうです。
なので、鮮やかな色彩も、少しくすんで見えます。
平成19年に解体されて、今、8割クリーニングが終わったそうです。
復元ではなく、発見当時の姿に戻すのです。
修理が完了した後は、墳丘に戻す計画だったはずですが、
戻せば再びカビが侵食してしまいます。
なので、今の段階ではまだ未定のようです。
パネルや複製を見るのもいいですが、
やっぱり、本物は感動的です!
またの機会があれば、もう一度みたいですね。
・・・・・にしても、私も携わりたい!!
これは羨ましい!!!
高松塚壁画の修復現場を生で見学できるとは、羨ましすぎです。
やっぱ、こういう面で関西はホント恵まれてますよねぇ
キトラの壁画は東京でもみれるとのことなので、是非とも行ってみます!
滅多に一般に公開されない代物です!
そばで見れないのが悲しいですが、ガラス越しでも大満足できました!
キトラ古墳の壁画は、修理ののち、新設される予定の施設に移されるそうです。(こちらの情報は、UP準備しています。)
なので、関東で壁画が見れるのは最初で最後かもしれませんので、是非行ってみて下さい!
ガラスケースに阻まれているとはいえ、今回、私は10cmくらいの距離で見れました!
ぜひ!
確かにこれも歴史の一部ですね。
修復現場を見ても、湿度も関係から鮮やかさはありませんでしたが、結構くすんでました。