大覚寺統の始まり-後宇多天皇陵-

2013-11-12 22:26:52 | 歴史あるトコ-京都

1268年、わずか8ヶ月で立太子し、

1274年に8歳で、父帝から譲位され即位した

第91代 後宇多天皇

 

在位中に「文永・弘安の役」・・・つまり元寇が起こりますが、

治天の君は父・亀山上皇でした。

 

後深草上皇が自分の血統が皇位を継げないのを不満に思っていました。

後深草上皇は幕府の斡旋をえて、1287年に伏見天皇(第92代)に譲位。

 

後宇多上皇は寵妃・遊義門院が亡くなると得度し、

大覚寺に入寺。

ここを御所とします。

亀山上皇の血統を「大覚寺統」と呼ばれる所以です。

 

 

1324年、大覚寺で崩御した上皇は、

蓮華峰寺の傍山に葬られました。

 

 蓮華峰寺陵です。


ここには母・京極院佶子も葬られ、

父・息子・寵妃の分骨所でもあります。


私が一番好きな陵墓です。

 

 

一度、行ってみて

京都市右京区北嵯峨朝原山町 蓮華峯寺陵



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