GIRAVANZ.J1

さて・・・そろそろ行きますか♪

王貞治

2008-09-24 | Hawks
子供の頃。
初めて好きになったチームは御多分に漏れず巨人だった。
圧倒的に強いチームであり、1番から9番までスター選手。
その中で1番光り輝いていたのが4番ファースト王貞治。

しかし、小学生高学年の時には太平洋クラブライオンズの
帽子を被っていた記憶がある。(恐らく学年で一人だった・・・)
今思えば自分の生まれ育った場所のチームを
応援するってのはこの頃目覚めたんだな。
だが・・・このチームはトコトン弱かった。
さらに身売りされてクラウンライターライオンズになり
ライオンズは西武に売られて埼玉に行っちゃった。

随分たって南海からダイエーがチームを買い取り福岡に拠点が移る。
久々に地元の福岡にプロ野球チームができた。
他のチームで、お払い箱になったような
年棒の高い過去の選手達を寄せ集めて作ったダイエーホークスは
・・・・・やっぱり弱かった。
さらに王さんが就任した時のホークスは最弱だった。
万年Bクラスの弱小チーム。
指揮を取る王さんに対しても
「偉大なバッターだから選手の気持ちが解らんのやろ」
みたいな話をしていた覚えが有る。

だが、秋山や工藤らベテラン勢と
小久保、松中、城島、川崎というホークスの生え抜きがかみ合ったのは
1995年の王監督就任から4年後の1999年。
リーグ制覇→星野中日を倒し日本シリーズ優勝。
ホークスは強いチームに成長した。
歓喜の福岡。
北九州でも優勝パレードしてくれた。

2000年リーグ連覇。残念な事に日本シリーズは長嶋巨人に破れたが
2003年リーグ制覇→阪神を倒し日本シリーズ優勝。
何度と無く胴上げされる王監督。

ソフトバンクに名前が変わって優勝は出来なくても
常に優勝を争うチームであり九州の誇りである。
そして、このチームの選手はみんな口にする言葉。

「監督を胴上げしたい」

福岡ソフトバンクホークスの王監督が勇退する。

福岡を第二の故郷と言ってくれる王さん。
福岡に暮らして幸せだったと言ってくれる王さん。

イチローをして
「ホームランの数や記録だけで“世界の王”と言われているのでは絶対にない。
 人柄、器の大きさ、懐の深さというかね。
 まあ、そういうことが、“世界の王”と言わせているゆえんですよ。
 話をされているときの表情や、あのよどみのない目が、
 真っすぐこの世界で突き進んでこられたことを表現している」
と言わしめる。

驕り高ぶる事も無く自分を見極める。
本物の男の人生。
引き際も潔く。

お疲れ様でした。
ゆっくり休んでください。
そして、ずっと福岡にいてください。

有り難う。
福岡ソフトバンクホークス 王貞治監督。


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1 コメント

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Unknown (いかすみ)
2008-09-26 15:21:24
似たような子供時代ですね
私の場合は、親父が広島の帽子しか買ってくれなかった(笑)のと
身売りするまでクラウンライターライオンズという球団が
福岡県にある事を知りませんでした。
ホークスが福岡以外からも広く応援される(と思っている)のは
強くなった事と王監督の存在が大きいと思います。
第二の王監督を期待することは無理だと思いますが
期待に応え、誇りをもったチームでいて欲しいですね。
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