GIRAVANZ.J1

さて・・・そろそろ行きますか♪

鶴見の名磯「カタヘラ」

2008-12-01 | Fish
1ヶ月前に後輩からオファーが有った大分鶴見の当番瀬「カタヘラ」
当番瀬とは人気の瀬を順番に各瀬渡し船が優先的に渡せる瀬。
公平になるように渡船組合で決められているルールだ。
予約してくれた彼は忙しい男で中々釣りに行けない。
当番瀬は1ヶ月前に予約するのだが行けるかどうかは天候次第。
北西の風に強い大分県南とは言え、冬の海は欠航することも多い。
この日の名磯「カタヘラ」に乗れるだけで幸せだ。

鶴見の当番瀬と言えば、私は過去に「ビシャゴ」「突端西(船間)」
に乗った事がある。

「ビシャゴ」は、その年の台風で養殖イカダが壊れ逃げ出したヒラマサを狙いに。
「いつかは男女群島」の夢の為に手に入れたPROTECH SI 2-53。
BB-X 3000 に4号ライン巻いてハリス3号という太仕掛け。
回遊するヒラマサを何度も掛けたが、持って入ったタモ網が
小さすぎて取り込めなかった。
2号竿が根元まで曲がって3号ラインをブチブチ切られたのは
後にも先にも、この時だけだな。

「突端西(船間)」は明け方に漁師が目の前にサシ網張ってしまい全然ダメ。
船長に言ったら「常連はそれでも釣るぞ!」って逆切れされた。
今後、この船は使わないと心に誓って帰った覚えがある。

当番瀬の良い所は
瀬を予約しているので1時とか2時とかに出船して
夜明けまで岩の窪みでガタガタ震えなくても良い。
のんびり5時出船で10分程度で名磯「カタヘラ」へ。
同行したメンバーは6人。
先端の船着から荷物を上げる。
みんな気合が入っているのだろう。荷物が重い重い。
全長30m標高15m位の大きな独立瀬。
高い所に荷物を上げるだけで大汗かく。

パジェロ師匠と予約した後輩はベストな先端。
残り4名はじゃんけんでそれぞれ四方に分かれた。
最初は半島向きのポイントに入ったが下り中潮1日目なのに全く潮が流れない。
風が強くて釣りにくい。
前日の雨で水潮なのか全層クジラの00が沈みすぎる。
隣にいた農協さんに「釣れた?」って聞くと「カワハギ~」
良いなぁ・・・カワハギ。
この時期のカワハギは肝がパンパンに入ってる。
薄作りにして醤油に肝を溶いて・・・
かなり羨ましいぞ。
最悪クロはいいからカワハギ・・・・

いや、そうやないやろ。

思い直して真ん中のワンドに移動。
ラインが走って合わせると・・・35cmブダイ。
おいおい・・鍋に美味いと聞くがリリース。
釣研のグレ円錐0号に変えてハリス1.5号。
ようやく42cmのクロ。
全層クジラ00に戻して32cmクロ。

昼飯を食べに高台に上がる時両足が攣る。
痛えええええ~泣 担架!担架!
誰か~脚伸ばして~と言っても、みんな釣りに夢中。
仕方なく仰向けに寝て脚をぷらぷらさせながら回復を待つ。

飯を食って後半戦。
風は強かったが外ガイドも試してみようと
BB-X XT 1.2-53 にチェンジ。
30cmクロ。
終了間際に40cmクロ。

今年の夏は鮎にはまっていたから磯は久しぶりである。
やはりクロは面白い。
帰って刺身を食った。
梅雨クロは磯臭さがあるが
やはり寒グロは上品に甘くて実に美味い。
野良猫みっきー嬢も大満足である。


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