先日、不織布マスクが底をついたので
近所の薬局であたらしい不織布マスクを箱買いしました。
なんだかそれだけで幸せな気分になりました。
今度のマスクのつけ心地はどうだろう?
息はしやすいかな?
耳は痛くならないかな?
感染予防効果も高いかな?
など使う前からワクワクします。
そういえば、誰しも日常生活はほとんど変化がないもので、
少しの変化が心に潤いを与えてくれるのだと、
流行りの女性作家が新聞に載せたエッセーにも書いてありました。
その作家にとっては、最近のマイブームは、お風呂に入れる入浴剤で、
毎日違う種類のものを選んで使う、その微妙な変化が楽しいとのことでした。
わたしにとっては、先日の「新しい不織布マスク」が
心に潤いを与える少しの変化でした。
こうやって考えると、人生トータルの幸福感を引き上げるためには
毎日少しの変化をスパイスのようにふりかけていくだけでよく、
そこにあまりお金や時間を使う必要はないのかもしれません。
同じお金を使うのでも、
1度に10万円の買物をすることによって得られる1回の喜び(変化)よりも、
1日に1000円の買物を100回することによって得られる喜び(変化)の方が
幸福感の総量は大きいと思います。
・・・などと柄にもなく、少しばかり哲学的なことを考えたくなるときもあるわたしなのです。