先日のランチタイムでのこと。
あるレストランへ入って食事をしていると
後ろの方からたばこの煙が・・・。
でもテーブルには禁煙席のマーク。
なぜ?とおもって再び禁煙席マークをよくみると、
ランチタイム以外の時間帯のみ禁煙との表示。
つまり、ランチタイムはたばこを自由に吸えるお店だったのです。
でもって再びなぜ?
これまで、お客さんの多いランチタイム限定で
禁煙にしているお店はあっても、
それを逆さにしているお店ははじめて。
会計のとき店員さんに「普通は反対じゃないですか」と
きわめて紳士的に文句を言ってから帰りました。
そのお店は禁煙にするとお客さんが減ることを心配して
かきいれどきのランチタイムだけ禁煙を解除しているのだと
おもいます。
でも、それって完全にお店の視点に立った考え方です。
お客さんの視点に立てば、店内の人口密度の高いランチタイムでは
どうしてもたばこの煙から逃げようと思ってもスペース的に
逃れられない人が多くなるから、より禁煙をすべきということに
なると思います。
また、コーヒーを飲んでいるときよりも、食事をしているときの方が、
他人のたばこの煙によって被る迷惑度は高いと思います。
たしかに、人が多く集まるランチタイムに禁煙にすることによって、
たばこを吸うのを我慢をしなくてはならない人の絶対数も多くなります。
しかし、これだけ受動喫煙による健康被害が声高に叫ばれている
今日において、せめてランチタイムだけでもたばこを我慢することは、
たばこを吸う権利に本来的に内在する制約だと思います。
次にあのお店に行ったときに、禁煙の時間帯が反対になっていることを
期待しています。