網走の社の森に苔むして戦死者祀る忠魂碑たつ
(忠魂碑が立っているのは護国神社なのですが、
戦後76年訪れる人はあまりいないのかも知れません。
私の叔父の名も戦死者の名に刻まれています)
日本地名愛好会が2008(平成20)年に制定。
アイヌ語地名研究家・山田秀三の1992年の命日であり、地名研究家・谷川健一の1921年の誕生日であることから。
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北海道にはアイヌ語由来の地名が多いです。
因みに「網走」という地名は「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地)から出たとも、「アパ・シリ」(入り口の地)あるいは「チバ・シリ」(幣場のある島)などの諸説があって定まりませんが、いずれにしろ「アパシリ」というアイヌ語を漢字にあてたものとされています。
伊能忠敬が北海道の測量をされた時の地図にはカタカナでアバシリとあったのを記憶しています。
それと北海道は本州から開拓で入植された方が多いので、例えば広島県から入植された方が多い場合は「北広島」とか、土地由来の地名が付いています。
市町村名ではなくても地区の名前として残っていたりもします。
近くでは栃木・岐阜なんかもあります。
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網走は刑務所で有名になってしまいましたが、網走市民の多くは曽祖父母が入植してからの市民です。
網走は北海道の機関・オホーツク振興局の所在地ですので官公庁関連の人なんかも多いですね。