えごころ・まごころ

はじめの頃は、絵とかイラストが多かったけど、最近はデジカメで撮った写真が多くなってきたみたい。そんなブログです♪

大阪市立科学館へ行って来ました☆

2009-03-13 | 大阪のええとこ
今年初めての投稿です。今年も宜しくお願いします。三月ですが。(笑)

以前から星空や天体、宇宙などに興味があったのと、中ノ島線が開通して便利になったので、1月に大阪市立科学館の友の会に入りました。今年は、世界天文年ということで、さまざまなイベントが行われています。「ガリレオ~望遠鏡が拓いた驚異の宇宙~」のプラネは、友の会スペシャルナイト企画(特別解説)でも投影がありましたので、2回見ることができました。3月からのイトカワのデモ(HAYABUSA)もすごく綺麗で、宇宙旅行感が満喫出来そうで、今からとても楽しみにしています。

プラネタリウムは癒しの空間、とにかく心地いいです。
天体観測や宇宙の面白いところは、最先端のテクノロジーを駆使し、すごく科学的なのに、星の住所ともなっている星座の名前をたどるとき、豊かな想像力なくしては見つけられない楽しさがあるところです。

もうひとつ。あまりにも広大な宇宙のことを考えようとすると、時間の観念や、空間の観念そのものが急にふわりと重さを無くしてしまう感覚です。早い話が自分がちっぽけにみえてくる。これが、楽しい!

そして、単純に星はきれいです。
見ていて飽きない!
天文学って堅苦しいそうってイメージがあるみたいですが、大阪の科学館はユーモアのセンスもあって、ほんわかしてます。
投影前に映し出される案内画面には、思わず微笑んでしまうひと言が書かれています。(見てのお楽しみ)

プラネが終わったら、展示場へ。
ガリレオの宗教裁判で有名な「天文対話」が展示されています。世界天文年の特別展示なので、今年だけなんだそうです。
ほかにもレギオモンタヌスの「アルマゲスト概要」、「ティコ・ブラーエ著作集」、ホイヘンス「発見されし宇宙世界」、ラランド「天文学」なども展示されています。

そんなわけで、図書館で、本を4冊借りてきました。

カラー版「宇宙はきらめく」 新書サイズで読みやすいし、写真がとにかく綺麗です。まるで宝石のようです。

「宇宙授業」中川人司著 難しい話のはずなのに、すごくわかりやすい。どこから読んでも宇宙のことをすっと頭に描くことができます。お気に入りのページは宇宙エレベーター。アーサー・C・クラークのSF小説に出てくる軌道エレベーターの発想です。

「はい、こちら国立天文台、星空の電話相談室」 文庫 天文台に電話をかけてくる、いたって普通の人たちと、天文台に勤務する人たちとのやり取りが面白い。予備知識がないとあるとでは、こんなに違うのだなって思わず笑ってしまう場面も。

「グリニッジ・タイム」 デレクハウス著 大航海時代、経度の発見は必要急務なことで、経度の発見者には多額の懸賞金がかけられていた。でも実際に発見しても支払われなかった、あるいは額が少なくなっていたとか。ガリレオは木星の衛星の蝕を正確に予想されるのならば、経度の算出に利用できると考えたのだそうです。でも、海上での望遠鏡による木星の衛星の観測は、なかなか困難なことだったそうです。船の上って揺れているものね。
ほかにも、科学者たちの発見のドラマや当時の王室や教会との背景なども詳しく書かれていて、なんでそういう研究をしようとしたのか、がよくわかります。

2月15日、バチカン(ローマ法王庁)では、ガリレオをたたえる初のミサが行われたそうです。






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